外反母趾について

外反母趾について

足関節がテーマですが、脚のお悩みで多いのが外反母趾と思われるので、

今回は「外反母趾」についてお伝えしたいと思います。

女性の方で外反母趾に悩まされている方は多いと思います。多くの原因は、やはり靴です。

 

ビジネススーツにピンヒールで颯爽と歩く女性はかっこいいですよね。しかし、先の細い靴＆高いヒールは足趾への負担が

多くなります。そして、幅が広い靴を探される方が多いのですが、ここが間違い！！

幅が広い靴を履いても一向に痛みが引かない、そんな声をよく聞きます。なぜ？それは、幅が広すぎてもダメなんです。

幅が広すぎると、靴の中で足が遊びます。その状態を何とかしようと余計な力がかかります。

 

ですので、ご自身の足に合った靴を選ぶことをお勧めします。自分の足に合った靴とは？

足は、サイズ（踵～つま先）とワイズ（親指の付け根～小指の付け根の横周）

最近ではワイズという言葉もメジャーになってきているのでお分かりの方も多いとは思います。

簡単に言えばEEE（スリーイー）とかの表示です。日本人は幅広が多い？そんな言葉に騙されていませんか？

意外に測ると細かったりしますので、計ってもらいましょう。

 

最近では、靴屋さんで、サイズとワイズを計って、ご自身に合う靴を提供してくれるショップもありますので、

是非ご自身の足のサイズを把握されることをお勧めします。ここで、もう一つ知っておくといい情報、

足のサイズを測るときは夕方がおススメです。出来れば1日歩いた後に計ると良いでしょう。

理由は、午前中だと足のむくみが少ないからです。

 

さて、靴の話はこのくらいにして、施術について、外反母趾治りますか？変形は治るとは言えません・・・

結果的に良くなることもありますがただ、周辺で凝り固まっている長母指屈筋が骨にへばりついている状態が多いので、

剥がしてあげると楽にはなりますが・・・・かなり、痛い！！こちらとしては、軽めに筋肉をひっかけているだけなのですが、

しかし、施術後は痛かったけど楽になったと話される方は多いです。

 

日常で出来ることは？「タオルギャザー」、タオルを床に置き、足趾でつまんで手繰り寄せる。自分のおすすめは、

スリッパの代わりに布草履をはくことをお勧めします。外は靴になるのですが、靴ひもがついているスニーカー、

先ほど書いたようにサイズとワイズがあったものを選ぶ、そして、紐はちゃんと縛る！

靴ひもが緩いと、靴の中で足が遊びます。その状態が良くないです。靴ひもを縛るときも、締めるポイントがあります。

 

靴ひもはつま先の方をきつく縛るのではなく、足の甲の部分をきつめに縛るのがポイントです。

ただ、締めすぎると痛くなるので、微調整はしてください。ほぼ、ほぼ、靴の話になってしまいましたが、

参考になれば嬉しいです。

まとめ

外反母趾の原因、自分に合った靴の選び方、そして日常のケアについてもお伝えしました。

次回からは森鎌認定講師による『肘』をテーマにお伝えします。

 

認定講師：吉田 大道