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股関節の正常な状態とは?<2>股関節の機能

股関節の正常な状態とは?<2>股関節の機能

今回は「股関節の正常な状態とは?<2>股関節の機能」をお伝えしていきます。

テーマに行く前に!股関節痛などを考えるにあたり、股関節痛の身近な原因について少し知っておきましょう(^^)/

日常的に股関節に負担をかけてしまう動作で多いのが、椅子に座るとき、「足を組む」ではないでしょうか?

(わかっているが…やってしまう(–;)

■ なんとなく、そのほうが落ち着くから

■ 自然とそうなってしまう

■ 足を組まずにいられない ←コレ×

などという理由で、日常的に足を組まれている方が多いと思います。

 

ですが…足組みは、股関節が最も不安定な位置なのです(–;)

後方に脱臼することもあるくらい不安定な位置になります(–;) 日常的に足組みをされている方は要注意!!

股関節の痛みなど出ている方は直ぐやめましょう!「股関節が最も不安定位置」なんだよ!と、、

お客様やまわりの方に教えてあげて下さいね(^^)

 

それでは本日のテーマ「股関節の正常な状態とは? <2>股関節の機能」に入りたいと思います。

② 股関節の機能

正常な股関節の機能を簡単に説明します。

<股関節の機能>

■ 屈曲 → 歩く時の太ももをあげる等の動き

■ 伸展 → 足を後方に伸ばす動き

■ 内旋 → 足を内側に足組みの方向の動き

■ 外旋 → 足を外横ヘ開く上げる動き

■ 内転 → つま先が内側を向く動き

■ 外転 → つま先が外側を向く動き

6方向への動きがあります。

 

6方向への動きが総合的に組みあって働くと、「ぶん回し」運動ができます。

「歩く」「走る」「座る」「あぐらをかく」などといった動作を可能にしています(^-^)

股関節は年齢により、また個人差により、その動きの度合いは違います。しかし、正常な股関節では寛骨臼と大腿骨の頭が、

必ず均一な一定の隙間を保った状態で動いています。

変形性股関節症の症状 

このように股関節は、正常な状態では寛骨臼と大腿骨の頭が、均一の隙間を保った状態で動くものです。

「変形性股関節症」とは、何らかの理由により股関節の隙間が均一でなくなったり、寛骨臼が浅かったりして、

次第に股関節が変形して痛みを伴う症状を言います。なので!始めにお伝えした「足組み」長い期間する事で、

変形性股関節症の原因になる可能があります(–;)

 

生まれつき股関節の動きが悪いなんて言ってる方も多いですが、

自ら壊していかないように気をつけて生活して行きましょう(^^)/

まとめ

股関節の機能には6方向あり、「歩く」「走る」「座る」「あぐらをかく」などを可能にし、

「変形性股関節症」についてもご説明しました。

次回は、「なぜ?股関節が痛くなるのか?その理由について」をお伝えしたいと思います(^^)/

 

認定講師:小林 俊彦