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協会公式ブログ

病院での最新バネ指治療について

病院での最新バネ指治療について

今回は、病院での最新バネ指治療についてお伝えしていきます。

最近、手の平のMP(中手骨と基節骨) 関節の所を3ヶ所手術した方が来られました。

他の手を触ってみると、今後、4か所目、5か所目も手術になりそうな箇所がありました。

一度バネ指になるような生活をしているという事は、他の指にも再発する可能性があります。

もし、施術して手術にならずに改善できれば凄い事ですね。

 

病院での治療は、使いすぎを防ぐ為にサポーター、注射、最後には手術をするという流れです。

手術後には包帯をして、2週間ほど水に漬けないように過ごします。

最新のばね指の手術は、針で癒着した腱鞘を開き、その日から水を使う事が出来るようです。

リンクを載せておきます。
https://www.dr-navip.jp/search/detail/news/detail?entryNo=1407&facilityNo=3724

まだ一部の病院でしか出来ないようですが、この治療を受けた方に話を聞くことが出来ました。

 

40歳位の男性の方ですが、ウエイトトレーニングをずっとやっていて、右手小指がばね指になったそうです。

気になる手術後の経過ですが、1か月経過しても、腫れが残り、しっかり握る事が出来ないとの事でした。

手術前や手術後にも施術をしておくと、その後の回復が良くなりますよ。

悪くなった原因の所だけ良くして、生活もそのままなら、同じような事が起きても不思議はありません。

 

さて、最高の治療とは、予防だ、という言葉を聞いた事がありますか?正しくそれは、私達のお仕事の事だと

思いませんか。ばね指について今回お伝えしていますが、腱鞘炎や突き指、手根管症候群、その他の疾患についても

効果を出すことができます。

まとめ

病院での最新バネ指治療について、実例を交えてお伝えしました。

次回は、なぜ、ばね指が起きるのかについて詳しくお伝えしていこうと思います。

 

認定講師:清水 剛