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肩こり、肩が上がりにくい、寝違えなど、首肩の痛みの原因は座り方にある?

今回は、すぐ元に戻る肩こりを改善するための座り方、肩が上がりづらいときの施術、寝違いのお客さんへの施術をお伝えします。

あなたは、肩こりのお客さんに座り方の説明をしていますか

肩こりで困ってる人、たくさんいますよね。特にデスクワークで運動する時間もない方が、あなたのサロンのお客さんとして来られる上位の症状ではないでしょうか?

よくない姿勢で真っ先に上がるのが「猫背」。頭が前に垂れ下がり、頭は体重の七分の一もあるボーリング玉。そりゃ〜それを支える肩周りの筋肉も、凝り固まります。これを治さない限り、あなたがいくら心を込めて施術をしたところでまたすぐ元にもどります。肩こりの出所をはっきりとお客さんに示さなければなりません。つまり《あなた自身が肩こりを作っているんですよ》と。かといって、ただ姿勢治せの一点張りじゃ誰だって怒ります。具体的にどうすんだよ!?ってね。

1:まずは椅子の高さ

基本も基本の大原則、膝90度直角にして座って上腓骨の高さがその人の椅子の高さです。これより低いと筋力で良い姿勢を作っても、時間が経つにつれ、必ず腰が丸まってきます。

2:面で座る

いい姿勢で座っていると思っている人でも、良くて坐骨の「点」で座っています。(悪い人は仙骨で座ってます)

なので、正しくは坐骨と恥骨の間の「恥骨下枝」の「面」で座ること。この時、尾骨はかならず床から浮いている(←超重要)でしょう。そして面で座れば、腰がローリングすることがなくなり、(足組みする人はまずできてません)変に歪んでいきません。

3:座る深さを調整すること

座った時に、両かかとにも体重が乗る位置に少し浅く座ることです。そうすれば腰に負担が集中せずに良い座り姿勢を保てます。

4:同じ姿勢を取り続けないこと

いくら正しい姿勢といっても、取り続ければ疲れるし、疲れれば崩れます。何事も頑張りすぎないこと!そうする生活習慣が身に付くことでようやく脊柱の整理湾曲が保て自然と肩こりは消えていくんです。

ただし!骨格の歪みが、自力では戻れない状態にまでいってしまっている人、これは、他力で調整する必要があります。はい、私たちの出番です(笑

肩が上がりづらいお客さんにやってみてほしい施術法

お次は、「肩が上がりづらいときの施術について」いってみましょう!

ところであなたは腕が上がる通常の可動域はご存じですか?「そんなの知ってるよ!」との声が聞こえてきそうですが、耳にピッタリつくまで上がるのが正常と言えます。でもお客さんは意外と正解を知らない方がいらっしゃって、それをビフォーアフターで変化をつけてあげられたらなんかいい感じで施術が終われそうじゃないですか?ということで、数手をご紹介いたしましょう!

その前に、反対に、肩が挙がらない状態、あなたは作れますか?言うとおりにやってみてください。

肩をぐっーと下げて、はい、その状態からあげてみてください。あがりましたか?たぶん、あがりませんよね?

じゃ、反対に上げてみましょう?反対の手で肘を下から抱えて脇を締めて、なるべく腕を上体に付けて、あげる方の腕の力は抜いて、ぐぐっっーーーと、上げてみてください。五つ数えてはい、上げてみて!どうですか?なんか、「あ、軽っ!」ってなったら成功!

ではもう一つ、今度は手の甲を上にして、真横から腕を上げていってください。はい、これも途中限界がきますよね?笑

では今度は親指を上に向けて同じように上げていってください。まあ普通にあがりますわね?と、いうことで手法、反対の手であげる腕の肘の外と内をグッと握って(←ここ重要)外回しにぐーーっと捻ってください。

そして同じように五つ数えて、はい、上げてみて!おおおーーー!!このシリーズのお約束、その場しのぎの手法なんですが、もし、これでお客さんに変化が見られるなら治療の方向は示していますよね?

特に肘を調整して、腕の上がりを改善する点は中々の玄人 笑(すでにやってる先生は流石)そしてある程度重症な方は、この動作で起きる骨格なり結合組織なり調整していけばいい。

寝違え、右を向いた時に左右どちらの首が痛みますか

お次は、寝違えについてです!

寝違えとは、言うなれば、首のギックリ腰みたいな感じです。後ろから声をかけられようものなら、上半身丸ごと振り向かなければ対応できない有様。しかも、、、良くなった一週間後に何をどうしたわけでもないのにまた不意にピキッと。

まず、右を向いた時に痛いとして、

右を向いて右の首が痛い時🟰骨格に問題がある

あなたはお客さんの後ろについて、お客さんの右手を肘を持って外転、外旋させます。そこでお客さんに右を向いてもらいます。この方法は痛みがある時だけでなくなんかこっちに向きにくいという時にも使えます。

痛みに変化がでなかったら、上げた腕の角度を色々ためしてみて、痛みが消える角度が見つかったら、その角度でこれまでの動作を数回繰り返します。

右を向いて左の首が痛い時🟰筋膜に問題がある

左の肩を掴みます。上に軽く持ち上げて、お客さんに、右を向いてもらうと同時に左に引いてください。これも数回繰り返します。

大体こんな感じです。とはいえ、これは対処法であって、根本的に改善するにはもっと深掘りする必要があります。

なぜなら、そもそも寝違えになるのは構造的にマズイ状態なんだということ。ただ痛みを取ればいいというのでは、再発を繰り返すことになるからです。

じゃあ反対にマズくない状態とは、もちろん、構造的に正しい状態で、柔軟性がある肩首周り。例えば、小さい子供なんかはどんなに寝相が悪くても、そう寝違えを起こしませんよね?似たような事例で、枕が合わないって何十個も持ってる人いますよね?それはもちろん枕が悪いんじゃなくて、そもそも首の状態が悪いからということです。そういったことをお客さんに伝えることが実は一番重要で、そのためにもっと学びたいなと思ったら、例によって、当協会の本講座がピッタリです(^o^)/ 興味がある方は、まずはメルマガ登録をしてみてください。

まとめ

今回は、

①肩こりを改善するための座り方

②肩が上がりづらいお客さんの施術法

③寝違えの施術法

ついて具体的にご説明しました。とはいえ、これは対処法であって、根本的に改善するにはもっと深掘りする必要があります。そのためにもっと学びたいなと思ったら、パーフェクト整体の本講座がピッタリです(^o^)/ 興味がある方は、まずはメルマガ登録をしてみてください。

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この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師の長井克夫です。

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