【整体首肩痛】すぐ元に戻ってしまう首・肩こり/ 喋るだけで痛い首の痛み / 上腕骨大結節の痛みの施術ポイント
今回は、柔道整復師さん(東京都・50代)からの質問に答えたいと思います。2人の患者さんの症状解決の質問がきていたので、まとめてお届けします。
目次
鉄板のようにガチガチで、すぐ戻ってしまう首肩こり
Q1:〜〜〜
1人目は首肩が鉄板のようにガチガチです。常に頭痛を訴えられていて、首の前屈以外の可動域も通常よりは、狭くなってしまっています。一週間に一度位のペースで来られるのですが、またすぐに元に戻ってしまいます。
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この方の施術ポイントは2つです。
ポイント1:第1〜第3胸椎を緩める
このような症状の時は、第1〜第3胸椎が前傾して硬くなっているはずです。その前傾して硬くなっている胸椎の椎間関節を、正しい位置まで誘導して緩めると楽になると思います。
このような症状の時に、ズレた位置のまま、揉んだり押したりしてほぐしても、すぐに苦痛が戻ってしまいます。
大事なのはズレて動けない胸椎を正しい位置に誘導して、その正しい位置で隣接する椎間関節の動きをつけることです。うまくできると、首を後ろまで倒せるようになります。(うがいで上を向いても痛くありません)
ポイント2:肩甲胸郭関節を緩めること
首・肩が凝る場合は、必ず肩甲骨が胸郭にへばりついて動かなくなっています。
そこで、肩甲胸郭関節を頑張って緩めてください。このお客様は胸椎と肩甲胸郭関節、この2つが上手に操作できたら、頭痛が8割くらいは消えます。運が良ければすっかり消えます。本人が気づいていない、目のショボショボも消えます。
また、慢性的な頭痛は、脳脊髄液の生成・循環のトラブルが原因のことが多いです。
なので、脳脊髄液の生成・循環を最適化するモゾモゾ体操を毎日、朝と晩に継続すると、通常は3ヶ月ほどで寛解します。試してみる価値があると思います。(最後にモゾモゾ体操を学べるオンライン講座を貼り付けておきます)
喋るだけで首が痛い、上腕骨の大結節にも痛みがある
Q2:〜〜〜
2人目の方は、首の痛みもあり、ひどいときは喋るだけで痛い。触ると痛い。何もしなくても痛い。と仰るので病院受診を勧めたのですが、病院ではもうできないと言われて当院に来院されたとの事でした。
上腕骨の大結節の痛みは、外転+内旋時に強く出ているようです。痛いときは触ると痛いと仰るのですが、痛くないときは触っても動かしても全然大丈夫なんです。どうしたらいいのか悩んでしまいます。以上です。よろしくお願いします。
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この方の施術ポイントは肩甲上腕関節です。
施術ポイント:肩甲上腕関節
肩甲上腕関節が正常な位置からズレていると、質問のような症状が出ます。肩甲骨の関節窩に対して上腕骨の骨頭がズレると..
⚫︎首の横から耳まで痛い
⚫︎さらには同側の奥歯まで痛い
という症状が出るという特徴があります。
この方は、そのタイプだと思いますので、肩甲胸郭関節を緩めたら、肩甲上腕関節がポイントだと思って、正常な位置で動きがつくように操作しましょう。
お客様を直接拝見していないので、絶対とは言えませんが、おそらく上腕骨骨頭が、腋窩の方に落ちています。それをヒントに、検査してみて下さい。
まとめ
今回は、首肩こりで困っているという質問に、お答えしました。この柔道整復師さんは、普段どのような技術をお使いなのでしょうか?
パーフェクト整体だと、正しい位置に戻して、正しく動くようにすれば解決しますので、技術的に不安ならぜひパーフェクト整体を学んでいただきたいと思います。
また、モゾモゾ体操でお客様の頭痛を治したいなら、こちらの「脳脊髄液・基礎のキ」オンライン講座がおすすめです。
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この記事を書いたのは、パーフェクト整体創始者・片平悦子です。
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