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【整体 めまい】めまいの原因&整体での施術が可能なのか?

今回は、【めまい】についての質問に、私見を話してみます。

耳のトラブル

質問者1先生、質問が届いております【めまい】というのは症状で、原因が精神的なものから、脳神経由来のものといろいろあります。

ときたま病院で原因がよくわからないと言われて、来院するお客様がいらっしゃるのですが、整体でもどうにかなるのでしょうか?原因は主に何があるのでしょうか?教えてください。

整体 片平悦子ちょっと話は逸れるんだけど、今年、私の妹に10年ぶりで会いました。というのも、今年の1月1日、突然右耳が聞こえなくなったと聞いたからです。私は、びっくりして「施術しに来てみたら」と言って、3日間施術しました。3日で、ある程度聞こえるようになりました。

片耳が全く聞こえなくなるとどうなるか… あなたはわかりますか?

2つの目の片方が見えなくなったら遠近感覚がなくなるでしょう?

妹の話では、2つの耳のうち片方が全く聞こえなくなると、距離感がわからないそうです。距離感がわからないとは、どの方向から音が聞こえてくるかがわからないのだそうです。

その話を聞き、悪くならないとわからない感覚だなと思い、他人事じゃない気がして、一生懸命施術しました。3日で、ある程度聞こえるようになったけど、健側と同じにはならなかったです。

【めまい】の質問で、急に妹の耳トラブルのことを思い出したので、耳トラブルは、整体で良くなることもあるよということを伝えたくて先に話をしました。(^^

【めまい】は整体でなんとかなるの?原因は?

【めまい】は大きく2つに分けられます。

クルクル回る【めまい】

1つ目は側頭骨が問題の【めまい】です。側頭骨には三半規管・内耳があります。

【めまい】は、この側頭骨の問題なのか、後頭骨の問題なのかで違ってきます。

側頭骨が、何かの原因で動きの制限がでて、三半規管に異常が起きると、平衡感覚を保てなくて、クルクルクルクル回る【めまい】になります。

お客様に「【めまい】で天井回りましたか?」と聞いて、YES なら三半規管の異常を疑いましょう。側頭骨の異常で起こる代表的な症状は、メニエール病とか突発性難聴とか言われるのがあるらしいですけど、今時はAIで調べればいろいろ出てきますね。

お客様が、最初にお医者さんで検査して原因が明確だったら、もちろん病院で治療した方がいいです。

でも、原因がわからなくて打つ手がないから整体に来ているわけです。なので、頭蓋骨調整で側頭骨がちゃんと施術できると、改善することはよくあります。

フラフラする【めまい】

もう1つのパターンは、後頭骨の異常。後頭骨になんらかの問題が発生すると、フラフラする【めまい】になります。だから、天井が回ってるわけじゃなくて立っているとフラフラ…フラフラ…する【めまい】。すっごい気持ち悪いらしいです。

質問者1

 

座ったり寝たりしたら落ち着くけど立った瞬間ダメみたいな?

整体 片平悦子

 

そう、治ったと思って起き上がると、やはり立っていられないくらいフラフラする・・そんな感じかな・・

起立性の【めまい】

そのほかに失神性の【めまい】として言って、起立性の障害、立ち上がるとフラフラするとか、不整脈がおきてくるようなものもあるようです。

その場合も、後頭骨をちゃんと施術できると、つまりラムダ縫合とか後頭乳突縫合とかがちゃんと施術できると良くなる人はいます。

どんな【めまい】も、先に必ずお医者さんでどこが悪いのかを検査してもらって、原因が特定できたら医療機関の治療を受けてください。

「原因がわからなくて、なんとかならないかな?」という人たちが、たぶん整体に来ると思いますので、その時にやることは3つです。

【めまい】の施術3つ

骨盤〜胸郭の状態を正常にする

他の動画でも言っていますが、頭蓋骨をいきなり施術しても、なかなか頭蓋骨は反応しないです。

後頭骨や首につく筋肉は、全部、胸郭や肩甲骨から起こっているので、まずは首から下の、胸郭の状態を良くすることが大事です。

胸郭の状態を良くするとはどういうことか?というと、皆いつも座っているわけだから「骨盤」から上を全部整えないといけないです。

腰を丸めたら(後傾)、当然、背中が丸まります。腰を起こしたら、当然、背骨が伸び、丸まった肩が広がります。

だから、胸郭を整えるためには、骨盤を正しい位置で正常に動くようにして、その骨盤に背骨・胸郭・肩甲骨を合わせることで、頭蓋骨を施術するための土台ができるんです。これが1つ目です。

後頭骨ー第1頚椎の間を緩める

次に、首・後頭骨の詰まり感がない状態を作らないと後頭骨がゆったり児童運動をすることができません。

なので、後頭下筋群を緩めたり、僧帽筋を緩めたり、帽状腱膜を緩めたりして後頭骨がフリーになる(蝶形後頭底結合の屈曲・伸展の動きができる)ようにします。

その時に、先に、ラムダ縫合とか後頭乳突縫合をきれいに緩めることができると、後頭骨はある程度フリーになっていきます。もしそこまでできたら、原因不明の【めまい】を改善できる可能性が高くなります。

側頭骨の状態を確認

そして、クルクル回る【めまい】、メニエール病に代表されるような【めまい】は、側頭骨が関係してくるので、側頭骨の屈曲・伸展の動きがきれいに出るような施術が必要になります。

この時に大事になってくるのは、側頭骨と頭頂骨は、縫合で噛み合ってるのではなく、側頭骨が頭頂骨に貝殻が乗っかったようになっている(隣状縫合)ということ。ガチっと組み合っていないので、縫合よりは動きにゆとりがあります。

側頭骨をチェックしたり施術する場合は、側頭骨の隣状縫合の状態や、側頭骨の後ろ側の岩様部(内耳・三半規管が入っている)は大きくなっています。

その岩様部を回旋軸にして、蝶形後頭底結合の側面に向かっています。だから、この軸で、側頭骨は屈曲・伸展の動きをしていますので、それを意識して側頭骨の動きをきれいにつけることができたら、回転性のぐるぐるする【めまい】が改善することはよく起こります。

まとめ

【めまい】は、整体師さんになって初期は、手を出さない方が無難です。ある程度経験を積んで、きちんと改善できる自信があるなら

  1. 体幹の方をきちんと整えて胸郭を正しい位置に戻す
  2. 後頭骨をフリーにする
  3. 側頭骨の次sどう運動が出るように調整する

と、80%以上の確率で、原因不明の【めまい】が、整体でよくなります。

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この記事は、片平悦子が書きました。

動画でみたい方はこちら↓

整体 めまい

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