【整体 リピート】整体院でできるリピート対策について
繁盛整体院の5大要素
- 院のしつらえ
- 集客
- 商品
- リピート
- 資金繰り
今回は【商品】【リピート】について伝えます。
動画でみたい方はこちら↓
目次
リピートの前提
商品が悪かったらリピートはありえません。
例えば、ラーメン屋さんに行って、味がまずかったら次行きますか?
もう二度と行きません!
良さげに見えた化粧品を買いました。
全然良くなかったらどうします?
もう二度と買いません
そうだよね?
最近流行りのおにぎり屋さん。
期待していたのに何かお米が美味しくなかったら、次行きますか?
二度と行きません!
行かないよね?
じゃあ、車はどうですか?
しょっちゅう火事を起こすような、EV車がありますよね・・
嫌だな〜…
買わないですよね
絶対買いたくないな〜…
人はみな、安心安全でいい商品を買いたいんです。
だから、商品が悪けりゃ.. 2度目はないんですよ。
では、整体はどうでしょうか?
商品(技術)が悪かったら、2度目行くと思いますか?
いや行きたくな〜い
ないですよね?当たり前なんです。
だから、パーフェクト整体では「技術は大事だ」と言っています。
昔ね「あんたは技術バカだね」って言われたことがあったので、逆手にとって「技術バカの片平です!」と言っていた時期がありました。
「技術バカ」は、最高の褒め言葉だと思っています。
言ったのはマーケターだったんですが、マーケターから見ればただのバカ、確かにバカだと思います。
マーケターは言います。「良い技術を持っていても、人が来なければ売れないじゃん」
でもね、治療バカとして、私はマーケターに言いたことがあるんです。
マーケターは、新規顧客を私のもとまで連れてきてくれます。
でも、2回目・3回目は何もしてくれませんよね〜と。
2回目・3回目は、マーケッターの仕事じゃなくて、こちら側の仕事です。だから、「技術バカ」はリピートの強い武器なんです。
お客様の行動が答え
やっぱり、実力ですよね?
そうです。そこを、分けて考えてくださいね。
リピートされないのも、マーケティングが悪いから.. なんて思っちゃダメです。
マーケターは、何でもいいから1回連れてくれば終わりです。商品の良し悪しなんか関係ないんです。
約20年マーケティングを勉強して、それがつくづくよくわかりました。
初回に、売れるか売れないかはマーケティングの力なんだけど、その商品がいいかどうかは、全く別で、お客様が判断します。
だから、長く売れ続けるためには、やっぱり商品(整体なら技術)が良くなくてはダメなんです。
お客様はバカではありません。今時は、ネットで情報を集めて比較しているから、みんな賢くなっています。
そんな時代に、適当なもの(自分でも改善できてるかどうかわからない技術)を売ってどうするんですか?
『どうせバレないから、適当にやっておけ』と思って施術していたら・・
もし、私がお客だったらムッとして、院を出る時にドアを力づくでバン!って閉めて出てきたくなりますよ。そのぐらいの感じです。
だから、施術者が技術に自信がないなんて、もってのほかです。自信がないなら、リラクゼーションを目指してください。
自信がある商品を売るのが原則
リピートされる自信がないなら、「当院は〇〇が良くなります」なんて書かないでほしいんです。本当に、お客様に失礼です。
ということで、私の感情が露わになってしまって、、いけないわ・・
リピートに関しては、だから、商品力が高いことが前提です。
カレーでも、ラーメンでも、うどんでも、、何でも商品が悪かったら、2度目はないんです。
その商品をあなたは良いものにする努力をしていますか?
商品に関して、それ以上私は言えません。
その商品自体を、すごく質が高い技術として提供できるようにするのが、パーフェクト整体本講座の仕事なので、『厳しそうだけど、今どき珍しいじゃないか!頑張るぞ!』と思う人は学びに来てください。(^^
ということで、商品がいい前提で、リピートの話をしていきます。
リピートの条件
リピートは、なぜ大事なのでしょうか?それは、何回リピートしてもらえるかで、院が繁盛できるかどうかが決まるからです。
新規顧客が、1回しかリピートしなかったとしましょう。
例えば、1回の施術料金が6,000円の場合、お客様が2回で消えたら、その人の「LTV」ライフタイムバリューは12,000円です。
ライフタイムバリューって、、合計でってことですよね?
はい、一人のお客様が、あなたの院に一生涯で落とすお金のことを、ライフ(Life)タイム(Time)バリュー(Value)略してLTV(顧客生涯価値)と言います。
そのLTVが、12,000円です.
でも、新規顧客が、合計10回来てくれたら、6,000円×10回=60,000円です。そういうお客様がいっぱいいたら、繁盛するようになっていきます。
でもこれ、実は、広告費がかかっています。
今、地域差はありますけど、新規顧客の獲得単価は1万円から1万5000円って言われています。都会はもっともっとかかると思います。
仮に、広告費15,000円だとすると、新規顧客が2回しか来なかったらLTV12,000円。あなたの利益は0で、3,000円の赤字です。
もし、その新規顧客が、10回来てくれてLTV60,000円だったら15,000円の広告費支払っても、45,000円はあなたの売上になります。
そう考えると、リピートしていただくことはめちゃくちゃ大事なんです。それはなんとなく理解できますか?
改善に向けての言葉がけ
リピートされるためには商品が大事、商品(=技術力)の質を上げることが大事と言いましたが、商品がいい前提だとして、次に、どんな言葉がけをして、改善するまで通っていただくかが大事になってきます。
言葉がけですか?
どこか別の動画でも言ってますが「あなたはこういう状態で、〇〇が悪いから今苦しいんです。
施術してみないとわからないけど、あなたのような症状の人は、当院では平均5回くらいで改善しています。だから、まずは5回来てみませんか?」くらいのことは、言えるんじゃないんですか?
はっきりと回数を明言できない人でも、例えば4回目あたりで
「平均5回で良くなるって言ったけどごめんね」「皆と違ってちっとも良くなってる気配がない」「だから、他の院に行ってもいいし、僕を信じてくれるなら 5回って言ったけど10回ぐらいまで通えますか?」
と、聞いてもいいわけです。
どうするか決めるのはお客様ですので思案のしどころですが、人間、正直じゃないと人はついていきません。
5回で無理な時は、潔く謝って、ダメだったら「ダメです。自分の実力じゃ無理です。と言うしかないし、回数が増えれば改善しそうと感じるなら「もうちょっと頑張って通院してくださいと、お願いすればいいだけです。
そういう言葉がけが、すごく大事になってきます。
どのくらいお客様があなたを信用してくれるかは、苦痛の原因を特定することが、重要ファクターです。
原因がわかるなら治せるはずと信じている顧客に、誠心誠意、施術したことを説明して「今日何割ぐらい改善しましたよ」ということも大事です。
ちなみに、お客様は、100%の改善を望んでいるわけじゃないです。お客様だって、1回で完璧によくしろとは思っていません。
少しずつ改善していけばいいので、数字で何%改善したと言えたら、リピートにつながります。
リピート用年間スケジュールを立てよう
それから、リピートでやらなくてはいけないことは、今、ほとんどの施術家さんは、LINE誘導してると思います。
ああ何か…
友達追加してみてくださいみたいな
キャンセルがあったとき連絡しますとか、雨の日キャンペーンをやりますとかね、何かやってると思うんだけど、でもあんまりうまく使えてないと思うんです。
なので、キャンペーンの年間スケジュールを決めるといいです。日本は毎月祝日がありますから、それに合わせて年間スケジュールを決められます。
例えば、母の日。
お客様のLINEに「母の日ですね〜」「あなたのお母さんが、もし、腰痛とか肩こりがあったら、ぜひ紹介してください。母の日「キャンペーンやってます!」と伝えられるじゃないですか?
敬老の日だって
「近所のおじさん・おばさんで困ってる人いたら紹介キャンペーンやってます!」「このQRコードから読み取った人だけ紹介扱いになるのでぜひお願いします!」とか、何かできるじゃないですか?
だから、年間のスケジュールを決めてキャンペーンをやってみましょう。
その上で、地域によっては、DMも有効です。定期的に「お元気ですか?」「お変わりないですか?」というアナウンスがあるのも高齢者はうれしいものです。
お客様は【えこひいき】するのが原則
顧客管理は、上客と中客と、たまにしか来ない1回こっきりの客とかで分けて、そういう人たちに、何を、どんな順番で、どんなふうに送るかを決めて設定しておきましょう。
顧客のレベルに合わせた、接触頻度を考えるのもすごく大事です。
商売では【えこひいき】は、当たり前!!
三越のVIPルームとかあるって聞いたことあるでしょう?高額な買い物をするお金持ちは、裏の別ルートから入って、特別に専属スタッフがついて、「お客様には、これが…」ってやるわけです。
この【えこひいき】が、商売の極意です。
ついでに言うと【えこひいき】が悪いなんて思うのは、貧乏人の発想です。だから、そんな考えは、今すぐゴミ箱に捨てましょう
あなたは、商売をしているのですから、いつも来てくれるお客様は、VIP待遇をしてあげましょう。そのように、マインド転換をしてください。
なぜ、こんなことを言うかというと、最初にこの話を聞いた時は、私も大いにむかついた記憶があるからです。
当時は自分が貧乏だったから、絶対VIP待遇なんかされないって自覚があるから、『ちくしょう!えこひいきしやがって』と腹が立ったわけです。
でも、努力してだんだん自分が豊かになってくると、『VIP待遇は当たり前じゃん』と思うようになりました。
三越にたくさん投資してる人と、投資してない人で、待遇が全く同じことの方が、VIP客から見ればおかしな話です。
なので、お客様は【えこひいき】して待遇を変えるようにしてください。
お礼は言えていますか?
VIP顧客には、毎回お礼を言ってください。
「お客様いつも来ていただきありがとうございます」
「お陰様で、うちの院が潰れないでいます」
という具合に!
お礼を言う時に、気をつけてほしいのは、男女の受け止め方の違いです。
女の人は大きな花束を1回ドカンてもらうよりも、1輪のバラを、毎日!もらった方が嬉しいんです。
確かに分かる
女性ならわかるでしょ?
でも、男性は違います。男性は「あの時あれをプレゼントしたじゃないか」といつまでも思ってる生き物です。
「俺は、プレゼントした」と思っているのですが、でも、それはたった1回こっきりなんですよね。
女性は、プレゼントの回数が多い方が嬉しい生き物です。
気にかけてもらってる感じがしますね。
そうです。
だから、施術家の皆様、ぼーっとしていてはダメですよ。
特に、女性のお客様に対しては、毎回「ありがとう!」「ありがとう!」「ありがとう!」と言ってください。
男性には、別に毎回言わなくて大丈夫です。「あの時、紹介してもらったよね〜。嬉しかったな〜」と、たまに言えばいいだけです。
リピート対策のさまざまな工夫
それから、好きな方はイベントも企画するといいです。
スタッフがいる方は、色々考えることができます。かき氷大会とか、お祭りとか、地域の行事とかに合わせて企画を考えてもいいと思います。
あとは口コミ対策で、紹介で来院した人には、10分ヘッドスパをプレゼントしますとか、ハンドマッサージを10分プレゼントしますなど、気持ちでいいので、何か考えてプレゼントするのも、新規集客やリピートには必要かなと思います。
紹介をお願いするときのコツ
紹介をお願いするときのコツは、相手が紹介したい人の顔を思い浮かべられるようにすることです。具体的にはこんな感じ!
先生:「紹介誰かできる人いますか?」
顧客:「心当たりはありますけど」
先生:「それは、どなたですか?」
顧客:「友達の…」
先生:「友達って何してる人ですか?」
顧客:「受付事務やってる子で…」
先生:「 何ていう名前の方なんですか?」
顧客:「〇〇さん…」
先生:「ああそうですか。じゃあ、その人にいつ頃紹介できそうですか?」
顧客:「紹介ですか?声かけるだけでいいんですか?」
先生:「いいですよ?」
顧客:「声かけるだけならじゃあ…今夜中にLINEでもしておきます」
先生:「ありがとうございます、もし紹介したら私の方にも連絡してもらっていいですか?」
顧客:「LINE入れただけでいいんですよね?」
先生:「いいんですよ、いいんですよ〜!」
顧客:「分かりました」
こんなふうにするといいと、とある講座で学習しました。
なぜここまでするかというと、「紹介してください」とお願いすると、どのお客様も、絶対「分かりました」と、言います。
でも、実際には、10人に1人も紹介してくれません。
なぜなら、紹介を頼まれたお客様の頭の中に、明確に紹介したい人の顔が浮かんでいないからだそうです。
「職場で紹介しようかな?」と言ってもらえたら
「職場のどなたですか?」と聞き返す。
「いつ紹介してくれますか?」と重ねて言う。
ついでに、紹介ルートがわかる仕組みも作れるといいですね。
確かに、細かく聞かれると「連絡しなきゃな〜」みたいな感じは ちょっとありますね。
そう思うでしょ?これを聞いたとき、エグいなと私も思いました!
ただ、紹介をお願いできるのは、しっかりした技術を持っていればこそです。
紹介が増えるのは、技術がへただったら、悪い口コミが広がるだけですから、気をつけてください。
本当に、技術に自信がある方は、試してみてください。
まとめ
リピートについて、今回は色々話をしてみました。
- リピート対策には、年間スケジュールが大事
- あの手この手でリピートしてもらえる作戦を考えよう
- 紹介をお願いするときは、相手の頭に紹介したい人の顔がイメージでき、紹介しなきゃ!と思うところまで色々根掘り葉掘り聞いてみること
などの話をしました。
今どきは、ほとんどの施術家さんは、顧客管理のツールを使っていると思います。
もし、管理ツールを使っていなければ、EXCELとかスプレッドシートで顧客管理して、何回目までリピートしてくれるかデータを出しておくということも大事です。
例えばそのデータで、3回で失客するなら、3回目に何か強化すればいいし、7回で失却するなら、7回目で何か仕掛けをしなくちゃいけないってことです。
そのようにして数字を見ながら、長く続くリピート関係を工夫すると、売上が安定してきます。
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この記事は、YouTubeで話した内容をまとめたものです。文責:片平悦子
編集後記:それにしても、動画のサムネイル「リポートのたった一つのコツ」は嘘でしたね。いっぱい考えないといけません。すみませんでした。。。
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