距骨下関節(距踵関節)調整法のコツについて
距骨下関節(距踵関節)調整法のコツについて
今回は「距踵関節(キョショウ関節)調整法のコツ」についてお伝えしようと思います。
まずおさらいです。距踵関節ってどこ?下の図を参照してください。
足関節内反捻挫を起こす際に、距腿関節も捻じりますが、距踵関節も捻じっていることが多いです。
ですので、足関節捻挫を施術する際は、距踵関節も診ないとだめですよ~
関節の動きは、鞍状の形をしていますので2方向に動きます。そして、一番最初に荷重がかかる関節です。
ですので調整には多少の力技になるのですが、パーフェクト整体創始者の片平は女性ですので、
女性の先生にもちゃんと出来ます。話は戻しまして、施術前に、よく踵の形を観察してみてください。
立った状態で、体の後ろから足を見た際に、アキレス腱からまっすぐ踵が見えているのならOKですが、
踵が内側、もしくは外側に捻じれて見えるそんな方いますよね?捻じれて見える方は、要調整です。
さて、調整方法ですが、他の関節同様、隙間を均一にするのですが、距踵関節は牽引してもびくともしないことがあります。
そんな時は圧縮をしてみましょう。そして、関節の動きやすい方、動きにくい方をみつけ、動きやすい方で2~3秒待って、
動きにくい方へ誘導。途中動かなかったら、待つ!この時の動かす軌道は鞍の形を意識して動かさないとダメです。
文章で書くとこんな感じです。
この関節を取り残すと、のちのち、膝痛、腰痛の原因にもなりますので、しっかり調整した方が良いでしょう。
以上が距踵関節の調整法コツでした。
まとめ
距踵関節の調整法のコツを写真を交えてご説明しました。
次回は「ショパール関節捻挫とリスフラン関節捻挫」についてお伝えします。
認定講師:吉田 大道