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協会公式ブログ

お尻が痛い ・ピリピリする・ビリビリと痛む時の施術ポイント

お尻が痛い ・ピリピリする・ビリビリと痛む時の施術ポイント

今回で最終回です。「お尻が痛い ・ピリピリする・ビリビリと痛む時の施術ポイント」についてお伝えします。

梨状筋から浅部に出る部分の坐骨神経が、圧迫される場合 

深部から浅部に出る部分で圧迫されることが、坐骨神経痛の原因になる場合があります。

 “この原因は2つ考えられます”

 ① 仙腸関節の動きが制限された場合

(仙腸関節→背骨の下部にある仙骨が、骨盤の左右の腸骨と組み合わさってできている関節です)

坐骨神経は、腰椎(腰の骨)の方から出た神経が集まり、太い坐骨神経の束になり、梨状筋の間から表面に出て来ます。

坐骨神経として合流する部位は、仙腸関節の前面部分にあたります。

 

そのため、仙腸関節の動きが制限された場合や、仙腸関節が固着して動かない場合に体を動かすと、

坐骨神経が圧迫され痛みが起こることがあります(–;)

これが、仙腸関節の動きが制限された場合の坐骨神経痛です。 

“仙腸関節が動かないと”体を前屈した時や足を組んで腰掛けた時に、その体位変換による刺激や圧を仙腸関節で

吸収することができません。

 

なので、仙腸関節の前面で痛みを感じてしまうのです(–;)

仙腸関節が動かないときの特徴は、体位変換時に苦痛」を伴うということです。そのため、

■ 朝起きてすぐに動けない

■ 寝返りを打つのが辛い

などの症状を訴える坐骨神経痛の場合は、仙腸関節が原因なのです。

② 梨状筋が原因のお尻の痛み

坐骨神経は、腰椎(腰の骨)の方から出た神経が集まり、太い坐骨神経の束になり、梨状筋の間から表面に出て来ます。

坐骨神経がこの梨状筋を通過する部分に何か問題があると、梨状筋が原因のお尻の痛みになります。

何らかの理由により、梨状筋が坐骨神経を圧迫して起こる坐骨神経痛が”梨状筋が原因のお尻の痛み“です。

では、梨状筋が原因のお尻の痛みになってしまう理由として 、どのようなことが考えられるでしょうか?

梨状筋の走行から見ていきましょう。

梨状筋は、仙骨(骨盤の中心にある骨)の外側面から、そのままほぼ真横に走って大転子直上に着いてます。

お尻にある左右の梨状筋は、骨盤・股関節(大転子)にゆがみがあると、梨状筋の緊張の度合いが左右で違ってきます。

すると、緊張した梨状筋の間を通過する坐骨神経が圧迫されてしまうのです(–;)

梨状筋が原因のお尻の痛みは、坐骨神経が表面に出てきてからの痛みなので、お尻そのものが痛い、

・「ピリピリ」する

・「ビリビリ」する

という訴えになります(–;)

また、他者が梨状筋を圧迫すると、とても痛むという特徴があります(–;)

 

今回は、坐骨神経痛で代表的な「お尻が痛い ・ピリピリするビリビリと痛む時の施術ポイント」について

書かせていただきましたが、太もも・スネの痛みなどが出るケースも多々あります。

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理屈に沿った具体的な施術方法(動画付き)も学べます。

 

次回からは、野々村認定講師による【 膝 】をテーマしてお伝えしていきます

あなたにとって少しでも知識力UP・施術のヒントになると嬉しいです(^^)/

お読みいただき本当にありがとうございました(^^)/ 未来へGO!    

 

認定講師:小林 俊彦