【整体膝痛】膝周りがブヨブヨした感じ、パーフェクト整体の施術法(症例つき)
今回は、症例報告として、膝関節について書いていこうと思います。
来院されたのは60代の女性。全身にあちこち痛みを訴えていましたが、特に気になる部位は膝でした。
転んで膝をぶつけてから、1年経っても痛みが残る
令和5年7月に転倒、両膝をぶつけて負傷。それ以降右膝の痛みが続いているとのことです。
患者さんの話では、『転倒した際に膝が腫れてきた』とのこと。
整形外科を受診した結果、骨には異常がなく水も抜かれなかったとのこと。痛み止めの投薬と湿布で、処置は終了しました。
しかし翌日には、皮下出血が下腿に現れ、3日目には足首まで広がりました。膝の違和感は3日目頃から出始め、もともと正座はできなかったものの、立膝など膝をつくと痛みが残る状態が、今まで続いていました。
要は、1年も違和感を抱えたまま、過ごされていたということです。長期間の違和感により、後遺症で治らないのではないかと、諦めていたとのことでした。
・触診
患者さんが感じるのと同様に、膝周りがブヨブヨしていました。患者さん曰く、「保冷剤の解凍後みたいな感じ」とのことでした。上手い表現ですよね。
・弾発検査
軽い力で関節の弾力を左右で確認、確かに右膝が硬くて動かない感じでした。
・動作検査
非荷重の状態で屈伸を確認しましたが、そこそこ曲がるものの、引っかかる感じがありました。
さて、検査はここまでです。一番問題となっている点は、「膝が腫れて、その後にブヨブヨした感じが残っている状態」
膝周りがブヨブヨした感じ、関節包と靭帯が癒着が原因?
・膝の変形?
・靭帯の癒着?
・関節包の癒着?
私の見立てでは、関節包と靭帯が癒着しているのではないかと考えました。
腫れと皮下出血が出たということは、関節付近に出血があったということです。出血があると高確率で癒着が起きます。その結果、保冷剤が溶けた後のような、ブヨブヨした感じが残ります。
ブヨブヨの正体は何でしょうか?パーフェクト整体ではこの現象を「ダマダマ感」と呼んでいます。ダマダマ感とは、靭帯や関節包がカーテンのシワのように折れ曲がり、ぐちゃぐちゃになっている状態を指します。
この考えをもとに、関節包と靭帯の調整操作を行いました。やることは至って簡単です。
1mm関節を空けて、動きやすい方動きにくい方を探し、動きやすい方で少し待ってから動きにくい方へ操作しました。
その結果、5回目の来院時には『膝の違和感が消えて、ブヨブヨもなくなったんです!そして、今まで痛くて触りもしなかった膝を、触れるようになったんです!立膝もおかげさまで、痛みもなく出来るようになりました!』と笑顔でお言葉をいただきました。
まとめ
今回は、膝関節の症例報告をさせていただきました。患者さんからの感謝の言葉と笑顔は、本当に治療家冥利につきます。
いかがですか?痛いところに手が届くパーフェクト整体、皆さんも学んでみませんか?
この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師・吉田 大道です。
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