骨盤を構成するものについての3つのポイント
骨盤を構成するものについての3つのポイント
骨盤と腰についてお伝えしていく協会認定講師の長井です。
今回は『骨盤を構成するもの』について、3ポイントに分けてお伝えしたいと思います。
骨盤・・・・一般の方でも聞いたことがない人はまずいないくらいのもの、、、なのですが(笑)
それでは、「骨盤ってど~れ?」と聞かれて、「これッス!」って即答できる人はどれだけいらっしゃるでしょうか?(笑)
ということで、まずはざっくり列挙いたしまーす!(ググって図も見ながら読んでね)
1【骨】
・仙骨
・寛骨 (腸骨+恥骨+坐骨)
・尾骨
この三つです。
はい、そこのアナタ!骨盤なんて一枚の「盤」はないですからね(笑)
そして、この骨盤グループに連結する他の骨が、
・腰椎
・大腿骨(股関節)
ここまで併せて初めて「腰」の骨格になります。
そして、骨が合わさっただけじゃ当然、バラバラ(笑)
そこでそれらをつなぎ止めるために登場するのが、
2【結合組織】
関節の一番深いところで繋ぐのが「関節包」
この関節包、とても強力で、クリアファイルくらいの厚みがあります。
その上から次に繋ぐものが「靭帯」
実はこの靭帯、後述する、「腱」「筋膜」と同じもの。
・骨と骨を繋げば「靭帯」
・骨と筋肉を繋ぐものが「腱」
・筋繊維を束ねて筋肉の形に包むものが「筋膜」
この三つ、担当部署が違うから名前が変わるだけで実は全部、同じもの。
個人的にこの結合組織は、「第二の骨格」だと思っています。それっくらい超ーーーーーー重要!
そしてそして、、私たちは動物。置物じゃなく、動きます(笑)じゃあ体を動かすものは?
はい、筋肉ですね(笑)で、この筋肉も構造的には役割が二つあって、一つは当然、体を動かすこと、
もう一つは、
3【姿勢として保持する】
その役割を担うのが「深層筋肉」
インナーマッスルってやつですね。で、ここで重要になるのが筋肉との結合組織である「腱」「筋膜」
構造的な体の不具合を調整しようとするなら、ここに列挙したもの、ぜーーーーーーーんぶ見る必要があります!
<まとめ>
骨盤を構成するものは、まず「骨」が複数あり、それらをつなぎ止める「結合組織」がある。
そして姿勢を保持するために「深層筋肉」(インナーマッスルがある)この3ポイントについてご説明しました。
次回からは3回にわたり「骨盤の診断ポイント」をお伝えしようと思います。
認定講師:長井 克夫