【整体 首痛】ストレートネックの2つ原因、施術で大事なポイントは!
ストレートネックの原因と施術ポイントを、整体歴35年の立場から紹介します。
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そもそもストレートネックは、いつからそう呼ばれるようになったのでしょうか?私が若い頃は、ストレートネックという単語はありませんでした。
目次
ストレートネック?そもそも頸椎ってどこにあるの?
頚椎は、頭の下と肩の間にあって、全部で7個あります。ピンとこないと思うのでネットからレントゲン写真を見つけてきました。
下記の写真は、医療法人 良花会 整形外科とくはらクリニックさんから引用させていただきました。
正常な頚椎の形状は
頚椎は正常なら、7個の頸椎が、横から見ると緩やかに前に凸の状態で並んでいます。
それが、上記写真の1枚目と3枚目のように、一直線になったのがストレートネックです。
ストレートネックの原因2つ
ストレートネックの原因1:
スマホやパソコンを、あごを出した状態で長時間過ごすとストレートネックになりやすいです。
頭の重みは、8〜10kgほどあると言われています。8〜10kgといえば、ボーリングの玉くらいの重さです。
頸椎が正常な前弯があれば、頭の重みは7個の頸椎で少しずつ圧を吸収して、残った重さが肩に伝わっていきます。でも、もし頸椎に正常な前弯がなければ、串刺しにしたボーリングの玉が肩に乗った状態になります。つまり肩に頭の重みがモロにガツンとか買ってきます。
こうなると、自覚できる辛い症状が出てきます。
ストレートネックの原因2:
ストレートネックの原因の2つ目は、尾骨を強く打って、尾骨が肛門の方に折れ曲がること。通常、仙骨から滑らかに肛門の方に向かう尾骨。それが
- 尻餅をつく
- 転倒して尾骨を強打する
- あぐらなどいつも腰を丸めて尾骨に体重をかけた生活をしている
などにより、仙骨の下で尾骨がガクッと曲がってしまうと、尾骨の先っぽが前に行った分、背中を後ろに倒すことで、全身の重心バランスをとろうとします。
これは無意識に、体がバランスをとっていることなので、本人が気付かぬ間にストレートネックになってしまうのです。
ストレートネックの症状
ストレートネックの代表的な症状は
- 肩こり
- (偏)頭痛
- 耳鳴り
- めまい
などですが、腕や手の痺れが出たり、自律神経失調症などと病名がつく方もおられます。
かくいう私も、子供時代に3回激しく尻餅をついています。そのせいでしょうか?中学生あたりから頭痛が発症し、年齢を重ねるほどに重症な頭痛になって苦しい経験をしています。
ストレートネックを改善するには
35年以上整体施術をしている私の経験から言えることは、ストレートネックは、肩甲胸郭関節を緩めると楽になります。
なぜかというと、7個の頚椎は胸郭の上にのった「輪投げの輪」状態なので、胸郭の状態に合わせて自由に動くので、胸郭や肩甲骨の状態を整えることで、首が自由に動けるようになるからです。
だから、あなたが整体師なら、肩甲胸郭関節を緩めてあげてください。ストレートネックは、あくまでも結果なので、ストレートネックという単語にビビらず、原因にアプローチすると楽になれます。
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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