【臨床で悩む施術家の方へ】 局所のアプローチだけでは取りきれない足の痛みや不調。その突破口は、足部単体ではなく「全身との連動」および「関節の隙間(遊び)」の再構築にあります。
パーフェクト整体が提唱する、足部の26個の骨をどう繋げ、どう全身のパフォーマンスへ波及させるかという【整体 足痛】なぜ歩くたびに痛むのか?土台から整えるパーフェクト整体の根本療法については、まずこちらのページを必ず一読ください。↓
【整体 足痛】なぜ歩くたびに痛むのか?土台から整えるパーフェクト整体の根本療法
本記事では、脚(足)のシビレについて、症例を交えお伝えします。
1.脚〜足裏の痺れ:レントゲンをもとに施術したけど、、、
「背骨のレントゲンをもとに、施術をしたけどなぜか?改善されない」という質問が届いています。
そういう場合、どういうところを診た方がいいんですか?
アバウトな質問できましたね。一般的に、まずはお客様が訴える患部を施術すると思うので、その施術が十分だったかどうかが、まず1つ目のチェックポイントです。
質問は、施術後に痺れているということなんですか?
椎間板ヘルニアのせいで、足が痺れていて、レントゲンを撮って「何番が悪い」と診断され、それに基づき施術したけど、改善されない、痺れが取れないとか、動いたときに同じところで引っかかるそうです。
痺れは痛みの後にやってくる
いきなり痺れることはなくて、通常、痺れは痛みの後にやってくるものです。つまり、痛みより時間が経っているので、改善にも時間がかかります。
神経はファシア(=膜:結合組織)に包まれて走行しています。ファシアは、イメージ的には、クモの巣みたいなものです。クモの巣みたいなものに包まれて神経は走行し、筋肉に到達します。
痺れている=神経がビリビリしているということです。ビリビリしてるということは、神経がそのファシアに、なんらかの理由で圧迫されていることを意味します。
背骨の間の椎間孔から出た神経は全部膜に包まれています。関節(=関所)を通り、筋肉の間のファシアに挟まれて目的の筋肉に到達します。
ということは、出口(椎間孔)も大事だけれども、走行全体を確認しないといけません。お医者さんが言った【椎間板ヘルニア】は、出口のことを言っていて、神経の出口(椎間孔)が、椎間板ヘルニアにより潰れて狭くなっていると言ってるわけです。
そこを施術したけど改善しなかったなら、出口の問題ではない!ことを意味します。
神経の通り道をチェックしよう
神経の通り道は、関節という関所、筋肉を包むファシアの隙間のどちらか。なので、腰から出た神経が足まで行くには、関所や圧迫されやすい場所がいっぱいあって大変なんです。
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坐骨神経の出口である「梨状筋」の硬さは?
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ハムストリングスの隙間にゆとりはあるか?
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膝や足首の関節がズレて、神経を圧迫していないか?
膝関節では、坐骨神経は脛骨神経と総腓骨神経に枝分かれしていますので関節と膜のゆとりが大事です。
【症例】脚の痺れ
ここで、ある77歳の男性の事例をご紹介します。 社交ダンスが趣味の彼は、1年前の左鼠蹊部にできたヘルペス以降、両足の裏が「砂利を踏んでいるようにジンジン痺れる」と訴えて来院されました。
お医者さんからは「後遺症だから仕方ない」と諦めるように言われていたそうです。
当初、施術を重ねて「10あった痛みが3になった」ところまでは順調でしたが、そこから停滞しました。私は諦めきれず考え続けました。「まだ、どこかに膜の癒着があるはずだ」と。
決め手は「深層外旋六筋」と「足首の微細なズレ」
再点検した結果、お尻の奥にある深層外旋六筋のリリースがわずかに甘いことに気づきました。さらに、77年という歳月でカカトの関節(下脛腓関節)が動きを失い、神経の通り道を狭めていたのです。
そこをパーフェクト整体の技術で、関節が正常に動くようにミリ単位でリポジショニングしていきました。最後には足裏の細かな関節(MP関節)までしっかり緩めると……
立ち上がった彼は「痺れていない!」と驚き、その場で見事な社交ダンスのポーズを決められました。
痺れが取れるためには
結論は、神経の通り道である関節を全部緩めて、筋肉の間を通過するので神経が通る筋膜の癒着を取ったら、痺れは取れるということです。
例でもわかるように、痺れは神経の出口(椎間孔)だけでなく、神経の通り道(関節とファシア)の状態を正常にすることが非常に大事です。
ただし、痺れは、施術後すぐには取れないことが多いです。施術中に変化が出たら1か月ぐらいで、徐々に自然に消えていくのが普通です。
動画で詳しく説明しています ↓

2.足の冷え症は、距腿関節と下脛腓関節が硬い
次に、足の冷えを訴えるお客様の多くは、距腿関節と下脛腓関節が硬く、動きに制限があります。
下脛腓関節や距腿関節の硬さを丁寧に取り除いていくと、足がポカポカ温かくなった♪ という喜びの声を、たくさん頂いていますのでお試しください。(施術後は靭帯のゆるみが少し残ってしまうので、必要に応じて数日~数週間、バンドなどで足関節を締めない程度に軽く巻いて、安定させることもおすすめします!)
【症例】何年も続いた足のしびれと冷えが「ポカポカ」に
最初にご紹介するのは、足先のジンジンとしたしびれと、氷のような冷えに長年悩まされていた40代・テニスが趣味の女性の症例です。
【受講生が直面した壁】 これまでは筋肉を揉んだり、温熱療法を試したりしてきましたが、その場限りで終わってしまっていました。受講生の先生は「治しきれない自分」に自信を失いかけていました。
【解剖学での紐解き】 パーフェクト整体で学んだ「第1メソッド:透視検査法」で診ると、足首の「距骨(きょこつ)」が前方へズレてロックされ、神経と血管の通り道を塞いでいることが判明。 そこで、「第2メソッド:3種の深層膜リリース法」で足首周りの靭帯を緩め、「第3メソッド:骨格リポジショニング法」でミリ単位の調整を行いました。
【結果と喜びの声】 施術の最中に「先生、足が温かくなってきました!」と驚かれ、長年のしびれも大幅に軽減。「患者さんと一緒に改善の喜びを共有できた。技術が確信に変わりました」と、受講生の先生も晴れやかな笑顔を見せてくれました。
3.しつこい踵の痛み!見落としがちな3つの施術ポイント
踵の痛みを改善させるために、多くの方が「踵そのもの」や「ふくらはぎ」を揉みます。しかし、パーフェクト整体では以下の3つのポイントを最重要視します。
① 踵骨(しょうこつ)自体の位置と「遊び」
踵の骨そのものが、わずかに内側や外側に倒れて固定されていることがあります。この位置がズレたままでは、歩くたびに踵に不自然な荷重がかかり続けます。
② アキレス腱の付着部の癒着
アキレス腱が踵の骨に付着する部分は、非常に癒着しやすい場所です。この引きつれが踵の痛みだけでなく、足首全体の動きをロックしてしまいます。
③ 距骨(きょこつ)の沈み込み
足の土台となる距骨が下方へ沈み込み、関節の隙間(遊び)がなくなっているケースです。これが後述する「関節のコツ」に直結します。
パーフェクト整体の距腿関節と距骨下関節(距踵関節)施術のコツ
踵の痛みや足首の硬さを根本から解消するには、距腿関節と距骨下関節(距踵関節)の「正しい遊び」を取り戻す必要があります。

▶︎距腿関節(きょたいかんせつ)のコツ:面を合わせる
距腿関節は、脛骨・腓骨と距骨で作られる関節です。ここのコツは、単に引っ張るのではなく、「関節面を正しく向き合わせること」にあります。1ミリのズレもなく、関節の面が一致した状態でわずかな隙間を作ると、驚くほど足首が軽く動くようになります。
▶︎距骨下関節(きょこつかかんせつ/距踵関節)のコツ
距骨と踵骨(かかと)の間の関節です。ここは「踵の痛み」の核心部分です。
なぜ「関節の隙間」が踵の痛みを消すのか?
足首は、地面からの衝撃を最初に受け止めるクッションです。距腿関節や距骨下関節に「隙間(遊び)」がないと、衝撃は吸収されず、ダイレクトに踵の骨や組織を叩き続けます。これが炎症や慢性痛の正体です。
関節の隙間を一定に保てるように調整することで、クッション機能が復活し、その結果として踵の痛みが消えていくのです。
また、足裏の踵から足の指の付け根にかけて形成される縦アーチは、地面からの衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。
このアーチが低く崩れて扁平足になってしまうと、足底の筋肉が常に引き伸ばされた状態になり、その筋肉が踵に付着する部分に過剰なストレスがかかり、痛みとして現れます。
縦アーチの崩れの原因となる距骨・踵骨など足根骨のアンバランスがないか、細かくチェックし、位置と動きを整えてあげることが重要です。
4. まとめ:土台から整え、軽やかな歩行を取り戻す
踵の痛みは「これ以上、足の土台が崩れたら危険だ」という体からの警告です。
どこへ行っても「骨には異常がない」と言われ、それでも痛みが引かないのであれば、それは関節の「遊び」が失われているサインかもしれないという視点で触診を丁寧にしてください。距骨や踵骨、その他足根骨の微細なバランスを整え、関節の本来の機能を取り戻せば、お客様の足は再び軽やかさを取り戻します。
【症例】「老化だから仕方ない」と言われた、かかとの激痛
歩くたびにかかとに響く痛みで、どこへ行っても「老化ですね」と片付けられていた70歳女性の症例です。
【受講生が感じていたこと】 「老化と言われたら、もう何もできないのでは?」という無力感。でも、受講生はパーフェクト整体の「ベクトルをお客様に向ける」という教えを胸に、諦めずにアプローチしました。
【臨床の工夫】 かかとの骨(踵骨)の動きを止め、炎症を引き起こしていた「膜の癒着」を特定。骨そのものを揉むのではなく、骨を支える構造を再構築していきました。
施術後、おそるおそる足を地面についた患者さんは「痛くない!普通に歩ける!」と大喜び。受講生は、「勉強不足を年齢のせいにするのではなく、解剖学の事実に向き合う大切さを学んだ」と語ってくれました。
5. パーフェクト整体に興味がある方へ
パーフェクト整体は、【ミリ単位・頭〜足まで・カスタム施術】で、全身のあらゆる症状の改善に対応できるので、目の前の患者さんを助けたい施術家の武器になる手法です。
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6.【あわせて読みたい】
今回ご紹介の内容は、足の健康を取り戻すための重要なステップの一つです。足には片側だけで26個(種子骨も含めると28個)の骨があり、それらがパズルのように連動して動くことで、私たちの歩行を支えています。
もし「他にも気になる症状がある」「足全体のバランスをチェックしたい」という方は、以下の総合ページから、他のお悩み別・部位別の解説もぜひ参考にしてみてください。
▼ 足の悩み別・症状別解決リンク集▼
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https://perfectseitai.org/blog/foots/
お客様が、痛みを我慢して歩き方を歪め、全身バランスを崩してしまう前に、正しい骨格調整で「一生モノの足」を取り戻してあげてください。
この記事は、片平悦子が書きました。
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