坐骨神経痛へのスーパーテクニック
坐骨神経痛へのスーパーテクニック
こんにちは、兵庫県の認定講師の森鎌です。本日のテーマは坐骨神経痛です。
名前からして仰々しい字面いったい誰が名付けたのか、、、私の院ではほぼ毎月1人は来院があるおなじみの症状です。
先日も問い合わせがありました。
歩くのも辛いが、座ってるのがとにかく辛い
その方の状態は、右のお尻から太もものにかけて痛み・しびれがあり、特に座っている時が辛いとの事でした。
歩いている姿もびっこを引くような感じで、見るからに具合が悪そうです。よくあるパターンですね。
坐骨神経痛の方が来たら
こんな時、一撃で治すスーパーテクニックを披露したいわけですが、
坐骨神経痛に限らず、神経痛というやつはだいたいやっかいなので、そんなにすんなり良くなったりしないです。
すんなり良くなったりしないです。
でもお客様としてはとにかく痛みが強いので、今すぐ何とかしてくれって来る訳なんですよね。
あんた整体の先生なんだから、これぐらい一撃で治してしまうスーパーテクニック見せてくれよと。
無茶言うなと。無茶言うなと。
神経痛にまで悪化させてきて、そんな都合の良い手法なんてないだろう。と内心は思う訳なんですが。
P整体ではこのような症状の方にどのような方法で施術するのか!?
P整体での坐骨神経痛での施術
実は坐骨神経痛だからといって、専用のテクニックがあるわけではありません。
普通の腰痛や肩こりで来られる方の時と同じように、
①立位で骨盤の状態をチェック
②坐位で仙骨・仙腸関節・腰仙関節を調整
③股関節・膝関節・足関節の順に調整
④脊柱から上も同様
え!それだけ? あ、はい。だいたいいつもこんな感じです。 地味ですねー。 すみません。
一発で坐骨神経痛を治すスーパーテクニックは?
ありません。(笑)
ただその上で、殿筋や大腿・下腿の筋群で神経の走行を考えながら、硬くなっている所などを探します。
・実はヘルニアって事はないか
・臀部、特に梨状筋はどうか
・坐骨の硬さや大腿方形筋・ハムの起始部はどうか
・腸脛靭帯はどうか
・膝窩や下腿骨間膜はどうか
もしこういった所に何かあれば、そこを重点的に緩めます。
今回の場合は問診の時から座ってるのが辛いと聞いていたので、坐骨周辺が何かあるのだろうなと思っていました。
結果的には、座った時に坐骨が座面に突き刺さる程硬く大腿方形筋とハムストリングスがカチカチになっていました。
ああ、絶対これだと思って何回かに分けて緩めていきました。そこの硬さが緩むにつれて痛み・しびれも落ち着いていきました。
地味な上に毎回の施術時間もそれなりにかかるので、短時間でサクッと治る魔法のスーパーテクニックを
探している先生には向きませんが、じっくり派の先生はP整体はおすすめの手法です。
まとめ
今回は、「坐骨神経痛へのスーパーテクニック」という仰々しいタイトルをつけておいて、
実はそんなものはない、いつも通りするだけ。という話をお伝えしました。
期待して最後まで読んでくださった方、ごめんなさい。けれど、確実な手法です。
読んでいただき、ありがとうございました。
認定講師:森鎌 丈雄