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【整体マインド】施術家のゴールはアフター1、患者さんのゴールはアフター2!
患者さんのゴールは何?
患者さんのゴールは、痛みやカラダの不具合が回復し、尚且つ、仕事や部活など当たり前の日常生活が<何不自由なく出来ること>
なので、【ビフォー・アフター1・アフター2】という視点を持ちましょう。
ビフォー :今までどのような苦痛があったか?
アフター1:苦痛が取れて楽になる(施術家のゴール)
アフター2:患者さんの生活がどう変わるか(患者さんのゴール)
アフターには、1と2の違いがあることに、あなたは気づいておられましたか?
患者さんのゴールに気づけない理由
なぜ?このアフター1と2の違いに気付けないのか?理由は大きく2つ考えられます。
- 学校で習っていない
- 整体師の思い込み
患者さんのゴールを知る方法
はい、超簡単です。5秒で解決。それは、患者さんのゴールを聞けば良いだけ。とてもシンプルです。
例えば、膝痛の70代の患者さんを施術しているとしましょう。
施術家は、『1回ごとに前回よりもっと良くしないと失客してしまう、信用を失っては大変!』と焦って、頑張って施術しています。
でも、70代の患者さんはどうでしょう?
もしかしたら、『病院で歳のせいだから諦めなさいと言われた。でもこの院に来たらだいぶ楽になって、しかも安定している、ありがたい』と思っているかもしれません。現状維持に満足している、悪化しないことに感謝している上、そこがゴールかもしれないのです。
だから、最初の問診の時に、ゴールのすり合わせが必要です。『どんなふうに?聞けばいいの』と思ったあなた。例えば
「膝が楽になったら、何をしたいのですか?」
「年齢的には100%良くなる可能性は低いですが、どの程度まで楽になったら嬉しいですか?」
こんなふうに聞けば、ああでもない、こうでもないと教えてくださいます。
ゴールの上方修正
例えば、膝痛の施術をしていて、患者さんのゴールを上回って良くなってきた場合は、患者さんはただただ嬉しいです。そんな時は施術家さんは、患者さんと相談して、さらに上方のゴール設定をしましょう。
すると、施術家は通院してもらえるので、よりいい状態を取り戻す役に立てるし、患者さんは、予想外の明るい未来に希望しかありません。
わかりやすいように、先ほどの70代の膝痛の患者さんの例で話せば、、
最初のゴールは「家の中でトイレに行ったり台所に立つのに、膝がもう少し楽だったらいい」だとしましょう。でも、施術しているうちに、膝痛が良くなってきました。先生と相談して、次のゴールは「近所のスーパーに、スイスイ買い物に行って来れる」に設定すれば、そのゴールを目指して通院することが楽しみになります。
こうなると、施術家と患者さんは同じゴールに向かって、二人三脚で走っていることになります。患者さんにとって、これほど心強いことはないですね。
施術家さんは、治せる技術を持っていることは当たり前ですが、こうして患者さんの気持ちに寄り添うことができれば、患者さんが先生のファンになり末長いお付き合いをすることができます。それってお互いにWINの関係、とっても素敵な関係です。
まとめ
今回は、施術家と患者さんのゴールを同じにすれば、ゴールに向かって、二人三脚で走っていけ、それが両者にとってWin -Winの関係を作れるという話をしました。
このことは、学校で習っていないので、指摘されないと気づかないことが多いです。ぜひ意識してお客様をハッピーにしてあげてください。
もっと患者さんを助けたい方は
この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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