整体でぎっくり腰ならぬ、ぎっくり背中になったというお客様はおられませんか?今回は、「ぎっくり背中は、このようにしておきる」という内容を書いてみます。

ぎっくり背中の症例

私の院では、ぎっくり背中の急患さんが月に数例あり、少なくない症状なのですが、似たようなことが引き金となって起きている例がありましたので、本日はそれを紹介させていただきたいと思います。

1例目:30代前半の女性

朝出勤しようと家を出ようとしたときに、ギクッと背中がなったっきり、痛みで身体を動かすことができなくなった。

この方は、朝荷物をたくさん持っていたので、身体をゆがませて家の鍵を閉め、小雨が降っていたそうなんですが、荷物をたくさん持っている方の手で、ジャンプ傘を開いた瞬間ギクッとなったそうです。

2例目:50代前半の女性

手の痛み、しびれで整体に行ったところ、ボキボキと背中の上のほうを矯正された直後、背中・胸の鋭い痛みが出て、身体を動かすのも、呼吸でも痛みがでた。
(※この文章はボキボキ系の矯正を否定するものでも危険性を伝えるものでもありません。)

3例目:中学3年生の男性

ソフトボールで、早い強いボールを受け取った瞬間に、背中がグキッとなって痛みが出て、その後痛みが引かない。

ぎっくり背中が起きた原因

どうしてこのような状態になってしまうのか。考察してみました。

いずれのケースも、身体を固めた状態の中、ドンっという衝撃が何らかの形で加わっています。

この身体を固めて、スピードのある衝撃を加えるという2つの組み合わせが、特定に部位の骨を瞬間的に動かしてしまうのでしょう。

いずれのケースも、背中の上から下までさーっと触れてみると、ゴロゴロっと触れる肋骨があり、背中の筋肉の盛り上がりも相当なレベル。そして、その部位に触れると、強い痛みを訴えられる状態。

どの方も、胸椎4番から6番にズレができていて、そこに対応する肋骨がはね上がったりして、いびつになっていました。

ぎっくり背中の解決法

胸椎を先に正しい位置に戻してから、肋骨を正しい位置に戻せば、その場で背中の筋肉の盛り上がりも落ち着き、痛みから解放されます。(やり方はパーフェクト整体の本講座で学べます)

ぎっくり背中になった方の不安を解消するには

ぎっくり背中になった方々は、それが原因とは気づかず行った行為で、急に激しい痛みの襲われるために『なんで?』『どうして?』という状態になっているようです。

「こんな風にして起きるんだよ」と説明してあげると、とっても納得がいって安心するようです。

ぎっくり背中のすべてが、このような原理でおきているとはいいませんが、同じようなケースが結構ありますので、参考になればうれしいです。

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