【整体経営】整体師に必要な[リピートしたくなる技術]+ [行きたくなるホームページ]
整体院が増えた分、経営がうまくいかない人も増えているようです。
先日、古い友人が、久しぶりに連絡をくれました。友人の友人が、接骨院をやっていて、危機的状態だから助けて欲しいと・・『そんな〜、、、会ったことない人のこと、助けてって言われてもね〜』
接骨院の経営が危機的状態です。
助けてくれませんか?と、急に言われても『 あーー!そうなるまでどうして、放っておくんでしょう?? 』(><; 人の財布の心配をするのは、甚だ失礼だと思いつつ、危機的状態だということは、お金もない!可能性が高そうです。
話を聞くほどに、昔の自分が思い出され、心が痛みます。(泣
もしこれが、パーフェクト整体を習った方から頼まれれば、いい技術を持っているのだから、即!『なんとかしなきゃと、活動を開始するのですが、、、どんな施術をされているのか全くわからないので、助けたくても、二の足を踏んでしまいます。
とはいうものの、友人の頼みなのでその接骨院のHPを拝見すると、『こりゃ、人、来んわ・・』という作りでビックリしました。
あなたの院は、お客様さまが来るホームページになってますか?
HPの目的はお客様の不安を払拭して、よし、ここに行ってみようと予約の電話をかけたり、ネット予約することです。
では、お客様の不安とは何でしょうか?
1、どんな症状を治してもらえるのかわからない
2、何をしてもらえるのかわからない
3、出張もしてるって書いてるけど、暇なのだろうか?
4、先生がどんな人かが、、よくわからない
5、お客様の声が3件しかない
あなたが見込み客なら、このようなHPを見て『なんだか、、怪しい〜』『行くのはやめようかな..』って思うのではないでしょうか?
それに文章が多くて、これは女性心理の勉強が不足してそう..ということも、見てとれます。
今時は田舎の先生だって、ある程度は勉強して、ネットにも強くなっておられます。もはや、HPがあるだけでは、院を選ぶときの比較の対象にすらならないです。
HPは自分のことを書くときに、自分目線で書くのではなく、見込み客がどう感じるか?という目線で書くことが大事です。ネット社会の変化に、ついていくのは大変ですが、仕事している以上学び続けるしかありません。
ちなみに、私の例を挙げましょう。
引っ越してから約1年。歯の治療が上手で、且つメンテナンスにも通える歯科医院を探していました。東京に住んでいた時はそういう院にお世話になっていたからです。
駅から自宅までの間にある歯科医院【A】は、良さげだけどHPがありません。
『どうしよう』と悩んでいるうちに昨年末、12月30日の深夜歯磨きしたら右奥歯の被せ物がポロリ・・・『なんでこんな時に・・』緊急だったので、この時は選ぶこともできず、お正月にやっている歯科医院【B】に行きました。
でも、今まで受けていた歯科医院の施術が選ぶ基準なので、応急処置には感謝いつつも通院を決断することはできませんでした。
そして、10ヶ月が過ぎた今日、今度は左側の奥歯の詰め物が取れました。『いよいよ、定期通院する歯科医院を決めないといけないな』と思いました。
私が探している歯科医院の条件は
- 近くで、いざという時にすぐ行けること
- 丁寧な検査をしてくれること
- 自分の歯の状態に合わせてメンテナンスのメニューを組んでくれること
数カ所HPでチェックして、ようやく歯科医院【C】を見つけて、恐る恐る電話をすると、とても感じいいです。(^^/
安心して予約して時間に行ってみると、丁寧な対応。そして、期待以上の歯の治療もしていただけ、次回予約を入れて帰宅しました。これで、これから何回通うことになるのか・・おそらく10回以上は通うことになるでしょう。でも、そういう安心できる歯科医院を探していたのだで、大満足でようやく新しい土地で[安心]を得た気分でした。
そして、『ああ、、、整体院を探しているお客様も、きっとこんな気分なんだろうな・・』と思いました。
私が歯科医院【C】を選んだ理由は、上記3つの条件に合うかどうか。ということは、そういうことがHPに記載してないといけませんよね。
だから、HPを作るときは
- どんな人に来てほしいか?
- そのターゲットのお客様に何をするのか?
- 施術だけなのか?メンテナンスまで面倒見るのか?
など、ある程度絞り込んで作る必要があります。
院のHPが、お客様の期待値を決めます
整体の目的が
- リラクゼーション
- 疲労回復
が目的なら、そういうHPになっていればOKです。
でも、リラクゼーション的な整体なのに、苦痛を改善できるようなことを書いたら、お客様の期待値は一気に高まります。
そして実際に来院して施術を受けたら『良くなる気がしない・・』施術だったとしたら、どうなるでしょうか?
そう、これはお客様の期待を裏切ってしまったので二度目の来院はないと思わなければなりません。
だから、自院が誰をターゲットにどんな施術をするのかは明確にし、過剰な期待をさせないようにすることも大事です。
以前、行った整体院は爽やかな先生の写真だったのに、太った先生で清潔感もあまりなく期待値がダダ下がりでした。しかも、四角い部屋を丸く掃除しているのが良くわかり、二度目はないなと思いました。
HPを見たお客様の期待値が高いと、院に行ってそれと違う場合、キレイな素敵なHPが裏目に出ることもあります。
あなたの院のHPは、大丈夫でしょうか?
集客できたら、商品力(=技術)が大事!
ここからは、私の個人的な持論だと思って、流し読みしてください。
施術家は、人相手の仕事で、治してナンボの世界にいると思うんです。「あそこすごくいいよ〜」と評判になり、クチコミや紹介が増えれば、ポータルサイト頼りでなくても、マーケティングに頼らなくても、全然大丈夫だと思っています。
それが、対面で仕事する、施術家の強みなんじゃないかな。。
だから、施術家に必要なのは
- 人がクチコミしたくなる技術
- リピートすれば完治できる技術
だと思うんです。
そのためには、全員に同じルーティン施術しても、ダメ!に決まってます。ちゃんと自分の手で診断し、根本原因を探り出し、その根本原因を取り除く施術ができるのが、まずは 大前提です。
だって施術家が売っている「商品」は、「技術」ですから。物販はあくまでもおまけで、体を本来の状態に戻す技術が、最低でも必要です。施術家にとって、「技術」が「商品」だから、日々、いい商品を研究開発するのは、当たり前のことだと思うんです。
友人と話して、なんだか・・人のダメなところが見えるって、イヤな性格になった気もします。でも、逆に考えれば、気になる部分を改善すれば、感謝される先生になれるってこと!
考え方は人それぞれなので、価値観をあなたに、押し付ける気はありませんが、お客様から見たら、粗悪品を言葉巧みに売られるのは、やはり、気分がいいものではないと思います。なんとなくの施術ではなく、目的を持って確実に良くなれる施術の提供を、心がけたいものです。
まとめ
今回は、友人から「私の友人の接骨院を助けて〜」と連絡が来たエピソードから、
- ホームページは自分目線で書くのではなく、見込み客がどう感じるか?という目線で書くことが大事
- 施術家に必要なものは商品=技術
ということをお伝えしました。
この施術でいいのかな〜と疑問を感じつつ、リピートしてもらうことに、後ろめたさを感じておられるなら、一度パーフェクト整体を学んでみませんか?
パーフェクト整体は、練習を惜しまず、目の前の患者さんをなんとかしたい先生には、ぴったりの施術法です。逆に、ラクしたい先生は、参加されないほうがいいと思います。
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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