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協会公式ブログ

失客を防ぐリピートの極意

失客を防ぐリピートの極意

こんにちは、認定講師の上杉勉です。 

前回の、「第51期本講座に参加された方から、メルマガの感想が届きました」の続きです。「伝えること」についてのお話です。

 技術セミナーにでていても、リピートが取れない方は、技術を追いかける前に、この視点が欠けているかもしれません。

 リピートでお悩みの方はぜひ最後まで楽しんで読んでくださいね。

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 頂いたメールを抜粋しますと(本人了承済み)

 「強もみ対策ですが、マッサージ店のお客様の立場になって考えますと

疲れて空腹で、甘じょぱい味の濃い料理が食べたい時に、「それは体に悪い」からと薄味の料理をお出ししても

満足されないのは当然ですので、先ずはお望みの濃い味のお料理をお出しして

お腹が落ち着いてうとうとされた辺りから薄味にしていけば、どうかと考えています。

ポイントは、どのようにすれば短い時間で濃い味から薄味にして満足いただけるか、

と言うことかと思いますので、アレコレ試行錯誤してみます。」

 

全くそのとおりですよね。私もそうすると思います。

 (※ちなみに、パーフェクト整体は薄味ではありません。例え話でこうなっていますが念のため。)

 そして、患者さんがまだ眠っていなければあることを行います。さらにそこから、リピートに繋がればなお良いですよね。

クイズ それはなんでしょう?

 ヒント  「◯えること」

 この仕事って、技術があればなんでもいいというのではなくて、実はお客様は、

先生のコミュニケーション能力、雰囲気など、全体の人間性をみて、また来ようか、もう来るのをやめようか決めています。

 いくら技術が良くても、なんかいやな感じがしたらもう二度と来てくれません。

 大事なところですね。 また、会いたいなあと思ってもらえる人には共通点があり、

その一つが相手の立場に立って考えることができるということです。

 メールを下さった方はこの辺はバッチリできてますので、次の文脈に進めると・・・

 「どのようにすれば短い時間で濃い味から薄味にして満足いただけるか?」

 そして、そこから更に進んで、今回満足していただけるだけでなく、どうしたら、次回も来てもらえるか?

 私なりの結論を出すとすれば、 

「相手のことを思って、ちゃんと言葉で伝えること。」

 大事なのでもう一回。

 「ちゃんと言葉で伝えること。」

 さっきのクイズの回答となりますが、それは「伝えること。」となります。

 この仕事、真面目で優しい先生が多いので、言葉にするのが苦手な方が多いです。

 施術の説明だけでなく、リピートに繋げられない方も、このあたりが漏れている可能性があります。

 実は、私もその一人で人前で全然喋れなかったんですよ。・・「ほんまかいな?」(兵庫代表 森鎌認定講師の声が・・・)

 でもちゃんと伝えないと、あなたのお客様への素敵な思いって相手に全然伝わらないんです。

 だからちゃんと伝えます。いえ、最初は下手でもいいから「伝えます。」

 濃い味の料理を出した、よし!ここから味変するぞー! こんなときは、ちゃんと味変する理由を相手に伝えます。

 「それでね、強もみってあんまりやりすぎると、毛細血管や筋肉がわずかな傷を受けて炎症を起こします。

なので以前より柔軟性に乏しい、硬い筋肉になってしまうんですよ。」

 「えーっ、そうなの?知らなかった!」

 「けれど、パーフェクト整体の深層筋膜リリースって筋肉を押さないから筋肉に優しくて

そのうえ深部までリリースできるから、効果が高いんです!」

 「へーっ、そうなの?」

 「もし興味がありましたら、少しやってみましょうか?

 お客様の場合は、ここがこんな風になってますから、ここをこんな感じでリリースすると、どうですか?」

 「あ!なんかいいね。じゃあ、また次もあなたにたのもうかな。」

 (店長は、ニコニコ)

 こんなふうにうまくいくかはわかりませんが、何も伝えずに、いきなり味変するより

現状となぜ味変するか理由を伝えたほうが、顧客満足度は高くなります。

 パーフェクト整体本講座では、こうした各講師の生の現場で培われたリピートトークなども交えながら講座が進んでゆきます。

 リピートがちょっと苦手の方は、お客様の頭の中の「?」を解消するように最初は下手でもいいから伝えてくださいね。

 整体師では当たり前のことでも、お客様は、意外と体について何も知らないことが多いです。

 基本的なところから伝えていくと、徐々にあなたへの信頼感が生まれてきますよ。

まとめ

 今回は、リピートには「伝えること。」がとても重要だということをお伝えしました。

パーフェクト整体では、技術だけでなくリピートや経営の基礎の基礎からお伝えしていますので、

技術と経営、両方知りたい人はぜひ勉強会に参加してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

認定講師:上杉 勉