肩こりの診断ポイント(1)肩甲骨の形
肩こりの診断ポイント(1)肩甲骨の形
今回お伝えしますのは、「肩こりの診断ポイント(1)肩甲骨の形」です!
どんな人でも知っている肩といえば…このパーツ(骨)
【 肩甲骨 】
こちらの形にフォーカスしてお伝えしていきます。…が、文面だけの表現に限界を感じ、あきらめて写真を撮りました。(笑)
右の肩甲骨を↓の4つの視点から撮りました。
(1)【 右・後面 】
(2)【 右・前面 】
(3)【 右・頭側 】
(4)【 右・足側 】
(1)【 右・後面 】
肩甲骨の後面です。まずは自分の肩甲骨で下記の部位を実際に触れてみましょう。
・上角
・下角
・内側縁
・外側縁
・肩甲棘
・肩峰
「外側縁」は触り慣れていない人はちょっと難しいかもしれません。
「肩甲棘」は根本の方から鎖骨につながるところまできちんと追ってみてください。
「肩峰」はだいたい肩の縫い目にあたるところにあります。
ちなみにそのまま肩峰から前面に向かって、「肩鎖関節」は分かりますでしょうか?
そしてどこからどこまで「鎖骨」でしょうか?触れましたか?
では、前面、頭側、足側と他の視点からもご覧ください。
あなたが実物大の骨模型をお持ちでしたら、ぜひそちらで確認してください。
3D(立体)で見ると、2D(平面)の解剖書やイラストとだいぶ印象が違うと思います。奥行きや角度があるんです。
当たり前だと思われるでしょうが、パーフェクト整体の本講座の受講生もそうですが、
基礎のキ勉強会にいらっしゃる参加者さんも、実は、全部しっかりと触れられる人は少ないんです。
(もちろん、サトウも昔はひどかった(笑))
ですから、あれ?っと思われたら、骨模型、ご自身の体でじっくりと確認して触り慣れてほしいです。
ご自身で触れられないということは、お客様のお身体でも当然ですが触れることができません。
解剖の筆記試験が満点であっても、実際のお身体で触れるというのはまったく別のお話。
意識して触る練習が必須です。こればかりは地味〜な訓練のみ(笑)
でも、基礎がとっても大事です。それが正確な診断につながっていきます。それでは今回はこの辺で!
まとめ
肩甲骨をしっかり触れるか、写真を使いながらご紹介しました。
次回は「肩こりの診断ポイント(2)関節の働きと硬さチェック」についてお伝えします。
認定講師:佐藤 潤