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【整体足関節捻挫】足首施術のために大切な解剖知識(足関節捻挫攻略には、1ミリの動きも見逃さないこと)

今回は、足関節の各部位の名称と、足関節の細かい動きについてお伝えします。足関節捻挫を改善するために、必須な内容となっていますので最後までお付き合いください。

足首施術のための基本中の基本!

カカトからヒザの方に向かって触るとスネの横に出っ張った部分がありますよね??いわゆる『くるぶし』です。

親趾(おやゆび)側にあるのが内果(ないか)

小趾(こゆび)側にあるのが外果(がいか)

写真を参考にしてください。

その周辺で曲げたり、伸ばしたりクルクル回したりできる部分を足首(足関節)、解剖学的に言うと距腿関節(図の赤破線)です。

私は、柔道整復師の免許を持ち、保険請求で施術をしていました。パーフェクト整体を受講する前は、足関節捻挫は、冷やして、固定、腫れが引いたら、低周波、軽くマッサージでした。これで痛みが取れたらOKですが、こんな訴えをする患者さんは多くないですか?

・年を取ってから足首が痛くなった

・膝や腰が痛くなった

・肩こり冷え性になった

その原因は足関節をちゃんと診ていないからです。

教科書上の解剖学ではなく、臨床的な解剖学を身につけましょう!

足関節を施術する前に重要になるのが解剖学です。解剖学は足首だけではなく、全身の知識が必要となります。教科書上で学んでいる方は、多いと思います。私は、柔道整復師なので、学生時代は解剖学を勉強しました。しかし、その時の勉強は、臨床的な解剖学ではなく、国家資格を取得するための解剖学だった!というのが、パーフェクト整体を受講してわかったことです。

足関節を施術する際に、必要な解剖学はというと、全部!ですが、特に施術に重要になってくる関節は、脛腓関節、距腿関節、距踵関節です。施術については、また別の回でお伝えします。

足は一番初めに全荷重を受ける為、沢山の細かい骨で構成され、関節を構築するのに同じく沢山の靭帯で繋がっています。一つの骨に負担がかからないように、沢山の筋肉で分散されるようになっているのです。

パーフェクト整体は、関節はもちろん、筋膜のリリースもします。筋膜リリースなら簡単!と思っていました。しかし、筋肉の起始停止は、頭の中でわかっているつもりが、実際の講義で、

・近いけど違う

・隣を触ってる

など、師匠の片平に指摘され、心折れること数回。今までどれだけ適当にやっていたかということを思い知らされました。

足関節施術のためには、各関節の細かい動きも重要です

足関節は歩行する際に動きますので、重要な関節です。足関節はくるぶしを軸として

・足の甲側に曲がるの動作を背屈(伸展)

・足の裏に曲がるの動作を底屈(屈曲)

・足の裏を親趾方向へ向ける動作を内反

・足の裏を小趾方向へ向ける動作を外反

です。屈曲、伸展はわかる方が多いと思いますので、内反、外反動作の画像を載せます。

足首を怪我をする際の動作は、関節の構造上、伸展+内反が多いです。いわゆる内反捻挫になります。施術する上で重要になる動きとして3つの関節の細かい動きになります。

各関節の細かい動きとは?

<1>腓骨+脛骨で構成される・脛腓関節(上下)

腓骨は動いてないようで、動いているんですよ!そして、脛腓関節は膝付近とくるぶしの2ヶ所あります。どういうふうに動いているかというと、足関節を背屈すると腓骨が外旋、逆に足関節を伸展すると腓骨は内旋します。動くと言っても、1mm動くか動かないかぐらいです。

<2>足関節(距腿関節)

背屈する際に構造上、脛骨に対して距骨が約12度傾いています。蝶番のように真っ直ぐ曲がったり伸びたりしていないんです。

<3>距踵関節

いわゆるカカトです。踵骨と距骨はしっかり噛み合っていますので、調整するには結構なパワーが必要になります。そして肝心な関節の形は馬の鞍みたいな形をしてますので、鞍関節と言います。調整時はこの形をイメージしないとうまく調整できません。このように、各骨の特徴を意識して調整することによって、正確な調整が可能になります。

日常生活の洋式化で、足関節が硬い方が増えているように感じます

最近、足関節が硬い方が多いように思います。自論ですが、日常生活における洋式化があるのではないかと考えます。例えば、代表的な例はトイレです。保育園、幼稚園、小学校以上の学校は、洋式トイレになっていませんか?

自宅では椅子の生活が多く、足関節が硬くなるのではなかろうかと思います。これはあくまでも自論なので、全く違う原因があるかもしれません。ご存じの方、是非ともご教授いただければと思います。

まとめ

今回は、足関節の各部位の名称と、足関節の細かい動きについてお伝えしました。あなたは、臨床的な解剖学を正確に理解していますか?自信がない方は、パーフェクト整体を学んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・吉田 大道です。

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