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整体院にお越しのお客様は、痛みに敏感? or 鈍感?そのメリットとデメリット

痛みに敏感な方と鈍感な方

整体院に来院されるお客様は、「痛みに敏感な方と鈍感な方」がおられると思いませんか?

これは施術者向けの内容ですが、一般の方にもわかりやすく書いていこうと思います。

 筋膜リリースの施術をしていて、固く凝り固まっている所に手技を加えた時、痛がる方がおられる一方で、全く痛がられない方がおられます?

あなたの整体院はどうですか?「いるいる!」そんな声が聞こえます。

ここで疑問が出てきます。触ってみて凝り固まっているところは、筋肉なのか、筋膜なのかわからないけど硬いところありますよね。 

パーフェクト整体では、筋肉は悪くないという前提で施術しています。

ですから、硬いところは筋肉ではなく、筋膜が癒着して固くなっていると考えますので硬いところ=筋膜と考えます。

 では硬い所=痛い所でしょうか?必ず共通する部分とは言い切れないのですが、自分の考えでは、硬く凝り固まっている所に痛みがある。 

実際そのようなことが多いのでそのように考えています。

整体院に来院されるお客様は、なぜ?痛みの訴えに差があるのか?

 一言で言ってしまえば個人差なのですが、チョット専門的に説明します。

 痛みを感じるラインを痛みの閾値(いきち)と言います。

 どういうことかというと、ある一定のラインを超えると、痛みとして感じるという事です。

 もう少しわかりやすく説明すると、コップに水を足していきます。そうするとどうなりますか?

 溢れますよね?コップのフチが痛みを感じるライン。水が疲労、と言えばなんとなく理解できますかね?

そして、コップのフチから水があふれると、痛みとして感じます。 

疲労が溜まると筋膜の癒着がおこり、神経を刺激して痛みとして現れます。

人間の身体は仕事、生活習慣、スポーツなどで疲労が貯まります。

ただ、人間は自己治癒能力といって自分の身体で治そうという力を持っています。

なので、疲労がたまってもある程度は回復します。コップの水に置き換えると、自己治癒能力でコップの水は減ります。

人間の体では疲労が回復すると言う事です。

この、疲労の貯まり具合、回復度合いは正に個人差があります。

 さて、冒頭での痛みに敏感な方と鈍感な方を、先程のコップで例えると、敏感な方は浅いコップなので水がすぐに溢れますので、すぐに痛みを訴えられます。

逆に鈍感な方は深いコップなので、水が溢れにくいので痛みが出にくいです。

痛みに敏感VS鈍感、どっちが良いのでしょうか?

自分はどっちもどっちと考えています。

痛みに敏感だと常に、痛い痛いと感じ非常にストレスになります。悪いことのように思いますが、悪化する前に気づけ、対策できることがメリットです。

 鈍感な人の場合は一見よさそうですが、 痛みを感じにくい分、痛みが出た時に、重症になってしまっていると言おうデメリットがあります。

 これは約20年間、自分が施術してきて感じた事です。

まとめ

今回は、痛みの閾値について書きました。 

痛みに敏感な人も鈍感な人も、メリットとデメリット両方あるので、整体師さんがお客様の特徴を見極め、アドバイスしてあげたいものです。

 

この記事を書いたのは、パーフェクト整体®️認定講師・吉田大道です。

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