【整体 痛み】パーフェクト整体の痛みの5段階を紹介
個別相談で、「施術のやり方を教えてくれるセミナーはたくさんあるけど、どこがどう悪いか診断する方法を教えてくれるところがない。だから、どこが悪いかわからないから、習ったやり方をどの場面で使ったらいいかわからない。それが、パーフェクト整体でわかると思えたので興味を持った」という声が多いです。
そこで、今回はいただいた質問に答える形で、経験則で感じている【痛みの5段階】について説明します。経験則なのであなたも検証してみてください。
夜間痛はどう考えたらいいの?
先生、夜間に肩や腕が痛くて眠れないお客様がおられるのですが、
そのメカニズムについてと対処法をどう説明してどう施術したらいいのか?教えていただけないでしょうか?
今は、AIで検索すれば何でもわかります。
なので、逆に、経験則で私が思う【痛みの5段階】を伝えます。
痛みの第1段階
第1段階は、「動くとちょっと痛いな〜」ぐらいの感じです。
これは、関節がちょっとずれたサインだと、私は思っています。体が悪くない人は何をしても痛くない・・それなのに、「痛い」と訴えるのは、体の中で何かが起きているわけです。
なので、「動くとちょっと痛いな〜」という症状は、関節がほんのちょっとずれたサインだと思っています。どこの関節がずれたのかは百人百葉なので診断してくださいね。
痛みの第2段階
次、痛みの第2段階目になると「時々何かヒッて痛いんです」と訴えてきます。
例えば、五十肩でシートベルトを持とうとした時「ある角度でヒッと痛い」場合とか、ぎっくり腰になる前なども、「ある角度になるとヒィッて痛い」、、そんな場合です。
この「ある角度でヒッと痛い」状態は、ちょっとズレている関節が、もうちょっと動きたい時にズレのせいで動けない・・そんなサインなんです。
お客様が動いていてある角度でヒッて痛いのは、当該関節でそんなことが起こってるんじゃないのかな?と問診の段階でわかります。
痛みの第3段階
痛みの3段階は「ズックンズックン疼く」と訴えてくる場合です。
- 「先生〜この辺…この辺りちょっと…疼くんですよね」
- 「ジジーンと痛いんです」
とか表現して、該当の場所に手を当てて訴えます。
この場合は、関節がズレた状態+関節の周りを行き来する筋肉が、関節のズレに対応して頑張った結果、炎症が起きているサインです。
例えば、ぎっくり腰の時に、医療機関に行くと、「炎症が起きているから安静にしてください」とお薬を渡される、、そういう状態だと思ってください。
関節がちょっとズレたところにあるため、無理して筋肉が頑張っていて、炎症が起きてしまった状態が、ずっくんずっくん疼く状態です。
痛みの第4段階
4段階目になると【常時鈍痛】があります。
ズックンズックンじゃなくて、重〜く締め付けられるみたいに苦しい状態。そんな時は、炎症は過ぎています。炎症は過ぎたけど、原因が取り除かれていない(=関節のズレが治っていない)ので、筋肉がぎゅう〜!っと固まった状態になっているよというサインです。

関節が、それ以上ズレたら困るから、、、
筋肉が固まる・・・
体が、もうこれ以上関節がズレたら、動けなくなってしまうと判断したから、筋肉がぎゅーっと拘縮して、固まって頑張っている状態です。
こんなことになっているということがわかれば、あなたの手法でどんな施術をしたらいいか判断できるのではないでしょうか?
痛みの第5段階
最後、痛みの5番目になるとどうなるかというと、今回出てくる【夜間痛】です。

もう【夜間痛】は、最上の悪さなんですね!
そうです。就寝中は意識はないのですから、ちょっとの痛みは感じないはずです。
例えば、蚊に刺されて痒い痒い!と思っていても就寝したら痒くないでしょ?
例えば、火傷して痛い痛い!と思って薬つけた・・でもまだズックンズックンするなと思っても、寝たらその疼きは感じません。
普通はそうなのに、夜中に痛くて目が覚めるのは、明らかに異常が発生していますよね?
【夜間痛】は、関節がズレて固まって、周りの筋肉もカチカチで、もう限界だよというサインだと私は解釈しています。
だから、5段階目の【夜間痛】を訴えるお客様は、重症です。ということは、そんなに簡単に良くならないし、すぐには【夜間痛】が消えないということです。
例えば、普通の腰痛を5回くらいで改善できる先生だったら、【夜間痛】の場合は、その倍ぐらいの回数はかかると思った方がいいでしょう。
例えば、五十肩も同様で、【夜間痛】が出るのが最終段階で、1番重症です。
まとめ
お客様の訴えを聞くと、お客様が5段階の痛みのどこにいるのか、おおよその察しがつきます。
- 1段階目なのか、2段階目なのか?
- それとも、3段階・4段階と進行しているのか?
- 5段階目まできてしまっているのか?
お客様の体に触る前にある程度のことがわかります。その段階に応じ、施術は
- 筋膜を緩めるだけでいいのか?
- 関節をちょこっと調整して済むのか?
- 関節を施術するために、先に周りの筋肉とか筋膜を緩めるべきなのか?
- それとも両方必死で施術しなくてはいけないのか?
いろいろ違ってくるのが当然です。
だから、「このお客様は、今どの段階にいるのかな?」ということがわかれば、施術の程度や回数もある程度予測できます。
今回のように、「夜間痛があります」と聞いた段階で、『5段階目だ!まずい!相当頑張って施術しないといけない』とわかります。
お客様には、その段階に応じて、例えば
- 「痛みの5段階というのがあって、あなたが訴えたのはここです」
- 「普通の腰痛より時間かかる可能性があるんですが、頑張って通院できますか?」
と、初診時に確認しておくことが大事です。
そんなふうにして、お客様に納得していただいて、あなたの施術をしていくといいと思います。
ちなみにパーフェクト整体では、この骨格のズレはきちんと戻せるようになります。ズレてしまった関節のせいで、緊張していた筋膜の起始・停止をきちんと緩める方法もご紹介しています。
そうすることで、筋膜に包まれた筋肉の緊張もとれてきます。ということは【夜間痛】が改善するということです。
5段階目まで来てしまった悪さを改善したい、でも今の自分の技術ではなすすべがない・・そう思っておられる先生は、ぜひパーフェクト整体を学んでみてはいかがでしょうか?
触診で、体の状態がわかって施術できるのは、施術家にとても安心できることです。触診の指標を診て、「これはひどい状態だ」とか「だいぶ良くなってきた」とわかるのは、楽しいですよ。
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この記事は、片平悦子がYouTubeで話したことをわかりやすくまとめたものです。
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