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整体で困った時に読むブログ

【整体実践報告】意外と簡単!足部施術3つのポイント&ナノゾーンの秘密

今回は、パーフェクト整体を再受講中のK先生からの報告。そして、後半・・便乗S先生からの斬新なトライと続きます。まずは、K先生からの報告です。
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講座も半分経過したところで、大きな変化がでてきています。今回のレポートはかなり長くなるので、3日分ぐらいの食料と寝袋を用意してどうぞ。(^^

僕が2回目の本講座を受ける前の悩み

1番:深く調整できてないのをなんとかしたい!

軽症の人や、ちょっとの改善を喜んでくれる人はいいが、古くてあちこち固い人や、P整体が本当は得意としているはずの症状がイマイチ改善できていないのが悩ましい・・
片平先生にも、「後ろからの調整なんだけど、前の方まで効かすのよ」とか、いろいろとアドバイスいただいたりしておりましたが、なかなかできず試行錯誤中でした。

2番:診断力を上げたい!

できる先生の治療を見せていただくと、
  • よくよく患者さんに話を聞いて
  • ここぞというところはほんとに突っ込んであれこれ聞いて
  • よく観察して(視診)
  • 触診で確かめ仮説を立て
  • どこか大元の原因を仮定して
  • 施術 → 再検査 → 仮説の修正 を繰り返す
という展開が共通しています。

大元の原因を見つける力(診立て力)もパーフェクト整体師には必要

診立て力というのでしょうか?技術的な精度だけが上がっても、見当違いな場所をいじってばかりでは、行き詰ると思います。大元の原因を見つける力もパーフェクト整体師には必要そうです。
この診立て力が欲しい!!!

好調の波

最近、好調の波がきています。

あまり良くならず申し訳ないな~という方が急に良くなったり、回数かかりそうだな~、という方が今までより早く良くなってもらえるようになってきつつあります。
いったい何が良くてこうなったのだろうか??
2回目の講座受講での特訓が、じわじわ効いてきているのは間違いないのですが、特にこの2カ月で急に良くなってきた感じがあります。何で良くなったのか覚えておかないとまたスランプの時に困るので、まとめてみました個人的な話なので参考になるかどうかわかりません。
また、感覚の話が中心になるのでちゃんと伝わるかどうかもわかりませんが、気になる方は続きを読んでみてくださいませ。
それは、こんなことから始まりました。

足関節ショック!

スクール5か月目は、足関節と肩甲胸郭関節をやりました。
講師のO先生いわく、
「足の調整は簡単です!」
「ガ~~~~ン!!」(僕)
この言葉に立ち上がれないかと思うほどショックを受けましたが、今日、簡単だと思えるように頑張ればいいのだよ、と思いなおしました。

足部の施術は以外に簡単な要素満載

さて、言われてみると確かに、足部は簡単な要素満載です。

関節の調整箇所をしっかり持つのは、模型と人とに交互に向き合えばすぐに慣れます

(・・うそをつきました。個人レッスンで、さんざん片平先生にミリ単位で持つ場所を修正されたことを思いだします。関節のキワのキワを持つとグッと良くなります)

ティシュプルは簡単です。骨が皮膚の直下にあるからです

(・・またうそをつきました。足背はいいのですが、足底は軟部組織がいろいろあるので、骨をつかむにはコツがいります。先に足底側をしっかりティシュプルし、あとで足背側を持ちます。逆にすると足背側での指の圧が強くなりすぎて、患者さんが泣きます。)

脚をかついだり、はさんだりしなくていいので、術者の姿勢が決めやすいです

(・・ああ、これもうそでした。自分の手先に顔が引き寄せられ、頭が下がり肩が上がりやすいです。気づかずにいると、ただ時間を浪費することになります。)
でもですね、さすがに2年以上やってるとこの辺は大丈夫になってきます。その先に、さらなる僕の野望をはね返す壁があったのでした。
⚫︎しっかり関節はとらえてる
⚫︎姿勢はばっちり決まってる
⚫︎じゃあ、あとは何?
そう、ナノ加減です。どうも調整後のゆるみ具合が納得いかん。いやもしかしたら、僕の理想が高すぎるのかもとO講師の調整して回った足たちをひそかに触って回ると・・やっぱり僕の仕上がりよりずっと良い!
力の抜き方を要練習だな・・と気づきました。

どんだけ圧縮しますか

肩甲胸郭関節の講義中、O講師がいいことを教えてくれました。
「圧縮は、押せばいいかというと、そうじゃないこともあります。肩甲胸郭関節とか肋椎関節とか、側臥位の股関節もそうですが、相手の体重を利用するときは特に、セットアップした時点でかかりすぎた圧縮を、弱めて適圧にすることもあるので注意してください。」
今までムキになって調整していた固さで試してみると・・・おお!!!!! 減圧してゆるむことが結構あるとわかりました!

減圧してゆるむ

ナノゾーン練習

6か月目の予習動画で、ナノゾーンの練習方法がありました。セットアップ方面の練習ばかりで、久しく意識の外だったので、また取り組み始めました。
ナノゾーンに入るには基礎が重要です。

⚫︎大三広が本当に決まってるか?再点検。
⚫︎
大胸筋は意識しやすい。

これだけで大三広をやっている気になってしまうという錯覚に注意したい。

⚫︎三頭筋は薬指を意識するといいという究極のコツがある。
⚫︎
広背筋は意外と使えてないということに気づく。

広背筋をしっかり使うと自然と腹筋が使いやすくなって、丹田コントロールのレベルが上がるように思います。

そして、ここからが本番。
関節のすきまを均一にキープしたまま、骨を持つ力を「必要最小限」にしていきます。これが簡単じゃないんですけど、3週間ぐらいでしょうか。練習を続けていると、今までとは違う感触でふわっとゆるむことがでてきました!
ああ!新しい世界! 待ち焦がれておりました!!!!! 今は、いろんな関節でうまくいくようにさらに練習中です。足調整もなかなかいい感じにできることが増えています。

たぶん大切な気づき1

⚫︎セットアップとナノタッチは明確に分ける練習をしたほうがいい

セットアップのための力が残っているとうまくナノに入れない → 深くはゆるまない
1つは、こんな原因があって先に進めなかったと思います。

セットアップのための力が残っているとうまくナノに入れないと、深くはゆるまない

ナノゾーンを教わってない人も、「ここまではセットアップ、はいここからナノに入りまーす」と分けて練習すると早くできるようになるかもしれません。

たぶん大切な気づき2

僕らはいったい何を調整しているんでしょう?
関節?
そうですね。。。
パーフェクト整体では関節がメインですね。
じゃあ、関節のどこを調整しているんでしょう?
骨?
確かにホネホネ感は頼りになる相棒ですが、骨の形を変えているわけではないですよね。
関節まわりの線維?
ふむふむ。「解剖学的に正しいと思われる位置」にセットアップするとき、短縮した線維の存在を強く感じますよね。なので、そんな線維を正常な状態に戻してるのかな~、と僕は長らくイメージしていました。
でも、「必要最小限の力で持つ」練習をしていると、なんか「空間」の存在というか、圧を感じるんですよ。「空間」の圧加減を感じて、そのまま待つか、ちょっと圧縮するか、かかりすぎた圧縮をちょっと抜くかすると、「空間」の圧が整って、なぜか関節もゆるんでいる。
はっ!! 空間って、パーフェクト整体はまさかのエネルギー治療だったの?
いやいや、関節のすきまには袋に包まれて水分が入ってますがな。ということは、なんか、水袋の調整を僕らはしているんでしょうかね・・。
そうそう!!

水袋に圧をかけてふっとゆるむ感じは、あの感じに似ています!

ほら、固くなったジャムの瓶のふたを開ける時!!ちょっと圧縮してから回すとパカッと開くじゃないですか。これはもしかしたら、「ジャムの瓶のふた理論」と名付けたらいいんじゃないか・・・。

圧をかけてゆるませる秘技「秘密のジャムの瓶のふた理論」

あれっ、どこかで聞いたような・・(片平先生は、最初から関節の内圧の調整なのだと教えてくれていたのですね。人の話は良く聞かなきゃな・・と思う41歳の秋です。)
さあ、診立て力も頑張ってあげていこう!
(おしまい)

O 認定講師より

K先生、大作ありがとうございます。毎回K先生の、テーマを通しての学びをシェアしてくれるので、参考にされている先生も多いと思います。

また、現場での結果がさらに嬉しいです。講師側からも、2回目の再受講生にパーフェクト整体の『コア』を伝えていけるかがテーマになっていますので大変参考になります。

伝わっていれば、新しいテキストや映像を必死に作り続けておられる片平先生も涙級に嬉しいのではと思います^ ^

1回目受講で型を、2回目受講でその奥にあるものを獲得してもらえることが狙いです。また2回目受講生の突き抜け感が、1回目受講生の底上げを引き起こしているので非常に楽しみです。まだまだ折り返し、これからもよろしくです!

投稿者投稿者K

ありがとうございます。書ききれていませんが、もっともっとたくさんの事を気付かせていただいております。もう半年よろしくお願いしますm(_ _)m

整体 片平悦子

 

片平

K先生 超面白くて一気に読んでしまいました。ありがとうございます!

投稿者投稿者K

片平先生、ありがとうございます。先々を見据えたアドバイスを頂いていたのだなあと、いつもありがたく思っています!

卒業生卒業生N

いつもとてもとても奥深い貴重な内容をありがとうございます。大変べんきょうになります!

投稿者投稿者

N先生、お久しぶりです。また練習したいですね!

B認定講師より

K先生、ご報告ありがとうございます。片平先生同様、一気に読んでしまいました。色々な学びから、色々な面で突き抜けてきている感、を私は感じます。O講師が書かれていました、P整体の真髄の領域に来ているのではないでしょうか?

ドンドンご成長なさって頂き、K先生のご報告を心待ちにしてる先生方がいると思います。(私もその一人です)

今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。

投稿者投稿者

B先生、ありがとうございます。講師の先生方があの手この手で教えてくださるので、いつも前に進めています。ありがとうございます!

卒業生卒業生S

[便乗プチレポ]S的ナノヴィジョン

K先生いつもめちゃくちゃありがとうございます!レポ盗んでばっかなので(笑)Sも再受講なので再び便乗レポさせてください。せめてもの償い。(にもなってないね(笑)

●再受講の恩恵

Sもナノゾーン体感をさせていただき、自分の方向性が間違っていなかったのを再確認でき、素直にうれしかったのと(最初けっこう違ってたし(笑)より精度を高めたいと思いました。

再受講以後、K先生とおなじく、明確に、なにって説明できないんですが、どうもいつもどっか引っかかりがあって、まわりが悪かった歯車の、その引っかかりが一つ一つはずれて、急にスムーズに回り出した。。。そんな感覚を、自分自身では感じています^^

進んではいるものの、なかなか停滞気味だった、古い捻挫の固着が、急にスーッと動くようになってきて、今まで無かった劇的感がでてきて、『あれ?実は今日もっと良くなってもらえるんじゃないか?!』なんて思いはじめて、調子のって、最近時間が延びてしまいがち(汗(間がなくなって一人あせる日々)

操作については、それこそKレポートがとっても参考になりますし、「なににおいても大三広ができているのが大前提」だと感じます。

の、うえで・・・

K先生ヴィジョンのナノイメージをレポ頂いたのでSビジョンのナノイメージをレポさせて下さい!
(※あくまでイメージ。表現もたとえ。もしかしたら間違って使ってることもあるかも・・そんな暖かい気持ちで(笑)想像してください)

2098年

文明は急激な進化を遂げ、地球外への旅行や、他の惑星の移住計画なども進行中(ほぼ関係ない調子に乗った妄想・・・・)

地球と火星(大腿骨と頸骨)

一定の距離で公転(一定の距離で陰圧状態)←これが正常。

地球に隕石が衝突!(膝関節が解剖学的に正しい位置から逸脱)

※ 警告!警告! ※

一定の距離間が失われると、機能崩壊を起こしかねないため(人間の)防衛システム隊機動。これ以上逸脱しないように、硬化式防衛シールドを目標(ずれた骨)にロックオン!

発射!!

関節周囲の軟部組織もろもろを固め、厚くします。(ホネホネ感)

硬化式防衛シールドは、、、

防衛隊が補修できるレベルを越えて故障してしまったために、応急処置として、なんとしてもこれ以上(身体を)壊さないようにとった対応で、補修可能レベルまでもどすことができれば、シールド解除するのである。(自然治癒力発動レベル)

とまぁSはこんな妄想抱いて(笑)

こっからナノ操作のイメージ

惑星間の引力バランス

惑星間の引力バランスが一定でないと正常な軌道でまわれない(解剖学的に正しい位置でないと正常な動きができない)本来の軌道からはずれている、イコール本来の引力以上、もしくは以下の圧力(陽圧なり陰圧)がかかってしまっている。

なので、

この本来必要としていない圧力を「 消して 」正しい引力バランスに近づけてあげることができれば、惑星は再び、一定の距離を保とうとする力が戻ってくる。

そう、S的には、、、

ナノゾーンの領域は、

過不足ある圧力を人為的に「 消す 」ということをP整体は行っているんですね!!!(って、なにこれすげー!!)と今レベルのSは解釈しちゃってます。(間違っている場合は、思い切りつっこんで下さい)

とりあえず出先なので、ここまでにします^^ S的操作視点でのナノヴィジョンも書きたいって思いますので、心の広い先生方は、Sに突っ込み入れて下さい(笑)

投稿者投稿者K

S先生、素晴らしいですね!S先生は映画好きなんだろうなということも伝わりました(笑)

卒業生卒業生J

K先生、おはようございます。その文才をわけていただきたいと思いながら読んでました(笑)

空間と仰ってたとこ、ものすごく共感しました。S先生の宇宙学ではないですけど、イメージとして如何にして無重力空間に持っていけるかを感じながらやってます。ふわっとするとこ=無重力空間みたいな感じです。その中で動くのか?隙間は?とイメージしながらやってます。なかなかうまくいかないんですけど。。(笑

朝から良い再確認ができました!ありがとうございます。

投稿者投稿者K

J先生、ありがとうございます。
僕も最初、手の中に宇宙が出現する!と思っていました。でも、あんまり宇宙を圧縮したら…ブラックホールとかできそうで申し訳ないな、と思い、水袋に落ち着きました。

——
以上、再受講のK 先生の投稿と、それに対する反応をそのまま紹介しました。みなさん、それぞれの環境で頑張っておられ、素晴らしいなと思います。こういう先生に出会えた患者さんは幸せですね。
パーフェクト整体の効果は、ナノゾーンで施術すると最大限の効果を発揮します。
でも、最初からナノゾーンを目指すと、普通は失敗します。なぜなら、正確に目的の部位に手が届きティッシュプルで固定できないと、何の操作をしているやら意味不明だからです。当然、全く結果は出ません失客します!
だから、パーフェクト整体の学びの最初は、しっかり目的の骨を持つ練習をしていただきます。
これを読んで、よくわからないと感じた方は正解です。(^^
今日の内容は、パーフェクト整体を学んで、やってみて、少しずつ効くようになって、さらに勉強を深めた先にある治る感覚の話です。ここまで行ったら施術が楽しくて仕方ない状態になります。『もう何人でもかかって来いや〜〜!』という状態になるので、目の前の患者さんを治したい先生には、ぜひ、パーフェクト整体を極めてほしいなと思っております。

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パーフェクト整体本講座55期受講生の募集が始まっています。『何やら.. パーフェクト整体って、自分がやりたかったことができそう…』と感じた方は、センスがいい先生です!(^^/

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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。

片平悦子

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〒338-0002  埼玉県さいたま市中央区下落合2丁目5−3 辻村マンション301

TEL:04-8679-6762
一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会(略称:JPSA)

公式サイト:https://perfectseitai.org

営業時間:10:00 ~ 17:00

定休日 :土・日・祝

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