「パーフェクト整体」DVDマスタープログラムを購入された方から、質問がありました。開業した頃の自分を思い出しながらそのお気持ち「わかる、わかる」…と思いながら読みました。
今回は、その質問とお答えの全貌をご紹介します。同じような悩みを抱える方の朗報になることを願って。
目次
ご質問
新患:ぎっくり腰の症状
座位が特に辛くて、前後屈共に動かしにくい状態。ベッドに横になるにも痛みをこらえて、ゆっくりゆっくり動かす状態です。
施術
仰臥位:
モゾモゾ体操を行うと右の腰部に痛み。モゾモゾ体操後、膜の緊張と弾発検査は、若干回復するものの痛みは変わらず。
腹臥位:
仙骨、仙腸関節を調整。腰椎の調整は痛みをこらえながらとなり、椎骨に動きが出たものの、周辺の筋肉は軽く圧しても痛がる状態です。胸椎、肩甲骨、下肢、側臥位で腕、腹斜筋(筋膜刺激も痛がっていました)。
仰臥位:
膝立て左右倒しは15°ほどで腰椎周辺に痛み。腰の持ち上げも1㎝で痛み。腹部、頸部(右側が固まっていました)まで進めて座位になってもらうと、座っても立っても激痛…
座位:
腰椎横突起を両側からとらえて足踏みする施術はできませんでした。
立位:
痛みをこらえるあまり、腹斜筋等がガチガチに固まってしまいました。
本人も辛すぎて呻く状態。私も大変なことをしてしまったと動揺。側臥位になんとかなってもらって、腰部腹部は痛みのためさわれず。
アイシングと温めでは、温めが若干良いとのことでしたので、しばらく温め、下腿、前腕を丁寧に解して様子見。少し落ち着いたところで腹臥位になり腰椎の調整。(腰椎に動きはでているのですが右腰部の筋を刺激すると痛み。)ここまで2時間経過。
座位から立位になってもらうと、先程の激痛よりはましになるものの、恐る恐る歩く程度。表情も暗く辛そうです。
術後説明
日常の過ごし方として今日はなるだけ安静に。動き回るときには、骨盤をベルトで締めてみて、状態がよければ継続してみる。温めて気持ちよければ温めておく。ということをお伝えしましたが、最後まで浮かない表情でした。
私も心配になっていましたので、不安な表情がもろに伝わったと思います。
術後の経過
その後、3時間ほど経過した頃、メールをいただき、仕事で動いていたら少し楽になってきたとのお言葉。それをみて少しほっとしました。翌朝、腰の具合をお伺いしたところ、まだまだしんどい様子でした。
反省
- 反省として、ぎっくり腰の急患さんに慣れていないため、施術前からお客様に予備知識というか説明が不足していたこと。
- 痛みがあるのに腰椎の調整、筋膜操作など刺激を入れすぎた(ゴリゴリ、ぼきぼきは致しません)のに、改善しなかったことで、お客様のなかに不安が増大したと思われます。
- 施術前より悪化したため、動揺して何をやって良いか判断がつかなくなったこと。
大切なお客様を一人失ってしまったと悔やんでいます…(どうしてもその場で改善しないと×だと考えてしまいます)
質問
先生にお伺いしたいのですが、
- ぎっくり腰で触れると痛む場合でも、椎骨の動きが悪い箇所を調整するべきでしょうか?
- ぎっくり腰の患者さんに、事前に説明することはありますか?
(治療回数、治癒期間、すぐに痛みが取れない場合があるなど) - ぎっくり腰の際、腹部などの筋肉を緩める操作はされますか?
- ぎっくり腰の患者さんの施術で、上手くいかなかったことはありますか?その時は、どのようなフォローをされましたか?
どうぞ宜しくお願い致します。
片平からの答え
頑張られましたね。DVDをご覧になっただけで、直接技術したことがない質問者の、治療技術のレベルがどの程度なのかイマイチはっきりしません。文面からは柔道整復師さんなのかなと推察します。
なので、ここでお答えすることが、質問者にとって正確かどうかは判断してくださいね。
Q1:ぎっくり腰で触れると痛む場合でも、椎骨の動きが悪い箇所を調整するべきでしょうか?
A:いいえ、こんな時は痛いところに触ってはいけません。
横むきに寝ていただき、内ももの緊張を取ることが先決です。私は足裏でそっと押圧して行きます。片脚だいたい5〜10分位です。内ももが緩むと仙腸関節も少し緩むので、そこから本当の施術に入ります。
(参:これは私の「片平式マッサージ」のDVDで詳しく紹介しています)
Q2:ぎっくり腰の患者さんに事前に説明することはありますか?
治療回数、治癒期間、すぐに痛みが取ない場合があるなど
A:あくまでも私の場合ですが、ギックリ腰はだいたい3回で良くなります。
1回目で7〜8割。2回目でほとんど痛みは無くなります。念のため治療の漏れがないか?3回目は確認しながら全身を診ますので、最低3回は来てくださいねと言います。
もちろん、3回ですまない方もおられます。そこはケースバイケースです。
Q3:ぎっくり腰の際、腹部などの筋肉を緩める操作はされますか?
A:大腰筋の施術や内臓下垂を改善する処置などをすることもありますが、通常は上記の方法でなんとかなります。
Q4:ぎっくり腰の患者さんの施術で、上手くいかなかったことはありますか?その時はどのようなフォローをされましたか?
A:20代後半男性で腰が直角に曲がってしまい、夜、足を伸ばして寝ることもできない方は、約2ヶ月(週2回の治療)かかったことがあります。腰が伸びてからMRIで検査したところ、「腰椎部分の硬膜が癒着していて、一生鈍痛からは逃れられません」と医師に言われたとのことでした。
ですが、こんなケースは稀で、通常は数回で良くなられます。
ぎっくり腰施術の注意点
ギックリ腰の時は、うつ伏せの状態で、背骨を天井方向からベッド方向へ向けて、押圧したり手技を行うのはNGです。患者さんが動けなくなります。
私も腰痛で治療を受けに行って、なんどもひどい目にあっています。元気で行ったのに動けなくなって帰宅する経験はたくさんあります。
DVDでは、その点を口を酸っぱくして話したつもりですが、いざ目の前に患者さんがおられると何もかも飛んでしまうのかもしれませんね。
今後はギックリ腰は、内ももを緩めてから施術に入ると気持ちが楽なのではないでしょうか?
文章から察するに、質問くださった先生は、力が少し強すぎるように感じます。力や治療の感覚は、やはり直接教えてもらわないと伝わりにくいですので、体験会は、その辺のところを確認できるのでおすすめです。頑張ってください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事は、片平悦子が書きました。
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