バネ指で特に診るべき筋肉は?
バネ指で特に診るべき筋肉は?
今回はバネ指で特に診るべき筋肉についてお伝えしていきます。
2~5指では、浅指屈筋、深指屈筋がとても大切です。
:yumetowa.com/seitai/column/
浅指屈筋は尺骨鈎状突起に付いています。鈎状突起は肘の皺より少し指側、詳しい見つけ方は
以前の投稿された、兵庫県の認定講師、森鎌先生のお話にありましたね。(https://perfectseitai.org/blog/12-07/)
浅指屈筋の深層に、深指屈筋が付いています。深指屈筋の方が遠位に停止があるので、起始部は少し遠位にあります。
浅指屈筋は中節骨底に二又に分かれ、深指屈筋は末節骨底に付着しています。
あなたは、浅指屈筋と深指屈筋を最後まで追うことができますか?
*手根管の図
手根管の所を通過する時の緩め方ですが、片方の手で、手背部からアーチを作って、屈筋腱に余裕を持たせた状態で
もう片方の手で、固い部分を見つけ、骨から剥がすようにしっかり回り込んで緩めていきます。
アーチが広がっていることで、腱の通り道が窮屈になり、癒着がおきるので、アーチを作ることは大切です。
上手く緩められたら、軽いばね指なら改善する可能性があります。
手根管がうまく調整できたら、次は関節調整の調整をしていきます。これが出来れば更に効果を出すことが出来ます。
でも、文章だけでは伝えきれないので、分からなければ基礎のキで学ぶか、本講座を受講してくださいね。
基礎のキ・オンライン講座はこちらです。メール登録するだけでも有料レベルの無料動画が見れます。
-「筋膜・基礎のキ」
https://perfectseitai.co.jp/lp/present/
-「脳脊髄液(CSF)・基礎のキ」
https://perfectseitai.co.jp/lp/csf-opt/
-「骨格診断・基礎のキ」
https://perfectseitai.co.jp/lp/boneopt/
治療精度が良くなると、関節の悪い状態から、良い状態になった瞬間に、お客さんから、「先生、楽になった。」
と言われるようになりますよ。
まとめ
バネ指治療で特に診るべき筋肉。浅指屈筋、深指屈筋についてお伝えしました。
次回は下橈尺関節(遠位の橈骨と尺骨の関節)調整のお話から月状骨のお話をお伝えします。
認定講師:清水 剛