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協会公式ブログ

骨盤を施術する時のコツ2<仙腸関節>

骨盤を施術する時のコツ2<仙腸関節>

前回は前置きで終わってしまったため、仙骨+仙腸関節のコツについてのお話になります^^

でもまあこの二つ、切り分けられない話なので好都合といえば好都合、

ここでの登場人物は仙骨と、それを左右挟むようにある“蝶々の羽みたいな”二枚の骨、(?が浮かんだらググってね〜笑)

その連結部分が仙腸関節ですね。

 

ここからこの三つの骨の組み合わせを調整するわけですが、

一つの骨を挟んで左右の二枚の「対」があるんだから、正しい位置を調整しようとするなら、

この二つのバランスが取れるすわりが必要になると思いませんか?

 

なんでこんなこと言うかというと、、自分も最初は仰向けで施術していたけどなかなか効果が出せなくて・・・

パーフェクト整体を習ったら座位を推奨していて『なぜだろう?』と思いました。

 

その理由が、、骨盤の固定が効いて、バランスの取れる姿勢

だって「揃える」ということは、「揃える基準が揃ってなきゃね」ということですもん、

そんな当たり前のことを見落としているから、結果が出てなかったということに気づかされました。

 

そしてその姿勢とは、もちろん『座位』、これで、自分的にはようやく納得できました。

また、座位は「人が活動する姿勢」でもあるわけですから、(もう一つは立位)

その姿勢で調整できるということは後々、かな〜り利点があります。

 

だからパーフェクト整体では、まず立位で検査して、骨盤が対照になる状況を作り

そのまますわってもらってポジションを「仮止め」します。← はい、ココ!!

今日、言いたいポイントは実はここだけ!とはいえ、マジで大事ですから(笑)

 

あくまで仮止めではありますが、当ったり前のお約束〜!ぐらいの意識で、

まずは骨盤が左右対称のすわりをこしらえてから調整します。

そこから仙腸関節を「硬い」か「柔らかい」かで細かく見て、行ったり来たりしながら、

見た目地味〜な作業を繰り返して緩めていきます。

しかし、その行き着く先は、、「あれま!なんと!」骨盤揃うって、こんな世界なのね!(幸)

まとめ 

仙骨、仙腸関節からなる三つの骨の組み合わせを調整する際には、まず立位で検査して、

骨盤が対照になる状況を作り、すわってもらってポジションを「仮止め」する。

そこから仙腸関節を「硬い」か「柔らかい」かで細かく見て緩めていくということをお伝えしました。

次回は「骨盤を施術する時のコツの最終回<腰仙関節>」についてお伝えしたいと思います。

 

認定講師:長井 克夫