股関節の症例<2>
股関節の症例<2>
こんにちは、富山の認定講師吉田大道です。
本日は前回から引き続き、股関節の症例をお伝えしていきます。
このメルマガをご覧になっている方は様々と思いますが、施術家の方の中で
ペンギンの様にヨチヨチ歩きの方や、トレンデレンブルク跛行されている方が来院されている
という先生はおられますでしょうか?
なぜ、そのようになったのかは不明ですが、自分なりの考察を記載します。
歩行不良となる原因は?
まず、股関節の動きは球関節なので、他の関節と比べ自由度が高く、可動域も広いです。
なので、動きにくくなるのは股関節の中で何かしら問題がある・・・そんな風に考えますよね?
自分も、パーフェクト整体を学ぶ前はそうでした。しかし!股関節だけの問題ではないことが多いです。
その証拠に、股関節周りが悪い方に共通して出ている症状があります。
それは、仙腸関節のずれです。
ひどい方は、服の上からでもわかるくらいに、骨盤周りがゴツゴツというかブヨブヨしています。
そして、触診してもホネホネ感があります。ホネホネ感とは触診してゴツゴツしている状態を言います。
パーフェクト整体では土台である骨盤を最初に調整
さて、パーフェクト整体ではまず、土台である骨盤を調整するので、仙腸関節は必ず見ます。
そして、仙腸関節が歪むということは、腸骨、仙骨が歪みます。
そうなると、腸骨、仙骨から大腿骨についている筋肉が緊張します。
筋肉の緊張状態が続くということは、関節の動きが悪くなり、さらに使い続けると変形にもつながると考えます。
もし、違うご意見があれば是非ともご教授いただきたく思います。
まとめ
今回は、歩行不良を示す人に共通する所見として、仙腸関節のずれがあることをお伝えしました。
それでは次回は「調整編」をお伝えしようと思います。よろしくお願いします。
認定講師:吉田 大道