病院での最新バネ指治療について
病院での最新バネ指治療について
今回は、病院での最新バネ指治療についてお伝えしていきます。
最近、手の平のMP(中手骨と基節骨) 関節の所を3ヶ所手術した方が来られました。
他の手を触ってみると、今後、4か所目、5か所目も手術になりそうな箇所がありました。
一度バネ指になるような生活をしているという事は、他の指にも再発する可能性があります。
もし、施術して手術にならずに改善できれば凄い事ですね。
病院での治療は、使いすぎを防ぐ為にサポーター、注射、最後には手術をするという流れです。
手術後には包帯をして、2週間ほど水に漬けないように過ごします。
最新のばね指の手術は、針で癒着した腱鞘を開き、その日から水を使う事が出来るようです。
リンクを載せておきます。
:https://www.dr-navip.jp/
まだ一部の病院でしか出来ないようですが、この治療を受けた方に話を聞くことが出来ました。
40歳位の男性の方ですが、ウエイトトレーニングをずっとやっていて、右手小指がばね指になったそうです。
気になる手術後の経過ですが、1か月経過しても、腫れが残り、しっかり握る事が出来ないとの事でした。
手術前や手術後にも施術をしておくと、その後の回復が良くなりますよ。
悪くなった原因の所だけ良くして、生活もそのままなら、同じような事が起きても不思議はありません。
さて、最高の治療とは、予防だ、という言葉を聞いた事がありますか?正しくそれは、私達のお仕事の事だと
思いませんか。ばね指について今回お伝えしていますが、腱鞘炎や突き指、手根管症候群、その他の疾患についても
効果を出すことができます。
まとめ
病院での最新バネ指治療について、実例を交えてお伝えしました。
次回は、なぜ、ばね指が起きるのかについて詳しくお伝えしていこうと思います。
認定講師:清水 剛