森鎌 丈雄

(兵庫県/立花カイロプラクティック)

初めましてこんにちは。兵庫県でひとり整体院をしている森鎌と申します。
今回、ご縁あって認定講師の話を頂けたので、私がパーフェクト整体で学んだことを、これから少しでも皆様にお伝えして行けたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

あなたはパーフェクト整体使っていますか?

このメルマガを読まれている方は、少なからずパーフェクト整体に興味があったり、実際に日々の施術の中でパーフェクト整体を使っている方が多いのではないでしょうか。
どうですか?上手くできていますか?というより、めちゃめちゃ難しくないですか?笑
私はパーフェクト整体を習いだしてから5年くらい経つのですが、「何かこんな感じかな」ってわかりかけたのが、本当につい最近でした。5年もやって、そんなふわっとした印象しか出てこないって、けっこう物覚え悪い人みたいになりますが、パーフェクト整体をしている人に聞いたら、けっこうあるあるだったりします。
そんな難易度やや高めの手技ではあるのですが、私自身この世界で生きていく上では、パーフェクト整体こそ自分のやりたい事を体現するのに『まさにこれ!』って思ってしまったので、これからも学び続けて行きたいと思っています。
そして同時に、こんなに素晴らしいものなら、もっと世に広がればきっと楽しいだろうなと思います。
色んな手技療法があって、これがベストって言い切ることは誰にも出来ないかもしれないですが、少なくともP整体は人体の構造的な問題による症状に対して、かなり有効性の高い療法ではあると思います。
少し前置きが長くなってしまいましたが、まず私が今に至るまでをお話したいと思います。

略歴

2004 大阪のカイロプラクティックの専門学校に入学
2006 大阪のリラクゼーション系の整体院に就職
2008 兵庫県尼崎市で独立開業
2012 東京のプレセミナー参加(本講座3期)
2018 大阪の認定講師の元で本講座を習う
2019 本講座を再受講
2020 東京で真・パーフェクト整体受講

私がこの治療院業界で生きて行こうと思ったのは、もともとは自身の腰痛が原因でした。昔から姿勢が悪く20歳から腰痛やぎっくり腰を繰り返していました。大学卒業後に勤めた会社も、腰痛が悪化して通勤が不可能な状態になったりして退職することになり、ずいぶんと人生を振り回されたものです。
ただそんな中で思ったのは、人は少なからず使命を持って生まれてくるのかなと。だって、あの時の経験がなければ今はなかった訳ですしね。

2004年 大阪のカイロプラクティックの専門学校に入学

まあそんなこんなで会社を辞めた私は、2004年当時大阪にあった2年生のカイロプラクティックの専門学校に入学しました。
入学当初は確か「すんごい治療家になって活躍してやる!」って息まいて、若干から回っていたように思います。
そして今思えばずいぶん浅はかな話ですが、当時は専門学校に入ったら勝手に技術が身について卒業後1~2年は修行の期間はあるけど、すぐに独立開業してやっていけるんだろうなと甘い事を考えていました。
専門学校での2年間はあっという間で、習ったことはというと最低限の基礎医学とマッサージでした。カイロプラクティックのテクニックも一応習ったのですが骨をボキボキと鳴らす事が目的みたいな感じで、自分が入学前にイメージしていた歪みを整えるという感じではありませんでした。

2006年 大阪のリラクゼーション系の整体院に就職

卒業後は、その学校を卒業した方がされている整体院に就職しましたが、内容はやはりマッサージが中心で最後に腰と背骨と首の骨をボキボキと鳴らして終わるものでした。
受けられている方からしたら、マッサージで気持ち良くなっているし、骨を鳴らされたし何か歪みが治ったのかなと思って帰っていましたが、正直なところ…治しているという感覚はありません。だけど自分が知っている事はそれが全てだったので、来る日も来る日もマッサージと無意味に骨をボキボキといわせ続けました。

2008年兵庫県尼崎市で開業

開業することは専門学校に入った時から決めていたので、独り立ちできるという自信があったわけではないのですが、ほぼ勢いだけで開業しました。
お店のスタイルも、勤めていた整体院のやり方をとりいれて、60分5000円で45分マッサージして最後の15分骨をボキボキするような感じでした。施術内容は治療というよりも癒しに近い物でしたが、運よく固定客もすぐについて経営的に行き詰るという事はありませんでした。
ただ、うすうす自分でも感じていましたが、これは絶対に自分がやりたかった事ではないなと心の中では思っていました。なぜなら自分がやっている矯正には何の意味も意図もなく、ただボキッと鳴らしていかにも治していますよという演出をしているだけだからです。
だから、自分の中での突破口はマッサージをしっかりすることのほうが、腰痛や肩こりの改善に効果をもたらしていると思っていましたが、でもそれが逆に自分はマッサージ屋になりたかった訳ではないというジレンマを生んでいました。
そんなもやもやした気持ちのまま、開業後3年が経ちました。相変わらず来る日も来る日もマッサージ整体をしていました。
相変わらず治療の技術はからっきしでしたが、口だけはうまくなり言っていることだけはいっぱしの治療家きどりでした。
本当に、自分のダメさに今でも思い出すと情けなくなるのですが、重症な症状で悩む人が来ても迷いなく「大丈夫、何とかなります。一緒に頑張っていきましょう!」と目を見て言うのです。それで、治せるのなら問題はないのですが、はっきり言ってそんな甘いものではありません。
自業自得ではあるのですが、経営が安定するのに比例して心は疲弊していきました。思い描いていた治療家ではなく、治療家のふりをしたほぐし屋の自分。治せない技術、だけど達者な口。

2012年 東京のプレセミナー参加(本講座3期)

そんな時、ひとつの知らせが舞い込んできました。今となってはどういう経緯でそれを知ったのか忘れてしまいましたが、片平先生のパーフェクト整体の本講座のプレセミナー開催のさそい。色々ともやもやとしていたので、すぐに参加しました。そして、内容は思った通り当時の自分に必要な治療に対する考え方でした。そこには治すための原理・原則があり、確かにこの技術を身に着けたらすごいだろうなと思いました。
でも、この時結局本講座に参加はしませんでした。
多分当時は、頭では納得しても半信半疑だったんでしょうね。だから、理論はすごいまともな事言ってるけど、ほんとに治るのかな?東京開催かー、大阪から交通費往復3万は痛いなあ。もうちょっと様子見て、参加者の反応やクチコミを確認してからにしよう。なんて… 行かないもっともらしい理由を次から次へと自分の中で作っていました。
だけど、そのプレセミナーの内容はやっぱり私の心に響くものがあったため、その後もずっと心の中で引っかかっていました。

2018年 大阪の認定講師の元で本講座を習う

プレセミナー参加から6年、熟考に熟考を重ねついに本講座を受講しました。心に響くものがあった割には6年は熟考しすぎですが、とにかく重い腰がようやく。
そして、本当にこういう事を書くとやらせみたいな作り話に聞こえてしまうようで嫌なんですが、内容はめちゃめちゃ良くてどうして6年もグズグズしてたんだ?!と後悔せずにはいられませんでした。
でも、内容は難しい。だけど、治せる。でもやっぱり難しい。

2019年 本講座を再受講

もう迷いません。翌年も再受講しました。あれだけ悩んだのは本当に何だったのか。でも、内容はやっぱり難しい。でも、確かに治せる。
技術の習得は簡単ではありませんが、内容は確かなものだったので、いつの間にかもやもやとした気持ちは消えていました。というか毎日の施術が楽しくて、もやもやしている場合ではない感じです。
またパーフェクト整体を初めて、技術が向上しただけでなく、施術自体も今までほぐし中心だったのが、今では関節に対してのアプローチが中心で、必要に応じて筋膜を調整するという感じに。マッサージのような事は一切しなくなりました。いつの間にか、いつか自分が思い描いていた形に近づきつつありました。

2020年 東京でリニューアルしたパーフェクト整体を受講

そして、もうこうなったらとことんまで学ぼうと思い、新しくなった講座も受講しました。それでもまだまだ出来ない事もありますが、今進んでいるこの道は間違いではないと断言することができます。だって毎日の施術がこんなに楽しいのだから。
ずいぶんとここまで長い話になってしまいましたが、もしあなたも私のように受講を迷われたりしているようなら、6年熟考した私が言うのだから間違いありません。
迷ってないですぐ来てください。一緒に学びましょう!

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