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【整体腰痛】整体院に来院された腰が曲がり、腰痛と足先までの痺れがあるお客様:2つの原因の見分け方と対処法

あるカイロプラクターの方から「腰が曲がり腰痛だけでなく、足先まで痺れがある症状は手強いです。どうしたらいいんでしょうか」こんな質問をいただきました。

中腰で腰痛があり足まで痺れる時の原因と対処法

「中腰での作業で、腰椎1〜5番が後弯し固まってしまっている方の腰痛をなとかしたいのですが、、腰が曲がって、どうも椎間板も潰れてしまって固まっているようですが、腰痛から足までの痺れもずっと有ると訴えられます。どこをどうすれば良いのでしょうか?」

こんな場合の、原因の見つけ方と対処法についてみていきましょう。

腰が曲がり、腰痛と足先までの痺れがある場合、軽症か重症かを判断する

まず、腰曲がりで腰痛であるという段階で、もしこの方が、腰痛だけだったら軽症な部類なので、数回の施術でよくなると私は判断します。

ですが、腰痛に加えて、足までの痺れがあるとすると、中等度 or 重症の部類に入ります。つまり、悪くなってから時間が経っているので、もっと回数がかかるだろうと推定できます。

ここから、私ならこう判断すると言う例を書きますので参考にしてください。

レントゲン写真 or CT or MRI 写真があれば見せてもらう

腰痛がひどいお客様がいきなり整体院に来ることは稀です。多くは整形外科で各種検査をしておられるので、その検査結果を見せてもらいましょう。

中腰で腰痛があり足まで痺れる時の原因と対処法

そこから原因を推定します。

レントゲン写真 or CT or MRI 写真で確認するのは、下記2つ。そこから原因を推定します。

(1)何番目の腰椎椎間板が潰れているのか
(2)椎体の厚みは、前より後ろが厚いか

この2つの情報から原因を推定します。

(1)腰椎の何番目の椎間板が潰れているのか

腰痛で整形外科に行って、各種医療機器で検査して、どこが潰れているとか狭くなっているとわかることは、施術ポイントが明確になるのでとてもありがたいです。

レントゲン写真 or CT or MRI 写真をもとに、患者さんの腰部に触り、潰れたり狭くなっている椎間を見つけ、上下の椎間関節に触ってみます。

中腰で腰痛があり足まで痺れる時の原因と対処法

椎間が潰れている場合は、椎間関節が探しにくく、神経の通り道である椎間孔が圧迫されていると判断できます。

正常なら神経が出てくる椎間孔は縦長に丸いので、少し圧迫されたところで丸い椎間孔がそんなに歪にはならず、神経の圧迫も軽いです。

しかし、そこに、腰椎の捻れと左右の傾きが加わると、途端に椎間孔がゆがんで痛みがキツくなります。

施術の仮説1:椎間孔のスキマが狭くなっているだけかもしれない

当該椎間関節の前後・左右・回旋のズレを治し、正常な動きをつけて、 椎間孔が正常な大きさに戻れば、痛みが消失するはず。もしそれでダメな場合は次の仮説を検討します。

(2)椎体の厚みは、前より後ろが厚いかどうか

腰の状態が正常なら、5個の腰椎が前弯しています。5つの椎体が積み上がって前弯すると言うことは、5個の腰椎の椎体は前が厚く後ろが前より薄いから前弯するわけです。当たり前のことですね。

その当たり前の状態に腰椎があるかどうか?を診ます。もし検査データを見て、腰椎の椎体の前が薄くて後ろが暑いなら、もう椎体そのものが変形しています。

中腰で腰痛があり足まで痺れる時の原因と対処法

施術で、骨のズレを治したり、関節の動きを正常に戻すことはできますが、骨の形を変えることはできません。骨の形は、患者さんの日頃の使い方で決まるからです。

施術の仮説2:椎体の変形がある場合は、背中を丸くしたまま施術をして変化・反応を見る

腰が曲がった患者さんの、椎体の形は変えられないので、患者さんに、いつもの丸い状態で座ってもらい、座位で後ろから椎間関節のズレを治し、正常な動きをつける操作をします。

こうすることで、腰は丸まったまま(椎体が変形した形に沿った姿勢のまま)でも、痛みや痺れは消失させることができます。

と言うことで、レントゲン写真 or CT or MRI 写真を見れば、どんな施術が有効か、仮説を立てられます。

(3)骨盤から下の関節の位置を動きは正常か?

腰曲がりの患者さんの施術を、(1)(2)の順に行っても足の痺れが改善しない場合は、骨盤から下の関節の状態をチェックする必要があります。

骨盤よりも下位の関節とは股関節・膝関節・上脛腓関節・足関節などです。こららの関節の位置異常と動きの異常を見つけ、正常に調整すると通常は綺麗に症状が消えます。

ただし、骨(椎体)が変形しているので、定期的に来院していただいて、悪化しないようにサポートすることが大切です。

まとめ

今回は腰痛で足まで痺れがある患者さんの原因特定の方法と対処法を、パーフェクト整体で施術なら、こうやって原因を特定し施術するということを書いてみました。

ちなみに、パーフェクト整体では必ず座位で骨盤を先に治療して、その整った骨盤に腰椎を合わせていく治療法をとっています。

質問の方の施術方法がわからないので、パーフェクト整体で施術するならこんな流れになると言うことを書いてみました。

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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。

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