【整体 肩こり】長年の頑固な肩こりに施術すべき筋肉とは
肩こりや首の凝りや痛みに対し、肩・首の筋肉ばかりを追いかけて「取り切れない」と悩んでいませんか?
実は、臨床で結果を出し続けるためには、表面的な筋肉の硬さではなく、肩甲骨の滑走性(肩甲胸郭関節)や鎖骨の連動性といった、より深い構造的な評価が欠かせません。肩こり解消の全対応についてはこちらのブログ【揉んでも治らない「肩こり」を肩甲胸郭関節と鎖骨から紐解く根本改善の全容】について解説しております。
今回は、見逃している筋膜について伝えます。
肩こりの施術は背中側の筋肉だけをみてはいけない
多くの施術で行われるのは、【僧帽筋】【肩甲挙筋】【菱形筋】といった「背中側」の筋肉への施術が多いように思えます。
あなたもご存知の通り、これらの筋肉は肩甲骨に付着しているため、「肩甲骨はがし」と言って、肩甲骨の内側縁を引き剥がすように緩める施術をされているかもしれません。
確かに、表面の筋肉を緩める発想は、間違いではありません。しかし、本当に頑固な肩こりの改善には、これだけでは不十分なことがあります。
なぜなら、肩甲骨には、五十肩の時に問題になるローテーターカフ(回旋筋腱板)を含む、裏側や深層にも重要な筋肉が付着しているからです。
肩こりで見逃しがちな筋肉とは
肩甲骨の内側縁を剥がすだけではアプローチしきれない、肩こりの真犯人、それが…【肩甲下筋】です。

(プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系,(株)医学書院,2007,p305)
この筋肉は、肩甲骨の裏側(肩甲骨側)にべったりと付着しています。そのため、一般的な背面からの施術ではアクセスが難しく、凝り固まったまま残ってしまうケースが多いのです。
緩める鍵は「腋窩(わき)」からのアプローチです。
腋窩から慎重に、そして正確にアプローチすることで、肩甲下筋の硬結を解放することができます。これにより、肩甲骨が本来の動きを取り戻し、長年の頑固な肩こりが根本から改善に向かいます。
施術時の注意事項
ただし、力ずくで腋窩に手を突っ込んでは、お客様は激痛で力が入ってしまいます。
お客様が痛みを感じずに深部を緩めるためには、正確な解剖学的な理解と、繊細な手の感触が不可欠です。
この技術的なコツ、深い部分へのアクセス方法を習得したい先生方のために、パーフェクト整体はオンラインで学び、実際の感覚をリアル講座で確認するという環境があります。
まとめ
今回は、肩こり施術で見逃される肩甲下筋についてお伝えしました。
ぜひ、施術の精度を上げ、競合との差別化を図るための確実に改善できる技術を習得してください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・吉田大道です。

【あわせて読みたい】
今回解説した内容は、肩こり解消で見逃しがちな「肩甲下筋」という一つのパーツについて伝えました。
もしあなたが、揉んでも治らない頑固な肩こりを根本から解決したいと願うなら、「鎖骨」と「肩甲胸郭関節」の機能を網羅した、さらに一段深い全体戦略を知っておく必要があります。
これら全ての要素がどう繋がり、どう施術に落とし込まれるのか。その全容を以下のメイン記事にまとめました。現場で「最後の砦」として信頼される施術家を目指す先生にはお役に立てると思います。
▼【技術の核心】根本改善の全容はこちら▼
【整体 肩こり】揉んでも治らない「肩こり」を肩甲胸郭関節と鎖骨から紐解く根本改善の全容
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