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なぜ?股関節が痛くなるのか?その理由について

なぜ?股関節が痛くなるのか?その理由について

今回は「なぜ?股関節が痛くなるのか?その理由について」をお伝えします。

股関節痛などの股関節症状では、股関節周囲の筋肉がギュウッと緊張していることが考えられます(–;) 

お尻の筋肉や筋肉を包む筋膜が硬くなっています。硬くなる筋肉の代表格は「深層外旋六筋」です。

深層外旋六筋ってなに?

・深層外旋六筋

(しんそうがいせんろっきん)お尻の深い位置にある重要な筋肉です。

■ 梨状筋(りじょうきん)

■ 内閉鎖筋(ないへいさきん)

■ 外閉鎖筋(がいへいさきん)

■ 上双子筋(じょうそうしきん)

■ 下双子筋(かそうしきん)

■ 大腿方形筋(だいたいほうけいきん)

6つの筋肉群の総称になります。

 

深層外旋六筋は主に股関節を外旋(爪先を外向き)にさせることに、大きく関わりがある筋肉群です。

この筋肉がギュウッと硬くなると、坐骨神経痛になる原因の1つになります(–;)

そして、筋肉や筋肉を包む筋膜が硬くなった結果、

筋肉や筋膜より深い部分の関節まわりの靭帯や関節包も固くなって行きます(–;)

関節包 ・靭帯ってなに??

「関節包」とは、関節を包んでいる袋状の膜のことで、 骨と骨をつなぐ部分です。骨に一番近くて深い、強い膜が関節包です。

更に、関節包を包むようにあるのが靭帯で、靭帯は、関節の運動を滑らかにしたり制限したりする、

強い弾力性のある線維状の組織が靭帯です。つまり、関節と関節の隙間が狭くなるということで、

均一な隙間が無くなり関節が動きづらくなります。

 

そして、股関節の動きの制限が大きいと痛みも大きくなる傾向があります(–;)

なので、施術は、股関節周りの筋膜をリリース、関節包を広げる操作していくことになります。

まとめ

深層外旋六筋は6つあり、関節包と靭帯についてもご説明しました。

次回は、「施術のチェックポイント<1>臀部・鼠径部の痛み」をお伝えしたいと思います(^^)/

 

認定講師:小林 俊彦