【整体 股関節】脚が外旋しすぎると、どうして痛みなどが出るのか?
パーフェクト整体の講座生さんから股関節に関する症例と質問がありましたのでシェアします。
股関節痛の症例報告
このお客様は、朝起きてから15時位まで股関節周囲の痛みが続く女性です。先日、認定講師に股関節の施術のアドバイスをもらいました。
アドバイスに従い、パーフェクト整体の股関節調整を、仰臥位で行ってから「寝る時、椅子に座ってるとき、立ってる時..いつも足を閉じる様に気を付けてください」とおねがいしたところ…
お客様曰く「劇的に症状が改善した」との事です。ありがとうございました。
このお客様は、片脚ではなく両脚が外旋しています。ご本人曰くダンスが好きで、ジャズ、ヒップホップ、エアロビなどをやっていて、準備運動の時に先生から開脚をするように指摘されるそうです。
本人としては、バレーダンサーは脚が開いているからその方が体に良いものだと思ってやっていたそうです。
ですが一番驚いたのは私で、股関節仰臥位+脚を肩に担いで内旋であれほど変化が出るとは思いませんでした。見た目で全然変わりました。
私も昔、カイロプラクティクの先生に、「足やおしりなどが痛い時は、仰向けで寝ると足が開いて痛くて寝れないから、横向きで、足の間に何かはさんで寝なさい」と言われて実行していた記憶が今でもあります。
なぜ?股関節が外旋しすぎると痛みが出るの?
そこで質問なのですが、脚が外旋しすぎるとどうして痛みなどが出るのですか教えて下さい、よろしくお願いします。
その劇的体験が、岩井先生の大きな財産です。相談して実践して良かったですね。更に大きな劇的体験しますよ。 マジでビビリます!(^_^
カラダやパーフェクト整体に感動しますよ!
百聞は一見にしかず.. で した。
脚が外旋しすぎるとどうして痛みなどが出るのか?にお答えします。
脚が外旋する=深層外旋六筋が弛んで縮む状態になり、その状態が常態化すると、深層外旋六筋をそれぞれ包む筋膜が起始と停止間の一定の距離を保つ必要がなくなります。
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その結果、隣の縮んだ筋膜と膜同士が癒着します。
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それを放っておくと筋肉の骨への付着部である起始・停止も、縮んだ状態のままゆっくり固まっていき、ついにはカチカチになります。
https://yoshitakaabe.blogspot.com/2021/05/blog-post_98.html
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坐骨神経は、深層外旋六筋の一つである梨状筋から表面に出るのですが、梨状筋がカチカチだと坐骨神経は、梨状筋に圧迫されて窮屈です。すると、痛みや痺れを感じます。
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さらに、お尻から脚に移行する時の坐骨神経は、深層外旋六筋の一つである大腿方形筋をクッションにして通過します。ですが、クッションの役目をする大腿方形筋がカチカチだったら、これまた、坐骨神経はカチカチの大腿方形筋に圧迫されるわけです。
その結果、坐骨神経の痛みや痺れを感じるようになります。
股関節の楽な位置は、膝蓋骨が前を向く位置
深層外旋六筋がカチカチになると、仰向けに寝た時に、股関節で大腿骨が外旋位置で固定されてしまうため、膝が外向きになります。
だから、太ももを縛って膝のお皿が正面を向くようにセットすると、股関節を正常な位置に近づけることができるため脚の痛みが軽減し楽になるんです。
まとめ
関節は位置が正しくて、動きが正常なら痛みもなく快適です。逆に位置がズレ、動きの制限が起こると痛みになって異常を知らせてくれます。
そのうち良くなるかもと、根拠のない期待をしてこじらせることがないように、早めの手当が大事です。
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この記事は、講座生の報告・質問に答えたものです。文責:片平悦子
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