blog

協会公式ブログ

骨格リポジション法についてもう少しお話しします

骨格リポジション法について(2)

今回で、私の「手」ついてのお話は最終回となります。

本当は手について、もっと詳しく書きたいのですが、少し抑えながら書いています。

だって、自分と同じような過ちを犯してほしくないからです。

 

以前、私は、常連の患者様に、聞きかじっただけの技術を試して手痛い失敗をしました。

この記事を読んで、実際にやってみようと思う方は、年2回の本講座やオンライン講座を受講されると良いと思います。

おすすめオンライン講座:

「筋膜・基礎のキ」
https://perfectseitai.co.jp/lp/present/

「脳脊髄液(CSF)・基礎のキ」
https://perfectseitai.co.jp/lp/csf-opt/

「骨格診断・基礎のキ」
https://perfectseitai.co.jp/lp/boneopt/

 

昔の自分は、筋肉の名前すらわかりませんでしたし、起始・停止なんて難しすぎて・・・

実際、セミナーでは皮膚の上から筋肉の起始停止を水性ペンで書いてもらいます。

大抵の人は、正確に書けないので、やっぱり触れるのは難しいのだと思います。

でも、勉強熱心なあなたのために「骨格リポジション法」についてヒントをもう少し書いてみますね。

治らないのは?関節の隙間を開けてないから

どんな関節操作でも大切なことは一緒ですが、手首も同じです。関節には、一定の隙間があります。

隙間がない関節は、固くて、詰まっている感じが術者に感じられます。

拇指のばね指などでは、多くの場合、隙間がなくなるどころか、手根骨に中手骨が乗り上げていることがあります。

 

関節が正常な場合、関節の位置はよくわかりませんが、異常のある関節は逆に、ゴツゴツしているのでよくわかります。

それを、健側の関節の隙間と比較しながら隙間を均一にしてゆきます。どうやって?

軟部組織をどかして、骨だけをティッシュプルします。えっ?

 

手根骨に対して中手骨を、体を使って遠位に誘導し、動きやすい方向に持ってゆき、

緩みを感じたら、関節の隙間を均一に保ちながら動かない方へ持ってゆくと、、ふぁ?

さっきまで動かなかった関節に動きがつき、症状が改善されてゆきます。書いてしもた・・・

 

関節の隙間を開けるにはコツがあります。パーフェクト整体では、体での操作は必須ですが、

文章や動画ではなかなか伝えられないところです。

この記事を読んだだけで、なんでもできるようになったらみんな大繁盛ですから。

 

しかし実際は、どんな手技でも練習が必要です。そして、その前にインプットが必要。

セミナーでは、体を使った時と、手だけを使って手技を行った場合の違いもしっかりお伝えしています。

しっかり検査ができて、体を使って施術ができるようになると、口コミや紹介で来られる患者さんが自然と増えてきます。

おかげさまで、新しいお店も紹介がほとんどです。今のやり方が不安で、自信がなく、施術の軸を確立させたい

と思っているあなた。貴重な時間は、取り返すことができません。セミナーで待ってますよ〜

まとめ

「骨格リポジション法」についてもう少しヒントをお伝えしました。今回で、私が担当する「手」については最後になります。

次回からは清水認定講師による「バネ指」についてのお話をお伝えしていきます。

 

認定講師:上杉