【整体こむら返り】こむら返りはストレッチだけではダメ
エコノミークラス症候群の予防に「血流を滞らせない」というのがあります。これは血液は流れていれば、固まらないという性質があるからですが、流れが滞る理由には下腿部の筋によるポンプ作用の機能低下が考えられます。
こむら返り
同様の理由で起こるもので、私たちの仕事と関わりがあるのが「こむら返り」
整体院をされていると、患者さんから「ふくらはぎがツルんですけど何か良い方法はありませんか?」というご相談を一度は受けたことがあると思います。
ストレッチだけではダメ?
「こむら返り」の主な原因には
- 電解質不足
- 神経の異常興奮
- 血行不良
などがあります。パーフェクト整体では、その他に
- 膝が軽度屈曲位で拘縮していて伸展が出来ない
- 足首が硬い
というのも、下腿のポンプ作用の機能低下を引き起こし「こむら返り」の大きな原因になっていると考えます。
膝が軽度屈曲位で、十分な伸展が出来ない状態だと、腓腹筋は常に短縮した緊張状態になります。さらに足関節が硬いと、多くは底屈位で、かつ内反して固まります。
これにより、腓腹筋は上下から圧縮され、ヒラメ筋への圧力にもなり、血流が滞りやすい状態になってしまいます。
腓腹筋とアキレス腱が短縮したままの状態では、窮屈で血行不良になるので、これを解決する一番の方法として
「筋肉を強制的に動かすこと」
を身体は選択します。
それが「筋収縮」なのですが、通常、筋が収縮を起こした際にブレーキをかけるゴルジ腱器が、短縮状態が続き過ぎると正しく機能しなくなり、ブレーキが効かずに収縮が「痙攣」の状態にまでなってしまうのです。
こむら返りを予防するには、筋紡錘もゴルジ腱器も、正常に機能するようにしなければなりません。
そのためには膝関節も足関節も、しっかりと「遊び」のとれた状態にし、腓腹筋にもアキレス腱にも余計な圧力がかからない状態にする必要があります!
色々な治療院などで、こむら返りの対策には下腿部のストレッチや、温める方法を指導していると思います。
ですが、膝の裏がしっかりと伸びきらない状態でストレッチをしても、筋紡錘がブレーキをかけてしまいストレッチの効果が期待できるまでには、少し期間が必要になります。
それよりは骨を動かし、関節を正しい状態にした方が早いのです。
まとめ
こむら返りや足のつりが、温めたりストレッチしても改善が見られない人は、膝関節と足関節の治療が必要な状態だということを伝えて、お客さまがあなたの院に来るべき理由を伝えてあげてください!
膝関節や足関節に自信がない?パーフェクト整体なら、バッチリ改善できますよ。
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この記事は、旧認定講師の記事を転記したものです。
私よりもロジックがしっかりしていて素晴らしいと思います。文責:片平悦子
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