【整体 足のつり】足がつる原因と触診法でわかる原因ポイント
今日のテーマは【足のつり】についてです!
目次
足がつるのは辛い・痛い・泣きたい
足がつるのは、どこが原因なのかが知りたいです。
これをご覧の方が施術家さんだったら足のつりについてどう説明すればいいのかを、教えてください。
足ってふくらはぎ?足の裏?どこを言っているのでしょうね・・・
経験則からお話ししますね。ちゃんとした答えにはならないかもしれないけど、私も、しょっちゅう足がつっていた時期があります。

私は、ふくらはぎがつることが多いです
確かに、足がつるという場合、ふくらはぎがつることが多いようです。
足の裏がつる人もいるけど、私もふくらはぎがつって、夜中に何度か目が覚めていた時期がありました。ぎゅーっと痙攣して目が覚めるんですから、目が覚めた時は、もうふくらはぎがつっている状態です。(><;

避けようがない・・
足がつると反射的に、必死でストレッチしたりするけど… 痛過ぎて悶絶するわけです。経験者ならわかりますよね。
私のん場合は、そんな状態が、56歳で上京してから半年くらい続いていたかなと思います。その後、いつの間にかつらなくなって、また、65歳くらいの時に今度は足の裏がつって大変な目に遭いましたが、今現在は全然足がつることはないです。
その経験からの気づきをお話ししたいのですが、ちなみに解剖書を見たり生理学の本を見たり、AIでチェックしたりするといろいろ書かれています。
AIで検索すると
ChatGPTで検索すると、以下のように出てきました。
筋肉は「脳→神経→筋肉」というラインで制御されています。このラインのどこかで“調整が狂う”と、筋肉は「縮め!縮め!縮め!」と命令を受け続けてしまう。その結果が、あの恐ろしい激痛です。
ここから原因を医学的にかみ砕いて説明します。筋肉がつる主な理由は3つ
1つめは、筋肉細胞のミネラルバランスが崩れること
筋肉の収縮にはナトリウム(塩)、カリウム、カルシウム、マグネシウムが微妙なバランスで使われています。カルシウムが多すぎたり、マグネシウムが不足すると、“縮む側だけが有利”になるため、筋肉が戻れなくなるんです。医学的には「神経筋接合部の興奮性亢進」と呼ばれる状態です。
2つめは、筋肉の疲労や血流不足
筋肉が疲れると乳酸が溜まって…という昔の説明は今では古く、現代の医学では「血流不足による代謝異常」が原因とされます。血の巡りが悪いと酸素と栄養が不足し、神経の制御信号が不安定になります。その“不安定な信号”が暴走の引き金になります。
夜中によく足がつるのは、寝ている姿勢だとふくらはぎの血流が落ちやすいから。寒い季節に起こりやすいのも、血管がキュッと縮んで血流が下がるためです。
3つめは、神経系の過敏化
加齢、糖尿病、脱水、妊娠、運動不足、逆に運動のしすぎなどで末梢神経が興奮しやすくなると、筋肉への命令が「縮め!」に偏ります。
高齢者にこむら返りが多い理由はこれで、医学的にも“神経筋コントロールの劣化”が原因として認められています。
まとめると、足がつるのは「筋肉そのものの問題」ではなく「神経と血流とミネラル」という3つのバランスが崩れた結果、筋肉が勝手に暴走してしまう現象です。
つまり、つりやすい人は身体が送っている“メンテ不足のサイン”を受け取っているようなもの。ここを整えてあげると、体は案外素直に回復します。
自分がふくらはぎ / 足がつってわかったこと
AI検索では上記のように出てくるわけですが、それはそれで、心当たりがあれば何とかすればいいでしょう。それとは別に、私が「そうか!」と思ったことがあるのでお伝えします。
どなたも、ふくらはぎがつると、ふくらはぎを揉んだり、足の裏がつると足の裏をストレッチしたりと、とにかく自然に何かはしています。
もし、あなたがパーフェクト整体を習っていれば、お客様に足のつりを訴えられたら、膝関節とか足関節などの施術を色々試みると思います。
でも、私の経験から言えることは、仙腸関節に負荷がかかっていると足が釣りやすくなるということです。
例えば、仙腸関節がズレた状態で、足を組んで仕事したり長時間運転したりすると、仙腸関節がズレた位置で固まってくるんです。
そうなると、仙腸関節付近を通過する神経、特に、坐骨神経に影響が出てきて、足がつるんじゃないかと個人的には思っています。
なぜなら、仙腸関節の位置が正常になり、関節が緩むと、足のつりが取れるからです。
私の場合は、月例の認定講師MTGの後に、実際に施術の練習会をしているのですが、その時にたまたま仙腸関節をやってもらうと、その日から「おお、足のつりが消えたぞ」みたいな経験を何度もしています。
技術練習の時は「私は足がつるんです」なんて言っていないわけで、たまたま「今日は腰の練習しましょう」と言って、仙腸関節の練習をしたら、その後、足がつらないわけです。これは一体どういうことでしょうか?
坐骨神経に影響が出る仙腸関節のズレがなくなって、関節に動きがつくことで、足のつりは消えると体験的に思っています。(坐骨神経は名前を変えながら足先まで行っています)
足のつりの原因はいろいろあるけれど、施術家としてできることは、仙腸関節の調整だと思います。
ミネラルがどうのこうのという、科学的なお医者さんの領域は専門家に任せ、施術家としてやることは、仙腸関節から下の骨格の歪みをとり、正常な動きをつけることが大事です。
足がつる時の施術ポイント:仙腸関節
意外かもしれませんが、足がつる時の施術ポイントは仙腸関節です。では、仙腸関節の正常と異常は、どうやって分かるのでしょうか?
仙腸関節が正常な時の触診の感覚
実は、仙腸関節が正常な時は、触診した時にPSIS(上後腸骨棘)が、「あれ?この人のPSISがよくわからないな?」という時は、仙腸関節は悪くないんです。
仙腸関節が異常な時の触診の感覚
でも、PSIS(上後腸骨棘)を触診した時に、「何これ?何か隆起してきた骨みたいに硬いぞ?」と感じたら、そこ(PSIS)は動いていないと思っていいです。もしくは動いていない+位置がズレているんです。
だから、正中から左右に向かってPSISの出っ張りに向かって触診した時に、もし、左はツルッとしているけど、右はボコッとしているとしたら、右の仙腸関節がズレて固まってる可能性があると診断できます。
もしくは、ズレてなくてもその位置で仙腸関節が動けなくなってる可能性がある・・そんな風に診断すると、施術でどこを攻めるべきかが分かります、
パーフェクト整体を卒業された方なら「なるほど、すごくよく分かる」と思います。
パーフェクト整体を知らない人は、「ちょっと、、何言ってんの?」と思うかもしれないですが、「足がつる】とお客様から訴えられたら、伏臥位でも座位でもいいので、仙骨の真ん中から左右外側に向かってPSISを触って、位置と動きを診てほしいです。
触診の結果、PSISが分からなければ仙腸関節は正常。PSISが分かって、変にゴツゴツしたコブみたいにPSISが感じられたら、それはそちらの仙腸関節にトラブルが発生していると判断して、上手に緩めるのが大事です。
まとめ
口でいうのは簡単ですが、あなたは、仙腸関節を上手に緩められるでしょうか?
もし、仙腸関節を緩めるってどういうこと?と思われたら、パーフェクト整体の月例体験会で、正確に位置を整えて緩める方法をお教えしていますので、ぜひパーフェクト整体の月例体験会に参加することをお勧めします。
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この記事は、片平悦子が書きました。
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