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【整体筋膜リリース】筋膜リリースをしても、すぐ元に戻ってしまう原因(起始から停止まで完璧にリリースできていますか?)

今回は、筋膜リリースのコツについて書きます。

筋膜リリースが、うまくできてない人にとっては、目からうろこのポイントとなりますので「うまく弛まないんだよね」っていう人は、どうぞ最後まで読んでみてくださいね。

筋膜リリースで効果を出すための基礎

筋膜リリースしても効果がだせない人には特徴があります。

①筋肉の走行が頭に入ってない。

②なので筋膜にそってふれられない。

③リリースのやり方がミスっている。

「いやいや、①②③きちんとやってます。それでもなんか弛まないんです!」

そんなあなたにチェックポイントがあります。自分の施術を振り返ってみてくださいね。

筋膜の厚みを考慮していますか?

筋膜の付着部には厚みがありますよね。まずは、貝柱をイメージしてください。内臓などは無視して、貝殻と貝柱だけの単純なモデルです。

生きている二枚貝の場合、上の貝殻と下の貝殻があり、その二つを貝柱がつないでいます。

上下の貝殻は骨を、貝柱は筋肉を表していると考えてみてください。そしてその筋肉を包んでいるのが筋膜です。

ホタテの貝柱って円筒形で、厚みがありますよね。筋膜はその貝柱をぐるっと取り巻いています。それが結合組織となり、上下の貝殻にピタッと張り付いています。

筋肉が硬くなった状態とは、この貝柱が短くなってカチカチになっている状態。血行不良を起こし、痛みや痺れが出ているかもしれません。

これをリリースするには、筋肉にはなるべく触れないように、目的とする筋膜だけに刺激がいくよう、伸ばして、ねじって、ゆらします。

起始から停止まで完璧に筋膜リリースをするために、重要なことは?

起始停止など骨に付着する部分を、しっかり緩めることです。筋膜リリースがうまくいかない人は、筋膜を解剖図でみるように、表面的にしか捉えられません。

実際の体は、奥行きがあります

それを単純化するために、筋膜は、貝柱のように筒状に骨に付着していると、イメージしてみましょう。

円筒形は筋膜を、正方形は骨を表しています。

「いや、骨に付着するのは「腱」でしょ!」そう思った方は、しっかり勉強されていますね。しかしここではモデルを単純化するため、大雑把に考えてください。

通常、体表から触ると、骨に付着する実線の部分は触れられますが、点線の部分は触れることができません。こちらから見えない反対側にも、ぐるっと一周する形で筋膜が付着しています。

もちろん、向こう側にある筋膜には直接、触れることはできません。しかし、感覚を研ぎ澄ますと、向こう側を感じることができます。これをイメージし感じられるかどうかが、筋膜リリースの成否の分かれ目です。

うまくいかない人の意識は、体の表面からの硬さのみを感知しますが、向こう側の硬さは感知していません。反対側の硬さも手で感じながら、そこを緩めるようにしてみましょう。

筋膜リリースでは、このイメージがとても重要です

起始停止だけでなく、筋腹も裏側の硬さを感じてみましょう。筋膜の裏側をイメージしてそこをリリースする。そういう意図を持つと、手がそこに向かいます。意識してみると、苦戦していたハムストリングスも、あっけなく緩んでゆくことに、きっとあなたは驚くでしょう。

また、筋腹(骨格筋の中央部でふくらんでいる部分)だけをいくら一所懸命リリースしても、効果は限定的ですぐに戻ってしまいます。

しかし一度、起始から停止まで、完璧にリリースした筋膜は、簡単には戻ることはありません。なので起始停止をしっかりリリースすることが大切です。

ポイントをおさえることで、いままでは漫然としていた筋膜リリースが、確固とした自分の成功体験として、蓄積されてゆきます。

いや、それでもわからない。実際に受けてみたい。やり方があっているかみてほしい。

そんな方に向けて、感覚をお伝えしていますので、勉強会や個人レッスンにきてくださいね。私が責任を持って「わかる」から「できる」にしていきます。

まとめ

今回は、筋膜リリースのコツについて、お伝えしました。

セミナーでは、今更こんなこと聞いたら恥ずかしい!とか、パーフェクト整体をつかって、リピートってどうやってとるの?とか、問診のやり方は?など、技術的なことだけでなく、何でも聞いてくださいね。

しっかり稼げる整体師になるために、私の実体験からお話ししていきます。

それでは、あなたにお会いできることを、楽しみにしています。いつかセミナーでお会いしましょう。

 

この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・上杉 勉です。

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