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【整体 ぎっくり腰】ぎっくり腰の問診と視診で気をつけること

ぎっくり腰のお客様がいらした時の、診断・施術に役立つ話になればと思います。

問診は詳しく聞いて情報収集すべし!

私は、ぎっくり腰になりそうだったり、体調が悪い時に施術院にいくことがあります。

以前、担当の施術者が、私が書いたカルテを見て質問するので、その質問に答えると、「はい、わかりました〜」って返事をするんです。

何度も「はい、わかりました〜」って言われると「何が、わかったんだ💢こいつ…」って、つい思ってしまい、「はい、わかりました〜」を繰り返した後、「じゃあベットへどうぞ」なんて言うんで、イラっとしたことを覚えています。

私は自分が施術家だからそう思うんだろうけど、お客様だって少なからず疑問を感じるんじゃないかなぁと思います。

お医者さんに行ったら、必ずレントゲンを撮ったり血液検査したりして診断するじゃないですか?なのに、整体院では検査にあたることを何もしていなくて、お客様の話を聞いただけで「はいわかりました〜」と言われたら、お客様は「え?」って思ってしまいます。

なので、今回は問診と視診(鍼灸だと望診)について、ちょっと深掘りしておこうと思います。

パーフェクト整体は、必ず検査をします。

検査が100%当たってるかどうかはわかりません。(施術毎に、どんどん悪い部位が移動することもあります)

とはいえ、その日の検査でこれが原因じゃないかな思うものをいくつか見つけたら、その情報に基づいて、こういうわけだからここ(患部)に無理が来ているのではないかという仮説を立てます。

その仮説に基づいて施術をし、その結果どうなったか検証します。

毎回施術の旅に、【検査 – 仮説 – 施術 – 検証】を繰り返して改善に導くのがパーフェクト整体です。

ということは原因を見つけなくてはいけないわけです。原因特定をするのに機器を使えるわけではなく、自分の指だけに頼るのですから、怖い気持ちはあります。

初対面の人に今日会って、原因が急にわかるわけなんてないのが普通です。だから、5W1Hで、いろいろ聞かなくてはいけないんです。

問診:5W1H

「Why」

なぜ?ぎっくり腰になったんですか?と聞いてみると・・・

  • 「くしゃみしたら、ギクッとなりました」とか
  • 「トイレで気張ったらそのままなりました」とか
  • 「ソファで横になっていたところに子供の飛び蹴りをかました」とか

色々あるわけです!それをまず「Why」で聞いて下さい。

「Who」

「Who」は通常はお客様自身なので、聞かなくてもいいけど、紹介の際には聞かなくてはいけません。

「Where」

「どこ」が辛いのか?お客様は、はっきりはわからないけれど「この辺が・・」と言って手を当てます。先生は、その手を当てた部位が

  • 関節なのか
  • 靭帯なのが
  • 筋膜なのか

を、ちゃんと確認してください。

複数箇所を触って訴えるお客様もおられるので、しっかり確認しましょう。

「When」

私は、過去 5回ぎっくり腰になっています。5回目のぎっくり腰の時に、例えば近所の整体院に行って、いきなり「今回、5回目のぎっくり腰になりました」とは言いません。

「腰のこの辺が痛くて、、、ぎっくり腰かもしれないです」と訴えるのが、お客様の当たり前の言動です。

今、苦しいんだから過去のぎっくり腰の話などしないわけです。だから、先生が先にお客様に聞いてあげる必要があるんです。

「ぎっくり腰は何回目ですか?初めてですか?」と聞かれたら、初めてお客様は過去に記憶を戻して、「違います。もうかれこれ 3回やってます」とか言ってくださるわけです。

そしたら先生はさらに、「最初は いつだったんですか?」と聞かないと、お客様の黒歴史がわからないわけです。(私は、もう10代で1回目のぎっくり腰になっています)

そういうことを聞いていないと、局所だけ診てしまったり、軽く考えたりしてしまします。でも、お客様はお一人おひとり、いろんな事情でぎっくり腰を発症しているわけです。

仕事がきつくてもなるし、腰痛を騙し騙し使っていてもぎっくり腰になる時はあるため、その辺を聞き出すことが正確な診断・施術につながります。

「What」

「What」は「何をしたら痛いのか?」ということです。「何をしたら痛いんですか?」と聞いてみると、お客様は

  • 「朝は大丈夫でも、だんだんじわじわくるんです」とか
  • 「いやじっとしてると痛くないけど、動くととても痛い」とか
  • 「1時間車を運転してゴルフ場に行ったら、車から足が出せないんです」

なんて言う人もおられるわけです。

  • 「いやいやいやいや・・トイレに座るのもつらいし」
  • 「トイレットペーパーを取るように捻るのが辛いんですよ」

と言う人もおられます。みんな違うので、まず何をすると痛いのかを聞きましょう。その姿勢に、直すヒントが隠れています。

「How」

これは「どのように痛いんですか?」ということです。

例えば、トイレットペーパーが取れない時「目は動かせるんだけど、手を伸ばすともうヒーヒー痛いんですよ」とか

例えば、ベッドから起き上がれなくて、10分かかりましたというときに、右が痛いから右を下にしてよっこらしょと向きを変えて、ベッドから落ちるように転がり、膝を使って立ち上がりました」とか

例えば、「お風呂に入った時は痛くないけど、風呂から上がって少しするともう痛くなってどうしていいか分からないんです」とか

いろいろあるじゃないですか?だから、具体的に聞かないといけない。

私、先日来院された40代のぎっくり腰の男性を施術したのですが、杖をついて奥様の車で送られてきました。笑い事じゃない、大変な状況です。

ちなみに、ぎっくり腰の診断で、お伝えしたのですが、仙腸関節が硬くなるとそちら側の足で、片足立ちができなくなります。つまり、それを杖で補わないと立てないということなので、杖をついてきたら、杖を持っている側の仙腸関節はガチガチになっていると判断できます。

だけど、それは結果であって仙腸関節がガチガチになった原因が仙腸関節にあるかどうかはわからない・・別物です。どこかを庇って仙腸関節が硬くなっただけかもしれません。

このように、「はい、わかりました〜」で、1分で問診を済ませるのではなく、改善を目指す施術家さんには、「5W1H」を聞きながら、仮説を立ててほしいと思っています。

そして実際にお客様の体に触る時には、その仮説が合ってるか?間違ってるか?を考えながら、触った結果が違えば、仮説をもう1回立て直す。そのくらいのことをしていただきたいと思います。

視診の大切さ

問診の次は、しっかりお客様の動きを見てほしいです。院に入る時から

  • 杖ついて体重を杖と反対側に預けている
  • 股関節が曲がらなくて1歩が出ない
  • 歩きがゆっくり
  • ⚫︎側に力が入っていない

などよく観察します。見て分かることを4つぐらい紹介しておきましょう。

1:前屈みになってしまう

仙腸関節が硬いと、仙腸関節に体重をかけると痛むので、体重を前に逃すことが多いです。

立位でまっすぐを保つのも苦しいのに、足を前に出すのはもっと辛い。そういう状態は見てわかります。

玄関から受付に来るまで苦しそうで時間がかかる時に悪い部位は、仙腸関節と腰仙関節のことが多いので、目安にしてみましょう。

2:体が左右どちらかに傾いている場合

上体が、左右どちらかに傾いている場合は、重症です。

仙腸関節はもちろん硬いですが、腸骨に挟まれた仙骨は3軸で動いています。

鉛直軸・左右軸・前後軸を回るように動くのが正常で、この3軸での動きがある時は、仙骨は常に微妙に動いています。(これを金魚運動と言ったりもします)

上体が傾いてしまう場合は、仙骨の3軸の動きができなくなっている状態です。

だから、仙腸関節はもちろん硬いけど、仙骨自体も動きの制限がかかっているので、回復には結構時間がかかると思った方がいいでしょう。

3:膝を曲げてそろそろ歩く

健康体なら、体を起こしてしゃきしゃき歩けます。ですが、膝と股関節を曲げてちょっと上体を前傾にしてお年寄りみたいに歩く場合、何が起こっているのでしょうか?

もちろん仙腸関節は悪いです。それに加えて腰仙関節も悪いです。それから椎間関節も悪いし、股関節も悪いことが多いです。

だから、悪い部位を庇うように、膝と足首のコントロールを利かしてゆさゆさ歩くわけです。

上を動かさないようにして、下で歩くとこんなことになるので、しっかり見て確認して下さい。この場合、施術箇所は通常よりも増えます。

4:下腹部が痛い

4つ目は結構重症です。

  • 「お腹がつっぱる」
  • 「お腹が痛い」

とお客様は表現します。両側は稀で、どちらか片方になります。普通は仙腸関節が硬い側がの下腹部が痛いと訴えます。

女性がそう訴えた場合は、婦人科疾患を疑って、1度、婦人科で診てもらってください。

男性がそう訴えた場合は、泌尿器系が悪いこともあるので、同様に1度、医療機関での検査をオススメして下さい。

内臓の病気を見逃すのは怖いので必ず医療機関での検査をお勧めして欲しいのですが、もし、医療機関で検査してなんともなかったら、

・左のお腹が痛かったら左の仙腸関節が硬い

・右の下っ腹が痛かったら右の仙腸関節が硬い

のですが、もう1つ見逃してはいけないパターンがあります。

それは、別の動画でも詳しくご説明しようと思いますが、ここでは軽く言っておきますね。

腸骨は、前傾したり後傾したりします。一般的には骨盤が前傾するとか後傾すると言うのを聞いたことがあると思います。

前傾で固まった場合には、腰椎の前弯がキツくなります。すると、腰椎と小転子をつなぐ大腰筋・小腰筋の距離が縮みます。縮んで、膜(筋腹や起始・停止)に癒着が起こると痛いです。

多くの場合、お客様は腹直筋の外側あたりを指差して痛いと言います。そういう場合は、背面だけでなく腹面のインナーマッスルの状態も診る必要があります。

骨盤が後傾した場合は、筋肉を包む膜の距離が伸びますから、縮んで癒着という状態は起こらないのですが、前傾した場合にトラブルが発生することがあるので、そこも気をつけて診て下さい。

まとめ

ぎっくり腰のお客様は【問診】と【視診】で、原因を特定しましょう。ぎっくり腰に限らず、どんな症状でも、よく観察することは大切です。

よく聞いたり診たりして観察することで、慣れてくると、短期間で良くなるか、長引くかはある程度推測ができます。

それによってお客様に伝えることが変わります。簡単に良くなりそうだったら「安心してください」と言えばいいけど、長くかかりそうなら、その理由を伴って説明しなくてはいけないので、原因を特定することは、とても大事です。

さらにお客様のゴールの違いも確認しておきましょう。

お客様自身が

  1. 痛みさえ取れればいいんだよっていう場合
  2. 再発したくないからしっかり良くしたい場合

で、対応が違ってくるのは当然です。そういう時の判断のためにも原因特定は、すごく大事になります。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事は、片平悦子が書きました。

整体 ぎっくり腰 診断

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