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【整体 腰痛 連動性の罠】腰痛の真犯人は反対側のハムストリングスと仙腸関節のロックだった

腰痛の根本原因が「5つの主要関節」にあることは、以前のブログ『腰痛の取りこぼしをゼロにする!根本原因の特定法』で詳しく解説しました。

とはいえ、腰痛の原因は、意外な場所にあるなんてことは、よくあります。今回は腰方形筋の痛みについて紹介します。

この場合、痛い場所を施術しても、時間ばかりかかって、一向に良くなりません。そこで、簡単な事例を挙げて、痛みの原因を見つける事について書いていきます。

腰痛の原因を、どうやって見つけていくか、興味のある方はぜひ最後まで読んでください。

症例:2週間前からの腰痛と違和感

介護のお仕事をされている30代女性

 「右の腰あたりが痛いんですけど、、」 2週間ほど前から発生した腰の痛みと違和感で来院されました。 

問診と立位での検査

お話を伺い、まずは立位で検査。場所は右の腰のあたりをさして痛みを訴えられております。

 一通り検査をすると、確かに主訴の右腰部が固くなっています。

 これは、腰方形筋ですね。

さらに座位で再度検査しながらヒアリングしていくと介護中の移乗動作で、左のハムストのあたりに違和感があったのですが、次第に右の腰に痛みが出てきた。」とのこと。

もともとは部活のバレーボールで左の膝を痛めておりますが、今は右の腰あたりを指差して痛いとおっしゃっております。

座位で検査

基本に忠実に座位で再度、仙骨や腸骨の動きをチェックし、尾骨の固さや傾きもチェックしていきます。

 右の骨盤はきちんと立って動いておりますが、左の腸骨が後傾して開いて動きがありません。

 右の腰の痛みとは逆に、左の仙腸関節がロックしています。(ロックしているというのは、正常な動きが無く固い状態のこと。)

伏臥位での検査

 さらにうつぶせにしてみると、左のハムストリングスが硬く短縮しています。それと、左の腸腰筋も硬くなり、うつぶせの状態で股関節がやや屈曲しています。

 膝関節も少し曲がったままで伸びきる事がありません。自分の中では、さっきのヒアリングと繋がってきました。 こんなとき、あなただったらどうします?

  1. 痛い腰をマッサージする。
  2. 痛いと言われた側の、右の仙腸関節を中心に矯正していく。
  3. とにかくなんでも手当たり次第試してみる。

いきなり、施術してもいいのですが・・私なら、まずは、仮説を立てます。

 仮説

今回の腰痛に関して、私は、左の腸骨の動きが悪いと仮説を立てました。

その理由は、股関節、膝関節が伸び切らないので、左のハムストリングスと腸腰筋が短く固くなることで後傾して左腸骨がロックしているのでは・・・?

または、左腸骨がロックしたので、ハムストリングス、腸腰筋が固いのでは・・・?

それに伴い、左に体が傾くのを防止するため、右の腰方形筋がかばって固くなっているのでは・・・?などと、考えながら施術をしています。

パーフェクト整体を学んでいくと、仮説をたて、効いたかどうか実際に検証ができるようになります。

仮説を立てて施術したら、検証する

さまざまに影響している部位を改善できれば、主訴にも改善が見られるでしょう。

今回まずは、痛みとは別の部位を選んで施術し様子を見ることにしました。検証してみて変化がなければ他の原因を探します。

その繰り返しの中で自分の頭を使うことになり、精度が高まってくのです。実際には、仮説と検証は手を動かして考えながらどんどん進んでゆきます。

パーフェクト整体は検査の手法=施術の手法なので、左の仙腸関節のロックを感じ取ったら、検査即施術ですぐさま矯正しました。

 それで、患者さんの痛みや動きをモニターしながらリアルタイムで追跡し、必要な矯正を行います。

 座位で一通り仙腸関節から腰椎、胸椎を矯正したら・・・一度立ってもらうと、もう違いが出ています。

 「わっ、軽い!」

 「痛みはどうですか?」

 「楽になってきました!」

さらにうつ伏せの状態で、ハムストリングスを触診してみると・・・「固い!」ハムストの各筋膜が癒着しているのが手から伝わってきます。

ハムストリングスは坐骨から起始しています。ハムストリングスが短縮すると、腸骨を後傾方向に影響を与えます。

あお向けで、再度仙腸関節を矯正し腸腰筋もリリースします。施術しながら患部の変化をモニターしますが、良くなっている手応えがあります。 患者さんに痛みを聞いてみると

 「あれっ?ありません!」

 このことから言えるのは、このお客様の腰痛の原因は、左のハムストリングスや腸腰筋、仙腸関節のロックが右の腰の痛みの原因だったということです。

主訴は改善したので、あとは、全身のバランスを取るために必要な箇所を調整して終了しました。

 まとめ

今回は、腰痛の原因が反対側のハムストリングスや腸腰筋、仙腸関節のロックが原因だったという事例を紹介しました。

全て当てはまるわけではないですが、結果が出ない時の参考にしてください。全身の関節を矯正できるのがパーフェクト整体の強みです。

  • ただ痛いところをもんだり、押したりしてもなんにもならず限界を感じている方。
  • せっかく来た新規の方を次回予約に繋げられず、広告費を垂れ流してる方。
  • セミナーはたくさん出たけど手技をそのまま真似るだけで、自分の頭で考えられない方。

 あなたの答えがここにあります。

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この記事を書いたのは、一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会認定講師:上杉 勉 です。

【あわせて読みたい】

今回ご紹介した症例のベースとなっている「パーフェクト整体」の腰痛改善理論については、以下の記事で体系的にまとめています。

> 腰痛の取りこぼしをゼロにする!骨格・関節から紐解く「根本原因」の特定法

技術の精度を高めたい、戻らない施術を提供したい先生は、ぜひ上記の理論編も併せてご確認ください。

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