初来院の40代半ばの女性の主訴は、右肩のこりがひどくなって、痛みがあることと、右の腰痛。
主訴は右肩のこりと右腰痛
とにかく、右肩がつらいので何とかしてほしいとのこと。でも、何やらカルテには、過去に右足と右手を傷めたことがあると書いてあります。
ちょっと、右足と右手について気になったので「右足と右手はどうされたんですか?」とお聞きすると、、、
「あー右足はもう10年以上前に100キロくらいの丸太が足の上に落ちてきて、傷めたんです。2〜3件整形外科に行って診てもらったけど、骨は大丈夫と言われてシップもらったくらいなんです。何軒も整骨院も行ったんですけど一向に状態は変わらない。でも、歩くと痛いし、長距離歩いた次に日とかは腫れるんですよねー」
「手は、8年くらい前に、手が滑って急須を落とした時に、神経までざっくり切ってから痛いんです。一応病院で神経はつないでもらいました。」とのこと。
右肩と右手を過去に傷めていて、右肩と右腰が痛いとなると…本当の原因は、こちらにありそうな雰囲気がしますよね。
でも本人は「もうどこに行ってもよくならないし… 病院の先生は、どこも悪くないって言われるし… 諦めてるんです…」と言って、手足のことは、放っておいてほしい感じでした。
触診で見えてきたこと
それに対して、私が触診しながら検査させていただいくと、距腿関節と距踵関節、舟状骨がカチカチ。
そこで、「良くなると思いますよ。諦めなくてもいいと思います」といいましたが、お客様は全然信じていませんでした。
「では、まあー、何とかなるならやってみてください」と言っていただけたので、頑張ることにしました。
施術経過
初回は、肩と腰も診つつ、足の施術も行いました。
2回目で肩と腰痛もとれて
3回目の施術が終了した頃には、「出張で長時間歩いんです。しかし山道ですよー。でも全然痛くなかったです。すごくうれしかったです」ですって。
本当の原因をしっかり治しておくと、肩痛・腰痛もぶりかえしにくくなります。
まとめ
パーフェクト整体を習うまでの私は、手先・足先の施術が苦手だったので、こうはならなかったと思います。
そして、こういう経験をすると、足の大切さを再認識しますよねー。
下肢の施術がきっちりできるようになると、どんな古傷だってどんとこいです。あなたも、パーフェクト整体で、そんな自信を手に入れてみませんか?
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この記事は、旧認定講師の記事を転記したものです。文責:片平悦子
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