「O脚って治りますか?」と質問されて対応できるための、O脚の原因と施術法(症例つき)
O脚で悩む方は意外と多いです。
O脚の治し方は、ストレッチや内転筋の筋トレ、インソール等、色々な方法が飛び交っていますが、なかなか改善しないせいか、諦めている人が多いのが現状です。
O脚の原因と施術法について、今回は症例を交えてお伝えします。
床屋さんをやっているというお客様が、「このO脚治りますか?」「立ち仕事で足が疲れて、かなりキツイんです」とご来店されました。
この方は、スボンを履いていても、O脚とわかる歪みの強いタイプで、しかも凄いガチガチで、ビックリです。
お客様の症状としては、足の疲れ・重だるさが酷くご紹介でご来店されました。
「これは…両足か?この歪みだと…簡単に施術しても効かないとだろうし労力的にも時間的にも大変だ。」と思いましたが、本当に治したいと遠方から高速道路を使って2時間かけて来てくれているので、気持ちを切り替えて施術を開始しました。
症例:O脚による足の疲れ・重だるさ
お客様データ
・40歳代 ・男性 ・床屋さん ・子供の頃からO脚
体の状態の把握
・最大10cm位の隙間がある
・膝を触るとガチガチで膝・足首の関節に遊び少ない
・右股関節は可動域制限がかなり強い
・捻挫癖があり、ゴルフシューズが外踝にあたる
・立ち仕事なので足が疲れて重だるい、キツイ
0脚の原因
O脚の原因として問診と触診から推察できること
⚫︎捻挫を繰り返し、脛骨の軸が外側にズレ、そのズレを膝関節がカバーしているのではないか?
⚫︎股関節の可動域制限がある右側の膝の方が左側より悪いと思われる。
施術の仮説
⚫︎症状が股関節まで及んでいるので、骨盤を調整して股関節が変わるかどうかを判断し、膝の施術を試みる。
⚫︎足の捻挫は古傷なので、毎回施術して膝関節の負担がなくなるように調整し経過観察する。
施術:主な施術箇所
・骨盤・股関節・膝・下腿骨間膜・腓骨・足首
の施術を順に行い、3回目ご来店時には、仕事中の足の疲れ・重だるさがかなり楽になったと喜んで報告してくれました。
その変化の具合を写真でお見せします。
足の隙間が、最大10cm⇒3~4cm位になるまで、セルフケア&歩き方・立ち方の指導をプラスして5ヶ月程かかっています。
子供の頃から0脚だったので歴史は古く、両膝がつくまでいくには厳しいと思いますが、ゴルフシューズに外踝が当たらなくなり、見た目も変わりました。
「仕事中に足の疲れ重だるさを感じなくなった」と大変喜ばれました。
まとめ
O脚に悩むお客様は、この症例のように、膝だけが原因ということは少ないです。
今回のお客様は、足首の捻挫が根本原因でした。
そのせいで、少しずつ膝関節や股関節・骨盤に無理をかけていたとわかりました。
そこで、それらを順番にパーフェクト整体で施術をし、改善に導いた症例を紹介しました。
パーフェクト整体は、筋膜(腱)靭帯・関節包のどこがどうなっているのかを正確に捉え、さらに関節がずれている場合は、当該関節を正しい位置に導きます。
全身を高いレベルで調整できるため、難易度の高いO脚にも対応できます。
この記事を書いたのは、パーフェクト整体認定講師:小林俊彦です。
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