blog

協会公式ブログ

【 鵞 足 】の触診のコツ!について

【 鵞 足 】の触診のコツ!について

さて今回は、「【 鵞 足 】の触診のコツ!」についてお伝えします。 

前回は〈浅鵞足〉を構成する、縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱は、それぞれバラバラに別けられる!

ということを、お伝えしました。

 

では、実際に、この <3つの腱 >別けるとなると、腱と腱との境目が分からないと話になりませんよね。

『いやいや、それができたら苦労しないよ!』と思いました。わかりますよ!その気持ち!

僕自身、パーフェクト整体を習い始めた頃は、『そんな境目が分かるの一部の天才だけやろ!』と思ってましたから。

それでも、ああでもない…こうでもない…と、試行錯誤繰り返しながらずっと練習を続けたんですよね。

すると、初めは、

『こんなん分かるか!』と思っていましたが、

   ⇩⇩⇩

『あれ⁉ここに境目あるかも?』(いや、勘違いかな?)

   ⇩⇩⇩

『やっぱりここに境目がある気がする!』

 と次第に感覚をつかめるようになり、今では、『ほらほら、ここに境目あるじゃん!』とお伝えできるほど成長できています。

そんな僕から、筋肉や腱の境目を触診できるようになる【とんでもないコツ】お伝えしましょう!

そのコツとは···

【分かりやすい所から触る!】

ということです。

『なんじゃ、そら!?当たり前なこと言うな!』と思いました?

 

でもね、僕だけではなく以外と多くの先生方が、わざわざ触るのが難しいところから、触ろうとするんですよね。

〈浅鵞足〉の場合だと<3つの腱 >同じもののように書いていますが、実際にそれぞれの< 腱 >触れてみると、

触れた感覚は3つとも全然違います。

■ 縫工筋の < 腱 > は、薄く・のぺっとしていて慣れないうちは、境目が分かりずらい。

■ 薄筋の < 腱 > は、コリコリした線維質なものがあります。特に悪さがあるときは!

■ 半腱様筋の < 腱 > は、膝裏だとギターの弦のようなハッキリしたものがあります。

この <3つの腱 > の中でダントツに分かりやすい< 腱 > は、、半腱様筋の < 腱 > です。

鵞足を触診するようにお願いすると、なぜか多くの先生方は、(僕も含めて)表面の脛骨内側にある縫工筋や薄筋の

分かりずらい < 腱 > から一生懸命探し始めます。

 

そして、『わからん!わからん!』と次第に苛立ち始め、分からなすぎてあきらめる···といった、

迷いの迷宮に自ら足を踏み入れるのであります。こんなことにならないためにも、

分かりやすい所から追って行けばいいんです!

 

では、みなさん、体育座りをして、曲げた膝裏に指を当てて、膝裏をなぞってみてください。

すると、内側と外側にギターの弦のようなハッキリとした< 腱 > を感じることができるはずです。

その内側の < 腱 > が、半腱様筋の < 腱 > です。

今度は、その < 腱 > を一本の弦を掴むようにピッとつまんでみましょう。

けっこう簡単につまめるはずです。つまんだ < 腱 >を離さないようにして、膝裏から少しずつ表側の鵞足の方へ

たどって行きましょう。始めは難しく感じるでしょうが何度も練習しているうちに、感覚がつかめて来るはずです。

半腱様筋の < 腱 > が、鵞足部分まで追えるようになったら、ここを 基準 にして

1つ上のコリコリした薄筋の < 腱 >

⇩⇩⇩⇩

さらに、その上が縫工筋の < 腱 >

※ 縫工筋の < 腱 > は、かなり分かりづらいです。
しっかり触診できるようになりたい方は、一度、リアル講座に参加してみてくださいね。

 

というように、1つずつ順番にたどって行きましょう。あとは、練習あるのみです!ぜひ、試してみて下さいね。

他にもカラダには、目印となる骨や筋肉があります。この目印となる分かりやすい所から触り慣れて、

そこを 基準 にして、分かりずらい場所を触診できるように、練習を重ねてみてください!

まとめ

さて、【膝の痛み】についてお伝えしましたが、めちゃくちゃ初歩的なことだけお伝えしました。

また、機会があれば、色々お伝えしようと思います。

次回からは、吉田認定講師による<足関節>について、お伝えしていきます。 ぜひ、お楽しみに!

では、また!

 

認定講師:野々村 淳