【整体 耳鳴り】整体で耳鳴りは良くなるのか?(症例つき)
「整体で耳鳴りなんとかなりませんか?」と、言われたらあなたなら、何をどうされますか?
目次
1週間くらい前から、左耳がワンワンと耳鳴りが!
「1週間くらい前から、左耳がワンワンと耳鳴りがして、辛いんです。」と、30代介護職をされている女性が来院されました。なんと1回で改善したのでシェアします。
パーフェクト整体で見事改善!
彼女は、左肩が完全に前側に倒れ、左肩甲骨も右に比べて外側にずれていました。
そこで、左肩が、なぜその場所にいたかということを観察して、足の舟状骨の調整をしました。
そして、肩甲骨を元の正しいところへ誘導し、胸郭出口を確保したら・・・「あれ?耳鳴り、鳴ってない!こんなところが原因だったなんて!!」とびっくりしておられました。
私の仮説の立て方は、その人のカラダになりきって、カラダがどうしたいかを妄想すること。
ロジック(理論的)ではないので、うまく説明できないのですが、解剖学を知ることで、やるべきことが湧いてくるので、確実な技術は、その仮説を的確に検証していきます。
今回は劇的に1回で耳鳴りが取れてラッキーでした。こんなふうに考えたり検証しながら施術ができると、とっても楽しく整体施術ができます。
考察
参考のために、チャットGPT に聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
考えられる主な原因
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耳そのものの問題
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中耳炎や内耳の炎症
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耳垢の詰まり(外耳道閉塞)
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加齢性や騒音による内耳の有毛細胞のダメージ
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血流・循環の問題
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頸部(首)の筋緊張で椎骨動脈や内頸動脈の血流が滞る
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高血圧や動脈硬化による内耳への血流不足
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顎関節・側頭筋の緊張
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噛みしめ癖や歯ぎしり → 側頭筋・咬筋が緊張し、耳の奥に圧迫感が出る
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実際「顎関節症」と「耳鳴り・耳閉感」は合併しやすい
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自律神経の乱れ
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ストレスや睡眠不足で交感神経が優位になり、耳の血流や神経の感受性が過敏になる
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「ワンワン」というタイプの耳鳴り
高音の「キーン」ではなく、低音性の「ワンワン」「ゴー」という耳鳴りは、
- メニエール病や内リンパ水腫
- 耳管開放症や耳管狭窄症(耳と鼻をつなぐ管の機能異常)
などで起こりやすいとされています。特に、気圧の変化や疲れ、ストレスで症状が強くなる人も多いです。
すぐにチェックした方がいいサイン
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めまいを伴う
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急に耳が聞こえにくくなった
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片耳だけで繰り返し強い耳鳴りが出る
こういう場合は「突発性難聴」や「メニエール病」なども疑うべきなので、早めに耳鼻科を受診するのがベストです。
整体的に見た場合のアプローチ
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側頭筋や咬筋をゆるめて、顎関節の圧を減らす
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頸椎の緊張をとって椎骨動脈の流れを改善する
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耳介周囲(上耳介筋や耳介そのもの)をやさしくリリースして副交感神経を働かせる
こうすると、症状が軽くなる方もいます。
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だそうです。
まとめ
今回の症例で耳鳴りが良くなった理由は、肩甲胸郭関節を正しい位置に戻し、胸郭出口を整えたことで、下記イラストの側頭骨につく頭板状筋・頭最長筋
そして、胸鎖乳突筋の緊張がなくなり、側頭骨の動きの制限がなくなったことで改善したと思われます。
全部の耳鳴りがパーフェクト整体でよくなるわけではありません。個人差はありますが、可能性として紹介しました。
参考にしていただけたらと思います。
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この記事は、過去の認定講師の記事に加筆したものです。文責:片平悦子
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