股関節の改善<2>
股関節の改善<2>
こんにちは、富山の認定講師 吉田大道です。
今回は、前回お伝えできなかった股関節の症例のお二人の事を書いていきます。
症例①70歳女性 ペンギン歩き
この方、とにかく頑張り屋さんというか無理をしてしまうタイプです。
チョット軽くなったら、無理して動き回ってしまう。そして、少し良くなっていたと思っていたのに、また悪くして戻ってくる・・・
さて施術の内容は、前回までお伝えしたように筋膜リリース、関節調整(パーフェクト整体では骨格リポジション法と表現してます)を行います。
骨格リポジション法では、股関節は球関節なので関節包を1周緩めます。球関節以外の関節でも1周した方が良いのですが。
特に球関節については、1周緩めないとどこかで引っ掛かりが出てきて、 そこを拠点にだんだんと周りが固まってくる、
そんな感じに思えます。 この方の場合、内側面の関節包と内転筋群が硬く施術も大変でしたが、
施術すると4回で変化が表れ始め、10回で杖が取れ、自立歩行可能になりました。
本人談ですが、「もっと早くにここ知っていたらもっと早く治ったかもしれなかったのに・・・」と言っていただけました。
とはいえ、まだまだ卒業とは言えないので、普段の生活での注意事項等を指導しています。
股関節施術は細心の注意を払って!
股関節内側の施術、男性の施術家さんは女性の患者さんを施術する際にはかなり気を付けなければいけません。
事前に、内側面の施術をしなければならない旨の説明、更に陰部に近いので的確に骨だけを捉える事が重要になってきます。
パーフェクト整体を学ぶ前はこんなに細かく施術できていませんでしたし、自信もなかったです。
このブログをお読みの施術家の皆様。自信をもって施術できていますか?もし不安があるようでしたら一緒に学びませんか?
まとめ
今回は、ペンギン歩きの方の施術とその経過の様子を書かせていただきました。
次回はもう一人の方の改善の様子についてお伝えします。
それではまたよろしくお願いします。
認定講師:吉田 大道