肩を構成する関節の種類とは?
肩を構成する関節の種類とは?
肩についてこれからお伝えしていく協会認定講師の佐藤です。
最初のテーマは肩を構成する関節の種類とは?についてご説明します。
パーフェクト整体は、【 解剖学 】に則って施術をしています。
たとえば、あなたの体が木造の家だとします。そんなあなたという家が「 歪む 」。
具体的に言えば、ズレるとか傾くとか、下手すると捻れるとか。家が歪んでいると分かったとして、
家の、
・どこが
・どのように
歪んでいるのか?
それを正確に判断するために、まず家の構造がどうなっているか知る必要がありますよね?
それを正しく理解して(解剖学がそれにあたる)正常な家の構造とくらべて、
・どこが
・どのように
壊れているからと、おかしい部分を判断できるようになる。だから、
・ここを
・このように
直したら(施術したら)正常な家の構造にもどるはず、と仮説を立てられ、それに基づいて施術ができるという寸法です(笑)
この点が、私、佐藤がもともと医療従事者だったこともあり、パーフェクト整体の理論がとてもシンプルで
かつ、すごく腑に落ちたところ。だからこそしっかり学びたいと思ったんですね。
ということで家の構造もとい「肩の構造」さぁいってみましょ〜♪
■ 肩を構成するもの
(1) 肩甲上腕関節
(2) 肩鎖関節
(3) 胸鎖関節
(4) 肩甲胸郭関節
できれば骨模型をみて立体的に確認してほしいです。
もしくはググってしっかり骨の形状と繋がりをチェックしてみてくださいね。
(1) 肩甲上腕関節
「肩甲骨」と「上腕骨」の連結部
(2) 肩鎖関節
「肩甲骨」と「鎖骨」の連結部
(3) 胸鎖関節
「胸骨」と「鎖骨」の連結部
(4) 肩甲胸郭関節
「肩甲骨」と「胸郭(肋骨)」の連結部
「肩」って一言でいえますけど、構造で(解剖学的に)みると、
(1)(2)(3)(4)の連結部が協力して動いているということがわかります。
まとめ
肩は、肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節これら4つで構成されていることをお伝えしました。
次回からは「肩こりの診断ポイント」について3回に分けてお伝えしていきます。
認定講師:佐藤 潤