【整体 技術】首・肩・背中のコリ・頭痛等に効く肩甲胸郭関節
ここ2カ月、スクールでの学びが多すぎてレポートをまとめられずにおりましが、、、C認定講師の先生に「はやくしろよ、お前!」とワンパン食らいましたので、涙をこらえて書いてみようと思います(笑)
論理的思考は得意ですか?
僕は残念ながら得意ではありません。小・中学校と暗記に頼った勉強に逃げ、数学は高校2年で挫折しました。
なので、カチッと論理的に説明してくれる人と出会うと、つい追いかけてしまいたくなります。
C認定講師はそんな人です。説明がとにかくわかりやすい!3年前のパーフェクト整体本講座の最終日、お手伝いに来られていたC認定講師にあいさつすんべと、
「お世話になりました。今後ともよろしくお願いします!」
と、言い終わるか終わらないかのタイミングで、
「いや、もう二度と会うことはないね!」
とフラレた(これは実話・・ショックでその日その後の記憶は飛びました)のに、意を決してC認定講師のところまで通って再受講しているのはそういうわけです。
そんなわけで、こわごわ受講してみると・・C認定講師は意外ととても親切で、やさしく接してくれます。・・いったいこれはどういうことでしょう??
- 照れていた
- おなかが減っていた
- 講座の時は別人格を演じきっている
たぶん2番が正解かな?
3番だったら怖いけど、あり得なくもない・・
肩甲胸郭関節ができると改善できること
肩甲胸郭関節は生理的な関節のくせに、とても重要なのはご存知の通りです。
- 首・肩・背中のコリ
- 頭痛
- 肩肘手指など、上肢の問題
- 胸部・腹部の内臓器の働き(呼吸や消化吸収への影響)
- 目や耳や、頭部内の循環とのかかわり
- 脊柱の生理わん曲 → 腰痛・股関節痛
などなど、とても守備範囲が広い、優秀な内野手のようですね。
だから、肩甲胸郭関節の動きをしっかりつけてあげられるかどうかで、喜んでもらえる率が大きく変わってくると思います。
ただ、多くの人にとって肩甲胸郭関節の手法は、すぐには上手になりにくいところでもあります。僕は大変に長くかかりました。
でも、肩甲胸郭関節には夢が詰まっています。
肩甲胸郭関節には夢が詰まっている
整体院にお越しのお客様の、様々な症状を取ってあげられるということだけでなく、「パーフェクト整体手法のエッセンスが凝縮されている」から(by C認定講師)です。
どういうことでしょうか?
メモしきれなかったので、想像を交えて挙げてみますと・・
- 肩甲骨にはいろいろな筋肉がついているので、骨をつかみづらい → ティッシュプルの訓練
- 2~7肋骨のカーブの仕方がそれぞれ違うので、どこをどのようにしたいのか曖昧にするとうまくいかない → 解剖イメージをリアルにもつこと、目的をはっきりさせながら手法をかけることの訓練
- 関節面の面積が広いので、すべての引っ掛かりを見つけて取る必要がある → 妥協せずにあれこれ工夫して引っ掛かりを取りきる訓練
- 腕をかついだり、右手と左手で全然違うことをやるので、術者の姿勢が崩れやすい→ 大三広・体で操作・ナノタッチの訓練
- 仙腸/腰仙/胸腰移行部/胸椎/肋椎/肩甲上腕などの影響できれいにとりきれないことがある → 視野を広げて他からの影響を探る訓練
- 数回教わっただけではできない。何回も聞いてみなければわからない。→ わからないことをそのままにせず、おっかない先生にも積極的に質問する訓練
というようなことだと思います。お客様の症状の大部分に関わる、肩甲胸郭関節の手法の上達のために、とても良いと思いました!
おかげで僕の肩甲胸郭関節の施術力は、かなりアップしましたよ。
さて、個人的に参考になったC認定講師からのアドバイスを書いておきましょうか・・・
牛も詰まっている肩甲胸郭関節
以前、、わきの下に牛が入っているとおっしゃる患者さんがいました。症状としては五十肩です。
霊能方面への関心が高く、10数年前には能力を開発したく、そのような修行をしていたという女性です。なんでも、、昔から動物霊がわきの下からよく入ってくる、とのこと。
で、今は牛が入っているといいます。
肩甲骨を触ると、ひどい「あおり」のゆがみが際立っています。 固いのでなかなか肋骨に対して平行にしづらく、当時の手力頼りの未熟な僕は大変苦戦しました。
それでも数回やると、きれいにはとれないものの、自覚症状は半分以下になり、とても不思議がってくれました。
「すごいわね、先生! おかしいわ! (修行の)師匠はそういうのがわかる人のはずなのに取ってくれなかった・・(ブツブツ・・)」
と、ケンカ別れしたらしい師匠のことを思いだしておられます。
さて、場面は変わってC認定講師の講座です。C認定講師が肩甲胸郭関節の手法をみんなにかけて回っているとき、
「あ!このT先生の肩甲骨のゆがみはね、肩甲上腕関節のロックから来るやつです。知らずに頑張っても苦労するやつだから、みんな触って覚えておくといいよ!」
触らせてもらうと、まさにあの!!牛の入った肩甲骨ですよ。(いやいやC認定講師、知らないんだな・・。これは牛が入ってるんですよ。ふっふっふ。)
と思ったのですが、ひとまず謙虚に聞いておこうと質問します。
僕「じゃあ、肩甲上腕関節を先に調整するんですか?」
「それもいいけど、腕を担いじゃって、肩関節の影響を消しつつ肩甲胸郭関節をやった方が早いと思うよ。こうしてこうしてこうやるの・・。」
僕「ふむふむ」
後日、ちょうど牛の入ってそうな別の患者さんに、C認定講師の手法を試すと・・・
何だ~、ほんとに肩甲上腕関節の影響ですねこりゃ。牛のせいではなかった。 その道の師匠が取らなかったのは、専門外だったから当然ですね。
チャンチャン
他にも、
- 肩甲骨の上縁と第2肋骨の癒着はがし 烏口突起利用バージョンとか
- 外側縁を取りこぼすと上肢の症状が取れないよ!外側縁攻略スペシャル!とか
- かついだ腕を上手に使えよ! てこの原理で圧縮ビーム!
なんかも役立ってます!
3度目の正直
C認定講師は、本講座は3回受講するのが理想だ、とおっしゃいます。僕もそう思います。(僕は今回3回目です)
なんというか、ずっとらせん階段を上るように成長させてもらいました。
ティシュプルを頑張る時期がありました。
できてきたぞ!というころ、大三広・セットアップの未熟さに気づきます。
またできてきた!と思ったころ、ナノの加減で悩みが出ます。
ナノで気付きが降りてきた!とおもったら、
あれ、まだティッシュプルが未熟だったじゃん、と気づきます。
よしまたできてきた今度こそ、と思ったら、また大三広とセットアップの不備が立ちはだかりました。
と思ったらナノ・・
できたと思ったらティシュプル・・いったいどれだけ同じところをぐるぐる回るのか・・・
いやまてよ・・
1段上がったからこそ、その先の課題が見えてきたんじゃないか?ぐるぐる回っているようで、ちゃんと進化はしている → らせん階段みたいね!というわけです。
誰でも、多少なりとも、らせん階段を上ると思います。もちろん、テキストや動画での復習もしっかりやればちゃんと上っては行けると思います!
でも、やっぱり講師の先生や、仲間の先生方との熱い「場の空気」に触れると、不思議な元気と推進力をもらえるのです。
なんでも、これからは技術力が今以上に重要になってくる時代がやってくるという話を聞きました。
40歳を過ぎた今、『そんなにのんびりはしていられないな..』と思います。できるだけ早く高いところまで飛んで、あとは風の力を利用して悠々と飛べたらいいなあ。
新幹線ホームの立ち食いきしめんもおいしいしね!
(おしまい)
再受講に通わないといけないきになりました!
あちこちの講座に参加するのもいいです!
そして、ティッシュプル、大三広、体で操作、すき間均一、ナノ、はやがて、ひとつなぎの秘宝だと気付きました。
すなわち、抵抗されない・許される存在になれ、ということではないかな、と。
毎回まいかい感動の雨、あられ。ありがとうございます!先行く先輩の詳しい道案内は、いつも少し先を明るく照らしてもらっているようです。
何があるのか?何を注意しておけばいいのか?って、とっても心強いものです。僕もそんなアドバイスができるように、照らしてもらった道を噛み締めて行きたいと思いますっ!
「 基本こそ、すべて。 」
だからこそわからなくなったときこそ、初心に帰る。初心忘るべからず、ですね^^
ありがとうございます。
基本と牛に注目してがんばっていきましょう!
きょう最初のお客様、
ザ・牛(ホルスタインだったかな?) いらっしゃいました(笑)
カポンと上腕落ちてくれて、良かったです^^
投稿、ナイスです!
いつも面白くて一気に読めるこの文章力!表現力!羨ましいです。
いつもいつも楽しく大変学びの多いシェアをありがとうございます!
らせん階段、なるほど・・なるほど・・・と思います!
ちなみにC認定講師はペガサスなので、ホントに羽が生えてるんで、飛んで行ける方なんですよ〜
ありがたく読ませていただきました。
今、3回目読みました。噛めば噛むど。あ、いいえ、、、読めば読むほど味わい深く読まされます。早く再受講に行ける様に頑張らねば。
先生、いつも大変ありがとうございます。私自身も、先生の投稿で大変勉強になっております。
【3回学ぶ!】本当にそのように感じております。
私も基本を忘れることなく、真摯にP整体に向き合います。本当にありがとうございます。大感謝!!
ありがとうございます!
技術は、螺旋階段を登るようなもの
正しく言い当てて妙ですね。どんな技術もそうですが、一朝一夕に上達するなんてことはありません。
技術者としての上達マインドで大事なのは【コツコツが、勝つコツ】ですね。
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この記事は、講座生の報告を記録したものです。文責:片平悦子
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