施術の成果をしっかり出せないわけ(その2)
施術の成果をしっかり出せないわけ(その2)
前回に、引き続き「施術の成果をしっかり出せないわけ(その2)」についてお伝えします。
と、その前に、前回出題した問題を僕が描いたものです。参考になれば幸いです。
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さて、あなたが描いたものと比べてどうでしたか?描いて頂いた方は、描きながら色んな事を思ったのではないでしょうか?
・あれ?薄筋って、どこから始まるんだっけ?
・半腱・半膜様筋って、どっちが上だっけ?
などなど、描いてみたら以外と難しくて、スラスラ書けなかったのではないでしょうか。スラスラ描けない···
ということは、あなたの頭の中の筋肉のイメージが、【 曖昧だ 】ということです。
そして、おそらく実際の施術でも、筋肉の走行の端から端まで追うことなく【なんとなく】この辺の筋肉かな?
という感覚で施術していませんか?ただなんとなく習った手法をルーティンでこなしているだけでは、
一向に治せるようにはなれません。なぜなら、筋肉のどの部分でトラブルが起きているのか?全く分からないからです。
トラブルが起きている場所を特定することが出来なければ、治せるはずありませんよね。
(ドキッ!?)&(グサッ!!)とされた方、安心してください。パーフェクト整体を学ぶまでは、僕がそうでしたよ(笑)
施術に自信が持てず、
・治せないなぁ···
・施術の効果に限界を感じるなぁ···
と悩んでいる方は、このトラブルが起きている場所を特定する【 触 診 力 】が圧倒的に欠けています。
【 触 診 力 】を磨くためのまず第一歩が、〈 筋肉の走行を知ること 〉だと思います。
なので、一度自分の手で描いてみることを試してみていただきました。
頭の中の筋肉のイメージを明確にする、よいトレーニングだと思います。
ぜひ、他のイメージが曖昧な部分も描いてみることをオススメします。
パーフェクト整体の講座では、絵を描いてもらうことはありませんが、〈筋肉の走行を追う〉というカリキュラムがあります。
・そう、そこそこ!そこに筋肉の境目あるじゃん!
・違う、違う!そこは別の筋肉やん!
と、しっかり指導を受けていただくことになるので、自分が触っている筋肉が合っているのか?いないのか?
知りたい方は、〈 筋膜基礎のキ 〉の勉強会などもあるので、ぜひ参加してみて下さいね。
基礎のキ勉強会はこちらからお申し込みができます。
URL:https://perfectseitai.org/schedule_cat/course01/
まとめ
トラブルが起きている場所を特定する【 触 診 力 】を身につけるには、〈 筋肉の走行を知ること 〉だということを
お伝えしました。次回は、少し専門的な内容、「【 鵞 足 】(がそく)」 についてお伝えしようと思います。
認定講師:野々村 淳