【整体技術】自律神経の不調をもたらす骨格(関節)との関係
今回は「自律神経と関節の動き」というタイトルでお伝えします。ストレスによって交感神経が急激に優位になった時、「心拍数が上がる」この反応は、いつ?どうなれば?解除されるのか?そんなことも含めお伝えします。
便利さと引き換えに手放したもの
ラジオで、先日こんなことを耳にしました。
「私たちは科学技術の進歩と引き換えに人間の持つ本来の能力を手放している」・・・なんだかすごく引っかかりました!
- パソコンやスマホの普及→平均視力の低下
- 漢字の変換機能→書類記入時に漢字が出てこない
- 車移動→足腰の筋力低下
確かに!利便性と引き換えに、色々な能力を手放している・・そして最近は、自律神経専門を掲げている院が増えています。
自律神経と運動の重要性
血行改善やリラックスで副交感神経の機能を上げる方法も良いですが、そろそろ違うアプローチが必要と感じている先生も、いらっしゃるのではないでしょうか?
私の院は、自律神経失調症やうつ専門の整体をしています。自律神経を乱れさせる原因はストレスです。そして
- ストレスを溜め込みやすい人
- 治りにくい人
の共通点の一つが「運動不足」
赤ちゃんが泣く理由は
- おっぱい
- 眠い
- オムツ
この3つがほとんどですが、この他に「動きたい」というのがあります。それくらい私たちの身体は「動く」ことを本能的な大前提としています。
でも、大半の方は「動かない生活」の方が当たり前になっています。
自律神経に影響を与える「精神的ストレス」
精神的ストレスに反応した感情は、筋の緊張によって抑え込まれます。この筋緊張は、本来「身体を動かす」ことで解放されます。
冒頭で出しましたが、交感神経の緊張が上がれば、筋トーヌスは上がり毛細血管を細め、心拍数は上がります。では、この反応の治まりどころは、いつどうなればいいのか?
そのゴールは本来「動いた後」なのです。これらの反応は、その先に必要な「動き」のための準備なので、運動しないと、この収束がないまま交感神経の反応だけが持続し、様々な不調が引き起こされています。
運動すれば解決か?
じゃあ運動すれば解決か?というと、そう簡単ではありません。運動できない人には「身体が悪すぎる」という特徴があります。私たちの身体の状態は、感情や思考に大きく影響しています!
動かない関節が多い
↓
動けなくなる
↓
行動出来なくなる
という風に繋がっていることがあります。
また、動かない関節が多いと、身体は重く、疲れが抜けにくい状態になるため、無意識に体力を温存しようとしてしまい、リセットがないまま、結果的にストレスを溜め込んで回復力を下げ、より疲れやすい状態に陥るのです。
本来の動ける身体をつくる
関節の硬さを解除し、本来の動ける身体をつくるというのは「パーフェクト整体の強み」です!動かない関節があるのであれば、動ける状態にしてからでないと、その先に進めませんよね(^^;)
そこを、お客様の意識だけで運動するように変えるのは、かなり難しいと思います。それは、「理屈よりも運動制限の方が強い」からです。
意識だけではどうにもならないこともある、ということを知らないと、「あのお客様は意思が弱いから」という偏った見方をしてしまいます。
お客様がどうしたら運動出来るようになるのか?
- 私たち施術家が出来ること
- お客様が努力すること
その両面からアプローチし、時には長期的に寄り添う姿勢が、必要となります。
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この記事は、旧認定講師の記事を転記したものです。文責:片平悦子
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