五十肩の施術で絶対に見極めるべき状態
五十肩の施術で絶対に見極めるべき状態
今回お伝えしますのは、「五十肩の施術で絶対に見極めるべき状態」です!
突然ですが、あなたは「五十肩」のお客様を施術する機会がおありでしょうか?
施術する機会があって問題なく症状改善のお手伝いができている方は、これからお伝えするお話は必要ないと思います。
ですが、五十肩で困っているというお客様から予約が入るたび、いつもどうしていいのか困っている。
そんな方には施術うんぬんの前に、とっても大切な知識をお伝えいたします。
五十肩のお客様に対して、あなたが一生懸命説明されたことが、お客様にしてみたら言い訳しているようにしか聞こえない、、
そんな状況を作らないために。それではこのポイントをしっかり抑えておきましょう!
■ しっかり状態を確認する
お客さまに「どんな痛み方ですか?」と、確認しましょう。
五十肩の症状は、
違和感(△)
↓
痛 み(×)
↓
鈍 痛(××)
↓
しびれ(×××)
↓
夜間痛(××××)
の順に進行します。
ですから、鈍痛(××)の場合は、関節の動きに制限がきていますし、それを放置すると、しびれ(×××)に移行します。
ということは、五十肩でしびれていたら、発症後時間が経っているということになります。
だから、回復には時間が必要です。このような場合、あなたは困難との戦いになると覚悟する必要があります。
ですから、症状の程度が分かったら
■ 説明は《 施術前 》にする
信頼関係が築けていないお客様の場合、時間がかかることを説明するのは施術前にしたほうがいいです。
施術後に説明すると、お客様には「言い訳にしか聞こえない」ためです(汗)
お客様が問診の段階で「鈍痛」「しびれ」「夜間痛」を訴えたら、その時点ですぐに、
「お客様は重症なタイプなので、治療回数が多く必要です」
と、理由とともにお伝えしてください。それでは今回はこの辺で!
まとめ
五十肩症状の進行について、そしてお客様への説明に関することをお伝えしました。
次回は、五十肩で腕を「前から」「後ろへ」「横から」あげられない時の施術ポイントについてお伝えします。
認定講師:佐藤 潤