【整体 技術】整体の施術効果は 【股関節】で決まる!
整体の技術を学ぶとき、多くの人が「手の使い方」や「力加減」ばかりに目が行きがちです。でも、実は技術の “ 質 ” を左右するのは、股関節の使い方です。
私自身、臨床の中で自然に身につけたので気づかなかったのですが、ある時、これこそが施術の効果を大きく変える鍵だと気づかされました。
目次
テキスト通りなのに「できない」のはなぜ?
パーフェクト整体のテキストは、「これでできないなんてありえない!」と思えるほど、丁寧に手順を解説しています。でも、それでも「なんだかうまくいかない」と感じる方がおられるのも事実。
それは、【体の使い方】に意識が向いていないからかもしれません。
手技を行うとき、ただ腕や指を動かすだけでは足りません。プロの施術家は、座っていても、立っていても、、「体幹」や「重心移動」を使って施術しています。
体の使い方とは、具体的にどういうこと?
よく「丹田からパワーを指先へ伝える」と言いますが、それを実現するにはテコの原理と体重移動が必要です。
では、体重はどこからどこへ動かすのでしょうか?
雪かきでイメージしてみましょう
スコップで雪をすくって、道路脇に投げるとき、身体のどこを使っていますか?
私は雪かきで肋骨が痛くなったことがあり、「ああ、ここを使ってるんだな」と実感したことがあります。雪かきでさえも、腹筋や腰、身体全体を使って動かしているんです。
でも、それらをうまく連携させるために、もっとも大事なのが【股関節】なのです。
ゴルフやフラダンスにも共通する動き
たとえばゴルフ。右利きの人がスイングするとき、初心者は右脚の外側(大転子)から左脚の外側に体重を移してしまいがち。でもそれだと軸がぶれて、クラブはボールに当たりません。
上手な人はもっとコンパクトでシャープにスイングします。このとき、人は、股関節(大腿骨の骨頭)の間で体重移動しています。
フラダンスも同じ。外側(大転子)で体重を移すと腰がクネクネ動いてしまい、優雅さが半減します。しなやかで力強いダンスには、大腿骨の骨頭間での重心移動が大事なのです。
つまり、答えは「股関節」
整体をするときの力強くて安定した動きのカギは、股関節の骨頭間での重心移動です。大転子(脚の外側)での移動では、力が逃げてしまいます。
あなたも実際に、立ち上がって試してみてください。
- 大転子間で体重移動して歩く
- 骨頭間で体重移動して歩く
この2つを比べてみると、腰の安定感や重心の通り方がまったく違うのを体感できるはずです。
まとめ:明日からの施術で意識しよう!
整体技術に伸び悩んでいるなら、まずは股関節(大腿骨骨頭)を意識することから始めましょう。
無駄な力が抜けて、股関節の体重移動で、施術の効果が格段にアップします!
▶︎ パーフェクト整体に興味がある方へ
パーフェクト整体は、【ミリ単位・頭〜足まで・カスタム施術】で、全身のあらゆる症状の改善に対応できるので、目の前の患者さんを助けたい施術家の武器になる手法です。
気になる方は無料のメルマガに登録すると、15本の特典動画で、パーフェクト整体の概要がわかります。
↓
メルマガ登録はこちらをクリック
この記事は、パーフェクト整体創始者 片平悦子が書きました。
——————————————-
〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合2丁目5−3 辻村マンション301
一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会(略称:JPSA)
TEL:04-8679-6762
公式サイト:https://perfectseitai.org
営業時間:10:00 ~ 17:00
——————————————-
こんな記事もお役に立てると思います!